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     イギリス列車の旅 4  ハッダースフィールドさようなら グラスゴーへ

2015-08-21 07:00:00 | イギリス列車の旅


8月18日

おじいさんへ宿代を支払った頃、彼女が車で迎えに来た。

「もう一度娘の指導教官に会うので、ここで待っていて下さい」

校庭の隅の駐車場に私を残して出て行った。

彼女が戻って来て、大学の研究室に戻りコーヒーを飲みながら私の次の計画を聞いた。

「エディンバラの国際フェスティバルを見たいが、

混雑すると思うのでグラスゴーへ行くことにします」

彼女はガイドブックをめくりながらグラスゴーの宿を見つけた。

「有りましたよ、予約をしましょうか」

私が頷くと直ぐに電話をしてB&Bが決まった。

「Great Thomson Hotel  140 Elderslie street」

ハッダスフィールド駅まで一緒に歩いて行きましょう。

4日間もハッダースフィールドに滞在したのに街を歩くのは初めてだ。

彼女に随分お世話になったので、何か記念品を贈りたかった。

イヤリングが欲しいようで、気に入ったものを選んで貰った。

出発時間は11時48分、定刻に列車はやって来た。

別れることは本当に寂しいことだ。

列車のドアが閉まり、手を振ると彼女も寂しそうな表情をした。

写真を見るとヨークシャーディルの旅と彼女のことを思い出す。

列車は草原を走り抜け、ヨークに予定通り12時43分に着いた。

エディンバラ、グラスゴー方面行きの、列車が30分も遅れて到着した。

エディンバラに着くと、予想通りに殆どの乗客が降りていった。

エディンバラの国際フェスティバルを楽しむ人達だろう。

グラスゴーまでの車内は殆ど空席になった。

線路の両側の丘に多くの羊の群れと、ゴルフを楽しんでいる人が見えた。

余生はこんな所でのんびりゴルフを楽しむのも良さそうだ。

一時間遅れて(17:30)グラスゴーに着いた。

駅前広場

彼女の書いた宿の住所をタクシーの運転手に渡すとすぐに走り出し

大きな川、クライド川(River Clyde)を通り過ぎB&Bを見つけてくれた。


今夜は1人でパブに行き、フィッシュ&チップにタルタルソースを

たっぷり付けて、ギネスビールを思いっきり飲んだ。

[ジョージ・スクウェアには ウォルタースコットやジェイムズ・ワット

偉人達の銅像が並んでいた。

 

 左上の「拡大地図をクリックし次にストリートビューでジョージ・スクウェアをクリックしてください」

グラスゴー市内見物が出来ます。

 

これまでの旅の栞

イギリス列車の旅  1   キングクロス駅にて

イギリス列車の旅  2  キングクロス駅から ハッダースフィールド へ

イギリス列車の旅  3  ヨークシャー州の古城を訪ねて