筑前の国からこんにちは!

北九州市を中心に、福岡県とその周辺の情報を発信していきます。

桜で埋まる街から見た桜並木と皿倉山と板櫃川

2024年04月20日 23時39分21秒 | 

今年最後の花見は、北九州市八幡東区の高見という桜の町からみた光景です。



この高見という街周辺一帯は1906年に国が買い取り、旧官営八幡製鐵所の建設技士などの官舎が置かれました。
1907年には長官や高等官、判任官の官舎が建築された特別なエリアです。

その名残なのでしょうか、とてもきれいに整備され春には桜の花で埋め尽くされます。


絵画的な光景
皿倉山があり、桜並木があり、板櫃川と広場が広がりかわいい花壇が目を楽しませてくれます。手前に


古(いにしえ)から人々が住んだ場所
板櫃川の周辺には、弥生時代から古墳時代の遺跡、飛鳥時代の遺跡が発掘されています、
遠い昔から人々が住んでいたのだなと感動しました。


皿倉山と桜の並木道
日本三大夜景が見える皿倉山も桜色に春めいて、桜並木に色を添えていました。


桜並木
電柱も地中に埋められ空もスッキリしています。


皿倉山
白っぽいまだら模様は桜です。


桜の街
この街の家々は桜の中に隠れるような雰囲気です。


10年前になりますが、前の通りを車で走っていて、偶然この桜に覆われた街を見つけ、
その姿に魅せられ毎年桜の咲く時期に足を運んでいます。
未だに、雑誌などにも桜の名所と取り上げられていない隠れた私だけの名所です。

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葉桜の初めの頃と歴史ある石積の河内堰提

2024年04月13日 18時44分00秒 | 

今年の桜は思いの外、開花時期が早く気がついたときには、すでに満開を過ぎて葉も出つつありました。

そこで、その状態の桜と似合う場所に行くことにしました。

福岡県北九州の山奥にある河内貯水池は100年の歴史を持つ落ち着いた雰囲気を持ち、桜と葉が入り混じった譲渡よく似合っていました。



今の桜の状態は葉桜といい、桜の花が散り始め、若葉が出始めたころから新緑に覆われるまでの時期を言うそうです。
正確には葉桜のはじめ頃が正しいようです。

本文に出てくる場所


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河内堰提の取水塔と桜
古城を思わせる取水塔と少し寂しげな葉桜の風情が素晴らしい。


河内堰提の上の道路
両側の錆びた鉄柵と石積の壁が素敵です。


取水塔に刻まれた文字
「風雨龍吟(ふうう りゅうぎん)」と彫られていて、「龍吟ずれば風雨来る」と読み水の恵みを願ったものです。



河内貯水池の豊かで静かな水面と山々


河内桜公園の展望台
周りは葉桜に覆われていますが、すこし淋しいです。


展望台から見た河内堰提
葉桜と100年の時を経た堰提の雰囲気はしばし時を忘れてしまいました。


県道62号線
展望台横から見た坂道で、曲がりくねった葉桜のトンネルの中を登ってきます。
とても雰囲気に満ちたコースです。



毎年、桜の花が満開の時期に来ていますが、河内堰提の100年の時を経た風情には
葉桜の時期もよく似合うものだと感心しました。

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満開から散り初めに変わった日の花見・・・福岡県中間市垣生公園

2024年04月08日 18時16分11秒 | 


北九州のY新聞の地方版に桜の花見の時期に「さくらだより」という欄が設けられ
福岡県内の桜の名所の毎日、前日の開花状況が掲載されます。

各地の開花状況はかなり異なるので大変助かります。

中間市にある垣生(はぶ)公園は地元で昔から桜の花見ができる公園として
親しまれています。

今年の桜の開花状況は開花が遅く満開までの期間が一週間と短く、
出かける事のできる日と天気の状況とにらめっこして、
ようやく4月5日(金)に花見に行きました。

毎年いろいろな桜の名所にでかけますが、
初めてY新聞の開花状況が満開から散り初めに変わった日に行きました。

まだ満開の桜と言って良く、足元は桜の花桟敷で
桜のトンネルの中にいるような錯覚を覚えました。


この公園は、池、朱色の太鼓橋、傍を通る筑豊本線を走る電車と桜のコラボが見どころになります。

本文の説明に出てくる言葉の説明





桜と朱色の太鼓橋と楽しむボート
スタート点から朱色の太鼓橋を見ると桜に囲まれた光景が現れます。




垣生公園への坂道
スタート点から花見(団子が目的の人々)客の多い場所への坂道は、桜が満開。
灯籠が良い悪アクセントになっていますね。


池を太鼓橋付近まで回ると、ボートが太鼓橋を潜るところでした、楽しそう~。


埴生神社への階段
少し足を進めると埴生神社への階段が見え、桜と朱の灯籠と鳥居が調和していました。


桜と朱色の太鼓橋と噴水
更に池に沿って進み、太鼓橋方向を振り返ると、噴水があります。
噴水は、時々5分くらい立ち上がります。
今はいませんが、噴水横をボートがいて、突然噴水が上がり水にかかって慌てていました(😢)。



桜並木①の横を走る電車
筑豊本線の電車がちょうど走り抜けていました。


池横の桜のトンネル①



桜のトンネル②
満開さの桜の下を桜の花座敷の上を歩く人々、癒やされます~。



桜の坂道のトンネル
人が自転車を持って坂道を歩いている姿は絵画を見るような思いがしました。



満開の桜をバックに朱の太鼓橋が綺麗でした~。


太鼓橋と階段の先は埴生(はぶ)神社
池を一周して終点に来ました。
桜に囲まれた太鼓橋、埴生神社への階段が見送ってくれていました。



今まで、花見は開花状況として7分~満開前を狙って行っていました。

今年は、天気の恵まれず、満開の期間も短く散り初めのときに花見に行くことになりました。

上を見れば、満開の桜、下を見れば落ちたばかりの桜の花桟敷、その空間は桜の花が舞っていて、
とても素敵な花見になりました。









コメント (10)
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早咲さくら「春めき」が華やかに・・・福岡県直方市福智山ろく花公園

2024年03月23日 00時26分48秒 | 



TV,新聞で福岡県直方市にある福智山ろく花公園で「春めき」という早咲さくらが咲いているという
ニュースが流れていました。

早速、天気の良い日に花見に行ってみると、見晴台付近に2本、
芝生広場に2本の計4本が離れた場所で満開でした。

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「春めき」とは?
 
桜「春めき」は、神奈川県南足柄市の農園経営者が産出し、全国に広まった桜で別名「足柄桜」と呼ばれ、
カンヒザクラとシナミザクラの交雑種だそうです。
花は一重咲きで、開花期は3月頃で河津桜が散ってソメイヨシノが咲くまでの間に見頃を迎えます。
ぽってりと愛らしいピンクの花と独特の優しい甘い香りが特徴です。
 
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公園内の案内図です。
撮影場所は以下を参考にしてください。



芝生広場の春めき桜  #1
#1ー1より撮影
ブルーの花壇塔とのコラボが素敵でした。


芝生広場の春めき桜  #1
#1ー2より撮影



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芝生広場の春めき桜  #2
#2ー1より撮影


芝生広場の春めき桜  #2
#2ー2より撮影


芝生広場の春めき桜  #2
#2ー3より撮影



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見晴台付近の春めき桜  #3
#3ー1より撮影
春めきと見晴台のコラボが素敵でした。


見晴台付近の春めき桜  #3
#3ー2より撮影
バックの福智山とのコラボが素敵でした。


見晴台付近の春めき桜  #3
#3ー3より撮影



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見晴台付近の春めき桜  #4
#4ー1より撮影


見晴台付近の春めき桜  #4
#4ー2より撮影


見晴台付近の春めき桜  #4
#4ー3より撮影
入門口の通りを見上げると、春めき桜が鮮やかに訪問者の迎えと送りを兼ねる位置に
咲いていました。



この花公園は何度も来ている公園ですが、この時期に咲く春めき桜があることを初めて知り、
満開の桜を始めてみました。

その理由は梅及び河津桜とソメイヨシノ咲く時期に来ていたので、
この花たちの間で咲いていたので見ることはなかったのです。

来年からは、梅、河津桜、春めき、ソメイヨシノと間を空けず花見に行けると思うと
嬉しくなりました。


コメント (8)
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梅花に浮かぶ古都の三重塔・・・福岡県みやこ町豊前国分寺

2024年03月12日 10時28分05秒 | 生活




豊前国分寺の歴史

奈良時代、聖武天皇の勅願により全国の建てられた国立寺院で、九州東北部の文化の中心でした。
戦国時代の兵火で焼失たものの江戸時代の元禄年間にほぼ復興したそうです。

豊前国分寺は平安時代、鎌倉・室町時代もかわらず法灯をともし続けていましたが、
戦国時代に入り戦国大名大友氏の戦火にあい、主要建物は全て焼失したと伝えられています。

 その後、いち早く同地に草庵が建てられ、本尊薬師如来が造仏安置され、
本格的な再建は、江戸時代以降歴代住職の努力によって進みました。

 現在敷地に残る鐘楼門は貞享元年(1684年)に建立されたものです。


三重塔は明治29年に建立されたもので、塔の高さは23.5m、九州に3箇所しかないそうです。
心柱は全長23m・根元60cm角の杉材の一本物です。



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本文の説明図

 


豊前国府政庁後

周囲は、芝生と梅花で鮮やかな庭園になっています。





東屋
三重塔と梅花をゆっくり楽しめます。


三重塔
梅花を通して見る三重塔は素敵でした。




総門
参道の先に見えるのは、鐘楼門です。


空海和尚像


鐘楼門



参道から見た三重塔
石橋とのコラボが素敵でした。




凛とした佇まいを残す広い芝生の上に咲く梅花と
梅花に浮かぶように見える古都の三重塔は別世界に入った心持ちになりました。

コメント (6)
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