茨城から発信しますⅡ

旅が好きです。
見て 聞いた 茨城を紹介します。
昔の写真から旅の思い出を紹介します。

   町内 シニア・ピアクラブの 新年会

2015-01-30 07:00:00 | 日記

 

昨日、町内シニアの新年会を「いこいの村涸沼」で行った。

涸沼に関してはこれまで幾度も紹介した。

西の富士、東の筑波と並び称される筑波山を望む涸沼のほとりにある

「いこいの村 涸沼」

その自慢は県内屈指のナトリウム・塩化物含有量を誇る涸沼温泉「美人の湯」にある。

男性は利用できない、念の為。

泉質はナトリウム-塩化物泉冷鉱泉で、

大自然がおりなす静寂のひとときに身を委ね涸沼湖畔に

沈む夕陽を眺めながらの入浴は別格らしいが 今日は昼間で無理だった。

敷地内のグランドゴルフ場には町内会の行事として年数回は楽しむ。

館内に入ると「つるし飾りの会展」が催されていた。

シニアクラブの会長が「高齢者の認知症が増える中で同年輩の

交流活動が盛んなことは素晴らしいことだ

 市議会でわが町の活動を高く評価している。

これからも町内の行事には出いるだけ参加しよう」

と乾杯の挨拶をした。

今回の参加者は最高齢93歳を含め28名であった。

昼食を挟んで囲碁やカラオケで楽しんだ。

そうだ、ブログは多くの人と交流が出来る。

ブログの輪を広げよう!

 


   茨城から発信します  偕楽園の梅便り

2015-01-28 07:00:00 | 茨城紹介

 

水戸の偕楽園は岡山の後楽園、金沢の兼六園と共に日本三名園の一つである。

偕楽園には、拡張部を含めない本園部分だけで

100種3000本の梅が植えられている。

100種の中で水戸の六名木と称されるのも咲き始めていた。

 

白難波、虎の尾、柳川枝垂、烈公梅、江南所無、月影

園内には梅の異名「好文木」に由来する別荘好文亭があるが、

晋の武帝が学問に親しむと花が開き、学問をやめると

花が開かなかったという故事に基づいている。

偕楽園の東門の隣に常盤神社があり徳川光圀・斉昭が祀られている。

弘道館は偕楽園と一対の施設であり、同じく梅の名所である。


水戸藩第9代藩主徳川斉昭(烈公)は、1833年藩内一巡後、

常陸国(茨城県)水戸の千波湖に臨む七面山を切り開き、

回遊式庭園とする構想を持った。

同じく彼の大胆な藩政改革構想に成った日本最大の藩校弘道館で

日夜文武に修行する藩士の余暇休養の場へ供すると同時に、

領民と偕(とも)に楽しむ場にしたいと、

この巨大な大名庭園は斉昭自らにより「偕楽園」と名づけられた。

「年年歳歳  花相い似たり 歳歳年年 人同じからず」

偕楽園の梅の花を毎年紹介し、

見て呉れる人も 毎年同じだろうなぁ~

 

 


   茨城から発信します  東海村村松虚空蔵尊

2015-01-26 07:00:00 | 茨城紹介

村松山虚空蔵堂は茨城県那珂郡東海村にある真言宗豊山派の寺院。

正月の混雑を避け先日参拝してきた。

 

正月の雰囲気は十分残っていた。

 大神宮を参拝して坂道を上って行くと村松晴嵐の歌碑を見た。

ゆっくり坂道を下りる。

三重塔が輝いている。

本尊は空海(弘法大師)作の伝承をもつ虚空蔵菩薩であり

三重県伊勢市の伊勢朝熊山金剛證寺及び福島県河沼郡柳津町の

圓蔵寺とともに日本三大虚空蔵堂の一つとされる。

地元では村松山の虚空蔵さんと呼ばれ親しまれているほか、

茨城県北部や栃木県下では虚空蔵さんと言えば概して当寺を指す。

縁起等によれば807年に空海(弘法大師)によって創建されたとされ

空海が真言密教を日本全土に広めるために各地を巡化した際に、

この地で海の彼方に光る物ありとの話を聞き、それを引き上げさせると

大きな老木であったので、それを等身大の虚空蔵菩薩像に刻み

この地に安置したのが始まりとの伝説がある。

創建の際、平城天皇から「村松山神宮寺」の勅額を賜わった。

鎌倉時代末期から安土桃山時代にかけて常陸国を治めた佐竹氏の

庇護を受け隆盛を極めたが、1485年戦火により勅額も含め焼失した。

その後、1488年に白頭上人により再建され、

名称を「村松山神宮寺」から「村松山日高寺」に改められた。


江戸時代にはいり、徳川家康から朱印50石を寄進された。

水戸藩2代藩主・徳川光圀は寺を竜蔵院、竜光院の二院に分け、

宗派を修験道に改め、虚空蔵菩薩を修飾しその台座に

「日域三虚空蔵之一而霊応日新」と刻んだ。

狛犬が対になって魔除けとして神社の守りを司り

右側の口を開いた角なしの像が、「阿像」の獅子を意味し、

左側の口を閉じた角ありの像が「吽像」の狛犬を意味すると言われている。

ここでは「寅」と「丑」が守り神となっている。

阪神の方々はここへお参りすると本願成就できると思われる。

 

 Google map は左下の航空写真で見てください。

 


 茨城から発信します  水戸市植物公園の「水戸徳川家の蘭展」

2015-01-23 07:00:00 | 茨城紹介

洋蘭の中でも一般に良く知られているのがカトレヤや

シンビジウム、デンドロビウムなどであるが、

その他にもいろいろな種属がある。

洋蘭の原種の原産地は、赤道をはさんで南緯、北緯とも

30度の間の熱帯・亜熱帯にある。

カトレアは蘭の女王様  
           

日本に紹介されているものを大きく分けると
            
(1)熱帯アジア地域 ~ オーストラリア北部までの デンドロビウムやパフィオペディウムなど80属
2)アフリカ南部域 ~アングレーカムなど約30属
(3)熱帯アメリカ地域 ~カトレヤ、オンシジウムなど約140属

着生種と地生種;洋蘭は着生種と地生種に分かれ着生種の方が多い。
           
(A)着生種
                
        着生種は普通の 草花のように地中に根をおろさずに、

   根と呼ばれる根を空中に伸ばしたり、

   樹木の幹や枝のはだに根を這わせるようにして張りつき、

   木の葉陰になって生育したり、

   木陰あるいは日当たりの良い岩の表面に根を這わせて生育している。
                
         どこに着生しているかは種属によって違いがある。


         

   いずれも空気中から水分を吸収し、露出した根が栄養分を吸収する働きをもっている。
                
         カトレヤ、レリア、デンドロビウム、オンシジウム、バンダ、

   ファレノプシス、エリーデス、リンコスティリスなど。

                
 (B)  地生種
                
      パフィオペディウム、シンビジウム、カランセ、ハベナリア、

  ディサなど森林の薄暗い地面や、草原で他の植物といっしょに

  茂みの中に自生し、地中に根を下ろして、あまり根が乾燥することを好まない。 


        (クリスマスローズやろう梅も咲いていた)

   一夜漬けの勉強で水戸徳川家の蘭がどれに属するかはシラン。

 


   茨城から発信します  水戸市植物公園のベコニア

2015-01-21 07:00:00 | 茨城紹介

球根ベゴニアはベゴニアの一種で、ペルー、ボリビアなどの

アンデス高山地帯に分布する植物の交配種である。

半耐寒性で暑さにきわめて弱い多年生植物で、フランス、イギリス

ドイツなどでは、家庭用の観賞植物として種子や球根が売られている。

日本では専用の温室がないと栽培は難しい。

(植物園の温室)  

直径3~4cmの不整形の塊茎を持っている。

茎は、草丈20~30cmで直立するものと、

ペンデュラとよばれるしだれ状の物とがある。

花は小輪から大輪まであり大輪のものは花径15cm位になり、

花の豪華さは、洋蘭やボタンに勝るとも劣らないほどである。

花色も豊富で、赤・朱色・黄色・ピンク・白・赤紫などである。

 次回は水戸徳川家のらん展を紹介します。