水戸八幡宮は創祀以来の水戸城主代々の崇敬社で、
常陸国水府総鎮守とされてきた。
那珂川右岸段丘の水戸市八幡町に鎮座する。
境内の「烈公御涼所」からは遠く日光、久慈の連山、
那珂川を眼下に望むことができる。
元旦には初日の出を望む初日出御来光清祓式が行われる。
社地は戦禍を逃れ、国の重要文化財の本殿、
国の天然記念物の御葉付公孫樹をはじめ数々の
文化財と鎮守の杜が保たれている。
春は桜、初夏は保和苑の周辺という土地柄もあって
アジサイが咲き、秋は紅葉・黄葉の名所となる。
戌亥歳生まれの一代の守り神としても有名で参拝者が訪れる。