〔音楽療法〕雨音はショパンの調べ!?

2010-10-30 08:00:52 | 音楽療法
『雨音はショパンの調べ』という曲が流行ったこと(80年代、小林麻美)が
ありますが、今日のような雨の日には、ショパンがぴったりかもしれません。

といっても、今日は台風関係の雨で、ショパンの『雨だれのプレリュード』
とは趣は違うかもしれませんけど。

ショパンの『雨だれプレリュード』は、実に繊細です。
軒下から雨粒が1滴1滴ポタポタ落ちる様を、音でデリケートに表現している
と感じます。

長調の曲なのに、あまり明るい感じはしませんが、音の強弱は
実に繊細につけられています。

雨だれが、なぜこんなに強い音で表現されるのかと思えるほど、
メゾフォルテ→フォルテの部分があるのは?
この強い部分は、不協和音で演奏されます。ということは、
突然の自然の雨に対する畏れではないかと思うときがあります。

自然の力は人間の力ではどうしようもなく強いし、かなわないことが
多いですよね。今回の台風もそうです。
そんな自然の猛威がありながら、実は人間と共存しているところも
あります。というか、共存しているところが多いと思います。
水など、天からもたらされなかったら、人間は飢え死にしてしまう
わけだからです。
ショパンが、この曲を長調で作った理由が、私なりにわかりました。

それは、この曲の終盤に出てくる、しっとり明るいピアノの響きで、
自然がもたらした人間への恵み・・・・そして、この調和が表現されて
いるのかもしれないと感じたからです。
実に、ショパンらしく、ロマンチックに静かに、ゆったりと
締めくくっています。ハッピーエンド!

人間としてはとても内向的なショパンだからこそ、自然を食い入るように
見つめ、感じたことを、実にデリケートに表現したのが、
この曲の聴きどころでは?

最後の1滴がぽたりと落ちる瞬間まで、細かく表現されています。
雨の日にどうぞ!!

〔音楽療法〕たまにはウィーン少年合唱団

2010-10-29 08:20:45 | 音楽療法
最近は冷え込みがきつく、冬さながらですね。
というわけでもないのですが、ウィーン少年合唱団の
クリスマスソングに耳を傾けています。

あの名門ウィーン少年合唱団も最近は、財政危機を迎えて、
何とか乗り切ったとか・・・。それにしても、資源国家を除いて
今は国家の財政も厳しいところが多いですから、貴重な文化活動を
存続させていくのも、大変なのでしょうね。ウィーンの国立歌劇場
のオペラ上演も国家が財政援助しているようですが、最近は、その
援助額がどういう状態なのか?

さて、合唱団ですが、少年たちの高い音は癒しになると感じます。
このボーイソプラノの声を教会や聖堂の中で聞いてみたいものです。
お互いの声と、聖堂内の音響効果で響き合って倍音が生まれ、
さらに脳の中心へと響いていく音が生まれるのではないかな、と思うからです。
CDもいいのですが、ぜひともこういう場所で聞けたら、一生の思い出(大げさ?)になると思うのですが。

教会内で他に聞いてみたいのは、グレゴリー聖歌とバロック音楽の代表、
バッハの作ったチェンバロやパイプオルガンを使った曲です。
ウィーン少年合唱団と同じ効果が期待できると確信しています。

それにしても、ボーイソプラノの美声を聴いていますと、素に
なれますね。童心に戻って昔子供のころに夢見た煙突から入ってきた
サンタクロースが、枕元にプレゼントを置いてくれるシーンを
思い浮かべてしまいます(もちろん、ウソの話ですが)。
清廉で清澄な声が響くと、あくせくした気持ちが失せてしまいます。
彼らは歌う「きよし、この夜」は最高でした。ピアニッシモくらいの
弱く静かな歌いぶりが、静寂感を高めてくれ、とても心が暖まりました。


1時的にせよ、こういう時間を持つのは貴重だと感じています。


〔絵画〕ゴッホのひまわりは何故退廃的なの?

2010-10-28 05:26:30 | 雑記
先日、美術館へ行き、あのゴッホの”ひまわり”も展示されてあったので、
この絵の感想を書きたいと思います。ゴルフでも音楽でもないネタも
たまにはいいのではと思いました。

”ひまわり”というと、真っ青な空の中、燦燦と太陽の日差しを
一身に浴びて、オレンジや黄色の花びらが、その美しさを
きわだたせる・・・・・・そんな印象を持たれる方も多いのでは
ないでしょうか?
イタリアのマルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンの
名優同士が演じた、あの有名な映画”ひまわり”では、黒海の何万本
もの”ひまわり”が広大な地で満開になっていた美しい映像を見ることが
できましたが、その映像が思い浮かびます。

でもでも、ゴッホの”ひまわり”は違うんですね。明るさというよりも、
暗さが目につきます。単なる1輪の”ひまわり”の花の写実ではなく、
1つ1つの花びらの描き方もさまざま。枯れそうになったり、枯れていたり、
その枯れてしまいそうな花びら群が、少し元気を保っている花びらと
対比をなして逆に際立ってくる感を持ちました。
ゴッホは、この絵で何を描きたかったのでしょうか?暫し考えたのですが、
もちろん結論は分かりません。

ここからは推測です。この”ひまわり”は、彼が見ている現実社会?あるいは、
彼をとりまく環境のことを描きたかったのでは?そんな気がします。
といっても、社会的にどうこうではなくて、自分自身を中心に見た周りを
直視して得た印象を描きたかったのでは?

同じく現実主義であり、人間の退廃を描くのがうまいロシアの文豪”トルストイ”は、
名著「アンナ・カレーニナ」の冒頭で、こんなくだりで綴っています。

~幸福な家庭は互いに似通ったものであり、不幸な家庭はどこもその不幸のおもむきが
 異なっているものなのである。~と断定しています。

この家庭というところをそのまま個人の人生とも置き換えることができると思うの
ですが、そうした場合、ゴッホも自分の人生を他とは違う不幸として見つめて
いたのかもしれません。(真実は私にはわかりません)

こんなに暗い雰囲気の”ひまわり”が描かれていたのには、驚いて
しまいました。もしかして、”ひまわり”は美や幸せの象徴なのに、
それがそこなわれてしまう現実の厳しさをじっと見つめ、
それを人に絵画表現で伝えたかったのかもしれません。

この絵画表現が、ゴッホ自身の心の安定剤にもなっていたかもしれません。
あまりに退廃的な感を受けたので、今回は、ネタを大きく転換して
書いてみました。

〔ゴルフ〕スプリットハンドでダフリ打開

2010-10-27 10:23:30 | ゴルフウイークリー
先日の練習場でウェッジがダフってしまうと書きましたが、
こんな時に5下シングルの人から教えてもらった練習法を
紹介します。
それは、両手を離してグリップするスプリットハンドで
練習する方法です。

左手の位置は通常のままにして右手を少しシャフト寄り(構えた時に
地面寄り)にセットして両手に間隔をあけて握ります。
これで、両ひじを蝶つがいのように畳みながら球を打つと、
腕がスムーズに使えてダフリが消えていくというのです。

確かにボールをとらえる瞬間に、右手と左手が入れ替えやすいので、
ひじの畳とリストターンを意識しやすいですね。
(これは、スクェアグリップの人の場合で話をしています。フックグリップ
の人は、フェースターンとリストターンの量が少なくなるため、ターンを
意識しやすくなることにはならないのでは?)

このスプリットハンド練習は、腕使いを覚える療法とでもいいましょうか。
でも、両手をくっつけて、同じ腕とリストの動きができないと意味がありませんよね。
スプリットで打ったら、両手で打つ!ダフった時は、これをくり返して
みるのもいいかもしれません。
私もウェッジと8番アイアンで試したら、腕の使い方が良くなったせいか、
どー~ンとマットを鈍く叩く当たりはなくなりました。

これをやってもダフリが止まらないなら、体の回転不足ではないでしょうか?

〔音楽療法〕ピアノソナタ11番で”芽吹き”を感じる

2010-10-26 08:11:56 | 音楽療法
昨日に引き続き、モーツァルトのピアノソナタです。
8番とは打って変わって雰囲気が変わりますが、
11番の第1楽章は、荘厳なイントロで始まります。
といっても、オーケストラではないので、静かな厳粛さとでもいいましょうか

映像的には、寒い春の朝、薄日の中で植物の芽がほんの少し地面から
出ている光景が思い浮かんでしまいます。
「さあこれから本格的な活動だ!」という意気込みの感じられる曲です。

ですけど、展開部で、急に物悲しい調べになっていくのはどう解釈したら
いいのでしょうか?不安があるのか? 新天地に出て行く不安なのか?
でもそれにしても達観したような悲しさを感じます。なぜ?

そして、最後に、そのもの悲しさをふっ切ったように、芽吹いていく
光景と音楽が重なっていきます。希望がどんどん湧いてきて、
ピアノの音も徐々にピアノ→メゾフォルテ→ときどきフォルテへと
高揚感を増していきます。

これも8番と同じで音の連続性や流れは実にシンプルですので、
とても聴きやすく、耳になじむ曲です。

〔音楽療法〕ピリスのピアノソナタ8番

2010-10-25 09:00:49 | 音楽療法
シンプルな旋律というのは、耳に心地いいし、疲れないで
聴くことができませんか?
そんなシンプルな旋律で耳を楽しませてくれるのが、
モーツァルト『ピアノソナタ8番』です。これは、ソナタ15番の
ような小気味よい右手と左手のハーモニーはありませんが、
子犬が芝の上でじゃれあっているような
軽快なはつらつ感があります。

このソナタは、シンプルで重さは微塵もありません。
軽快さだけで突き進んでいくから、後味もさらっとしたものです。
彼が若い頃に作った曲だから? かもしれません。
心に曇りがなく澄み切った感覚がうまく表現されていると思います。
実にすがすがしい曲です。

ただ、シンプルな主旋律が何度もでてきますが、これを微妙に
強弱をつけているのは聴きどころ!マリア・ジョアン・ピリスの手に
かかったら、その軽快さの中にある繊細さが見事です。
マルタ・アルゲリッチとともに、ピリスのタッチは、
何度も聴きたくなります。それだけシンプルに見える曲を奥深く
表現していますから。

〔ゴルフ〕ウェッジでダフってしまう!

2010-10-23 14:22:34 | ゴルフウイークリー
今日は、2つの惜しい話を書きます。
人間は忘れる動物と言われますが、まさにその通りだと思いました。

頭で分かったつもり、このブログでも書いたことをすぐ
忘れてしまう情けない自分がいることに練習で
気づかされました。
1つめは、ウェッジでダフリ連発したことです。
左腕1本、右腕1本で5球づつ打ち、両手で50ヤードショットを
ウェッジで練習したところ、ダフるのです。マットを鈍く
叩く音が残り、ミートしません。当たりが悪いし、球が落ちてから
転がります。スピンも当然利いていません。
なぜ?なぜ?と最初は自分でも不思議でした。
これが、ゴルフの怖いところ、また、忘れる人間のサガとでも
いいたいところです。
実は、片手練習の時に、手だけで操作するクセがついてしまい、
左肩がインサイドに抜くことができていなかったせいかもしれない
と感じたのです。左腕も右腕も伸ばしながらインパクトすることに
集中しすぎ?て、肩の回転がおろそかになっていたのが判明!!
回転が止まるとダフルよとあれだけ頭に叩き込んだつもりだったのに・・・。
これが情けない話の1つです。

もう1つは、PWや8番アイアンで、ミートできず、こすって
いました。普段の打感がこないしミートできていないのが分かりましたが、
原因は暫く不明のまま!
それで、最初におかしいと思ったのが、テークバックの始動でした。
上げ始めで、フェースがまっすぐ目標を向いたまま上げているなあ、と
気づき変だと感じたのです。そこで、フェースの先っぽ(トウ)をインサイドへ
回すように上げたら、少し球がよくなってきたのです。
でも、まだおかしい!なぜだ? と考え始めたら、何と何と、あれだけ
当ブログでも書いた「右ひじの畳みプラス左手のコック」がルーズ
だったのが判明。すぐに手直しをして良かったです。
ここでも、すぐ忘れてしまうのを痛感!
天気が最高なのに、気分はロー
忘れるんですね!!大事なことを。だから、プロが練習をさぼっちゃいけないって
いう意味が分かりました。肝に銘じます。

※ただ、このようなミスだらけの練習には、1つだけ伏線がありました。
それは、フォローだけ出すパター練習です。ライン上にまっすぐヘッドを
出していく練習を、いつになく積んだせいか、その感覚が残って、
丸くヘッドを動かすことがおろそかになってしまったふしがあります。

これだからゴルフって怖いし、面白いのかもしれません。
何年ゴルフをやっても、このくり返し?早く卒業しないと
いけませんね。


〔ゴルフ〕ノーテークバックのパット練習で気づいたこと

2010-10-22 08:43:27 | ゴルフウイークリー
飽きもせず、凝りもせず、今日もパットで
あの「テークバックしないでフォローだけで転がす」練習を
してみました。前回ブログで、この練習のいい点を書き連ねましたが、
さらにさらに、気づきがありました。

2m以内のショートパットで試すと、ラインイメージが消えないのです。
確かに、通常はショートパットだからテークバックはそんなに大きくとりませんが、
テークバックなしにすると、ボールから後ろに一瞬気をとられないから、
ボールから先(フォロー側)に意識を集中できます。
そのことによって、ストロークが終わるまでラインイメージが残る
のです。残ったままだから、そこに「す~っ」とヘッドを
出していくと、方向はそんなに狂いません。というか、今までよりも
方向性は良くなったと実感できました。外れても、カップをなめたり、
蹴られたりするくらいのミスで収まるようになった感じです。これまでは、
カップそのものから外れていくことが多かったですから。

それと、もう1つ気づいたのは打感です。テークバックしないと、インパクトで
ボールをパ~ンとはじく感じが全くなく、フェースにボールがくっついたまま
運べます。くっつくから、少しこすり上げると、オーバースピンをよくかかり
転がりのいい球が生まれます。ラインに乗せるだけでカップインはかなり
保証されるのでは?と感じました。(ショートパットの場合)
アプローチの時に、ボールの種類も影響しますが、フェースにくっつくように
打てると、方向性と距離感が出せますが、それと同じだと気づきました

1つの練習で、これだけ気づくのは珍しいことですが、パットが
長期間上手くならなかったのは、練習の仕方に問題があったのだと痛感!!
課題を決めて、それをクリアするのに段階を追いながら練習をしなくては
成果がでないのに・・・・・ただただ、球を漫然と転がしているばかりでした。
こんな風に目的を持った練習は飽きないし、楽しいですね。

ただ、これからの課題も、もちろんあります。「テークバックなし」で練習
してきた動きや打感を、テークバックした場合、どれくらい再現できるか
です。打感は、厳密には再現できません。でも、近づけることはできると
思います。それは、これからの練習の積み重ね次第ですね。

パットのフォローは”す~っ”がいい

2010-10-20 10:12:59 | ゴルフウイークリー
前回に引き続き、パット練習で気がついたことを書こうと思います。
2mくらいの距離で、テークバックを一切とらずに練習すると、
色々なことに気づいてきます。

下りのパットだと、少しテークバックが大きいと感じたら、インパクトを
ゆるめる、いわゆる”チビる”現象が起きます。上りなら強めに入れようとして
インパクトでパチンで終わり。球の転がりが悪くなってショートしたり・・・。
さまざまなミスが出ますが、ノーテークバックでストロークすると、そんな
ことがまったくなくなります。テークバックしないから、インパクトで
ゆるむこともないし、インパクトで終わりというわけにはいかなくなるからです。

これは、いい練習法かもしれないと感じていましたが、実際にトライしてみると、
意外に難しいですね。
テークバックがないから、息をつめていきなり”うっ”とストロークすると、
力みが入って速くなります。ヘッドが加速する感じです。下りパットなら
大オーバーとなります!!

そんなこんなで何回もくり返すと分かってきたのは、フォローの出し方にコツが
あるということでした。
同じスピードで”す~っ”とフォローを出していくと、球も
トロトロと同じスピードで転がっていきます。これが、カップインする
球だ!と直感しました!

じゃあ、毎回”す~っ”とフォローを出すにはどうしたらいいのでしょうか?
①力を急に入れない③ボールにあてて少しボールを追いかけるように
フォローを低く出し、徐々にヘッドをアップする・・・・・・この2点が
大事では、と感じました。要は、腕も肩もパターヘッドも同じスピードで
動かしていくことなのでしょうか。

今日は、練習の最後に、このフォローをイメージして、テークバックを小さめに
とって打ってみました。昨日、今日始めたばかりの練習で成果がすぐ出るはずもなく、
まだまだフォローが一定のスピードで出せません。課題は色々あると
考えていますので、今後も分かったことをレポートするつもりです。


〔音楽療法〕バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番

2010-10-19 08:54:10 | 音楽療法
気持ちや脳をすっきりさせるのにいい曲を見つけました。
バッハの平均律クラヴィーアです。

バロック音楽といえば、チェンバロは欠かせません。
教会の中で、繊細で歯切れの良い静かな音が響くと
心が洗われる感じが強くなり、感覚も研ぎ澄まされてくる
ように思います。清廉で、清澄で、1点の曇りもない
穏やかな気持ちになれます。

特にチェンバロは、音が高いので、脳の中にす~っと
しみわたってきます。す~っと入り込んで余韻があるため、
実に気持ちがいいのです。

この平均律クラヴィーアは、イントロからなだらかで静かな
チェンバロの音が間断なく流れていきます。
途切れないから、余計な雑念も入りません。
音に耳を澄ませていると、段々気持ちが鎮まってきます。
だからといって、眠くなる感じはないので、朝なんかには
いい曲ではないでしょうか?
平均律というくらいですから、音の高低の激しさはなく、
一定の枠の中に音符が納まっていますから、聴いていて
疲れることはありません。素晴らしい芸術だと感じました。


〔ゴルフ〕下りパットを好きになるには?

2010-10-18 07:24:59 | ゴルフウイークリー
下りのパットは本当に難しいですよね。
特に傾斜がきつくて曲がるラインになれば、本当に神経を使います。
タッチにデリケートさが要るからです。

そこで、対策を考えてみました。
先日、パット練習でテークバックなしで球を転がしてみたのです。

下りのパットは、速いし打ち過ぎると、返しも外れる恐れがあるので、
テークバックは元々大きくとれません。ほんの小さなテークバックで
フォーローでヘッドをラインに沿って出すしかありません。
打ち急ぎも厳禁です。

そこで、フォローの出し方でラインを出せるようにしたらどうかと
考えたのです。ライン、つまり球の出足の方向が決まれば、あとは
繊細に柔らかくタッチできれば、カップインはのぞめるのでは
ないでしょうか?

まだ始めたばかりの練習ですが、暫く続けるつもりです。
強烈なフックやスライスで、下側に加速して落ちていくようなパットや
ロング~ミドルの長さ(3m以上)は別にして、
2m以内なら、この練習効果は出るのでは、と期待しています。

ライン上に球をそっと流し込めれば入るーーーーーーこれを
信じて練習します!

〔ゴルフ〕激闘の日本OP 、やはりプロって凄い!

2010-10-17 16:25:00 | ゴルフウイークリー
日本オープン最終日を見てて、優勝争いをするプロは、想像を
絶するくらいの厳しい戦いを強いられているのを垣間見る
ことができ、感動しました。

優勝はできませんでしたけど、最終組の武藤選手と藤田選手の
ドライバーの競演は見ごたえがありました。

コースのセッティングが大変厳しいから、単純にフェアウェイの
センターにまっすぐ狙ってもラフに入ってしまうホールがあるのに
驚いてしまいました。フェアウェイが超狭いだけでなく、軽いフェードや
軽いドローをティショットで打ち分けないと、ドッグレッグであったり、
下が固めで、傾斜しているところが多く、フェアウェイを
キープできないと思いました。もちろん、スプーンその他で距離を
コントロール(刻む)する手もあるのでしょうが、このコースは、
ミドルホールの距離が軒並み長く、460Y超が目白押し。
セカンドを長いクラブで打つと、グリーンで止められないケースが
多く、ドライバー勝負となるホールが多かったですね。

例えば、9Hは右ドッグレッグで、プロのティショットの落とし場所は、
左傾斜が多く、ドロー系では、フェアウェイ真ん中を狙っても、すぐに
左のラフへ。武藤選手も藤田選手もフェード系のボールでフェアウェイ
中央よりやや右に落とす狙いで攻めていました。フェアウェイが狭い上に、
そこからさらにフェアウェイの右サイドか左サイドに落とすのかを
計算してティショットの球をコントロールし、セカンドが狙える距離や
場所に運ばないといけないのを見て、異次元の戦いだなぁ、と感じました。
10Hも同じくフェードの方がいいみたいでした。武藤選手は、ことごごとく、
ティグラウンドの右側にティアップして、フェードボールで攻めていた
記憶があります。

ところが、17Hになると、左ドッグレッグで
久々にドローが要求されるホールに。ここでは、武藤選手は、ティグラウンドの
左側にティアップしてドローで攻めましたが、それまでの好調なティショットが
一転、ひっかけて左のラフへ。つまり、どちらの球すじも要求されるから、
いくらテクニックのあるプロとはいえ、厳しい戦いを強いられるんですね。
それにしても”ちょいフェード”と”ちょいドロー”を打ち分けて戦うプロの技術と
精神力に感服しました。想像を超える葛藤とプレッシャーが戦う
プロの中にあるのでは?

武藤選手の最終ホールのパットを見てかわいそうな気がします。それまで、
張り詰めていたものが、ファーストパットを予想外にオーバーして
切れてしまったのではないでしょうか?正確に飛ばせるロングヒッターで
アイアンの距離コントロールも巧いし、これにめげずに頑張って欲しいですね。
まだ若いですし。
藤田選手は、ティショットを打ち分けることが巧いし、
正確です。ただロングヒッターではないので、セカンドを長いクラブで
打つのは厳しかったのではないでしょうか?でも、バンカーショットや
アプローチでもリカバリーは”さすが”という感じでした。

最終的には、ティショット、アイアンショット、アプローチ、パットの
どれにも穴がないキム選手が優勝をさらいましたが、自分の実力を
大舞台で出せる精神力にも感服しました。

それからアマチュアの松山秀樹選手。リーチも長く、球も高そうだし、
何と言ってもサンドウェッジでのアプローチのタッチがバツグンでした。
ロブ、転がし、ピッチ&ランと何でも使えて、ミスしないテクは
素晴らしいですね。相当練習し、ラウンド経験も豊富なんでしょうね。
アメリカにも留学していたのかな?と感じてしまいますが、本人は、
東北福祉大学ゴルフ部ですよね。すごい選手が出てきたものです。



〔音楽療法〕ブランデンブルク協奏曲第5番

2010-10-17 08:37:22 | 音楽療法
静かな朝、気持ちを少しづつ高めたいなぁ、と思うときは
バッハの『ブランデンブルク協奏曲第5番』がいいと思います。

第1楽章は、小刻みなリズムに乗ってフルートやバイオリンの音がすいすい
泳いでいく感じがあり、快適です。
といっても騒々しくはなく、いたってて静かな雰囲気の中で
奏でられるので、朝にぴったりなのです。

時折、フルートとバイオリンが会話しているのではないかと思える
場面がいくつかありますが、主旋律は、継続して配され、
曲全体に芯を作っているようです。

眠い体や脳をすっきり目覚めさせるのにいいかもしれません
第1楽章の最後の部分で、ピアノ系の弱い音で主旋律をくり返した後、
最終版でメゾフォルテくらいで、それを盛り上げて終わり!!

気負わず、ゆったりとした気分で聴けると最高です!

〔ゴルフ〕立ちづらいホールのアドレス対策

2010-10-16 14:43:50 | ゴルフウイークリー
ホールによって、すごく立ちにくいと感じるティグラウンドはありませんか?

私は、打ち下ろしの左ドッグレッグで、左サイドががけでOBゾーン。その
OBゾーンが、ティグラウンドからはっきりと見える状況が
一番立ちづらいです。しかも、ティグラウンドの向きよりホールの向き
(フェアウェイの向き)が右に向いていると非常に嫌な感じになります。

なぜかというと、左には絶対打ちたくない!だけど、左を避けて、右目を
狙うと、すごく右を向いている気がして嫌なのです。
現にこういうホールにくると、左に巻いてボールがOBに吸い込まれて
いくか、右に大プッシュアウトになることが多かったのです。

5下シングルクラスやプロになれば、こういうホールでもすっと立てるのでしょうが、
今だに、こんなホールは立ちづらいです。

対策ですが、2つあります。
1つは、当たり前のことですが、狙う場所を決めたら、そこに向かって
きちんと立てるようにアドレスをとる練習をすることです。
練習場へ行ったら、マットの向きばかりにアドレスをとる(これは割と簡単)
だけでなく、斜めのラインで立って見てボールの位置、フェースの向きが
合っているか真剣に確認する練習が必要だと思います。
「アドレスに笑う者は(コースで)アドレスに泣く」と肝に銘じ、いい加減な
アドレスで球を打つ練習をしないようにしたいところです。{/pen

それと、ティグラウンドとフェアウェイの向きが違う場合、目線がずれる
ことも多いのではないでしょうか?私が苦手にする先の状況では、
過剰に目のラインが右向き(クローズ)になっている気がします。
目のラインが狙ったラインに平行でないと、球の位置やスタンスの向きが
わけがわからなくなって、頭が混乱してきます。
手や腕と体の位置関係、クラブヘッドの位置、そしてフェースの向きが
いつも一定になるよう、ラインに対して目のラインが平行にセット
できるように注意して練習したいところです。

こんなわけで、私は練習場でも、左端に近い打席から、右方向に
球を狙っていく練習をするとき、どこを向いているのかわからなく
なることがあります。注意してアドレス練習を積まないと、
いつまで経っても、コースで苦手なホールがなくならないでしょうね。
心して油断せずにアドレスをしっかり決めるように練習しようと
思っています。

〔ゴルフ〕シャンクの原因が分かるとスウィング矯正ができる

2010-10-15 10:13:28 | ゴルフウイークリー
少し以前に友人のシャンクの課題を書きましたが、どうやら原因が
分かりました。というのは、その後、アイアンの連続写真を見たのと、
プロに直にレッスンを受けたことではっきりしたのです。今日は、
そのことについて書きます。

ダウンスウィングからボールを強く打ちにいこうとして、
右肩、右腕が力んでしまって、右肩が前(正面方向に)に
早く出てしまい、右腕もインパクト前に早く伸びきってしまう。
こんな原因を書きましたが、実は、これも現象の1つだと判断できたのです。

というのは、プロに診てもらったら、彼は基本的にヘッド軌道がインサイドアウト
でヘッドが下から入るクセがあるようなのです。だから、球をうまくとらえたときは、
高くてフック系のボールが出ます。リストが強いため、フェースを返す力が
あるので、いい時はそんな感じでした。

ところが、気合が入ったりして飛ばそうとか、強く叩こうとすると、肩や腕が
力み、左肩がアップ、その反動で右肩が下がります。シャフトはダウンスウィングで
当然倒れて(寝て)しまい、フェースは開いて下りてきます。
運動神経がよくてリストの強い彼は、それを反射的に修正してフェースを返そう
としますが、シャフトが寝すぎてフェースが開いたものは、なかなか修正は
ききません。なぜなら、フェースを一気に返して振り遅れないようにするわけですから、
この時に力みが強烈に入ってしまうのです。それと同時に右腕が早く伸びきって
しまう。おそらく、この時の両わきはルーズ!あいてしまっていると思われます。
→シャンクです。力みがそれほどでもない時は、ダフるくらいですみますが、
これがシャンクの原因だったようです。体の動きというのは、いい時も悪い時も
連動するもので、肩の上下動がひどくなると、ダウンスウィングで右ひざが左へ
(目標方向)スライドせず、前(正面)に出てしまいます。回転も不足する
結果でしょうね。う~ん、悪循環になると、スウィングも
悪くなる。

これをどうやって打開したかといいますと、まず前にも触れましたが、8番アイアンで
パンチショット。フォローを低く小さく抑える練習です。低く抑えようとすれば、
ヘッドは自然と上から入りますから、インサイドアウト軌道が修正されてくると
いうわけです。
2つめは、実際に打つボールAの前後に2つボールを置き、インサイドアウトの
軌道なら邪魔なボールにも当たってしまう状況を作って球打ちしたことです。
Aの手前(体側)でボールより手前(右側)に1つ、Aの外側(体から遠い)で
ボールより先(目標側)に1つ、それぞれボールを置き、この2つのボールに
当たらないようにAを打つ練習をくり返したのです。〔これは、右利きの人の話です〕
この練習をくり返し、左ひじをきちんと畳んでフォローをとるように集中練習
しらわけです。

そうすると、どうでしょう。翌日のラウンドで、シャンクは1発も出ず、87の
スコアだったそうです。(今年のベストスコア
効果が出るのが少し早いみたいですが、これは良しとしたほうがいいと思います。

シャンクのお陰でスウィングの課題がはっきりし、彼はこれから伸びしろを
生かし、数年後のシングル入りを目指すそうです。