6月28日(日)のつぶやき

2015-06-29 03:20:21 | 音楽の思い出

女子W杯の名勝負から観戦の楽しみを goo.gl/id9pq1


ブログを更新しました。 『女子W杯の名勝負から観戦の楽しみを』
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女子W杯の名勝負から観戦の楽しみを

2015-06-28 07:18:28 | 雑記

なでしこジャパンが、アジアの強豪、

オーストラリアを苦戦の末破り、

4強を決めましたが、

前回世界一になった時(2011年)も、

準々決勝は、あのドイツに大苦戦。

延長戦で辛くも1対0で勝ったのを

思い出します。

やはり野球同様に、ベスト8の戦いは

手に汗握る戦いが多いようですね。

ところで、今大会の他のベスト8、

昨日のドイツ対フランスは、

見ごたえのある試合でした。

どちらが勝ってもおかしくない、

まさにガップリヨツに組んだ

戦いで、実力も五分と五分。

体つきもスピードも同じくらいで、

サッカーのスタイルも似ている

国どうしの対戦だなぁ、と

感じて見入っていました。

試合は、延長でも決着が

つかず、PK戦へ。

フランスの5人めのキッカーが

外し、ドイツの4強が決まりました。

勝敗は時の運と言いますが、

この試合は、まさにそれが

当てはまっている感じでした。

随分時をさかのぼれば、

1982年スペインの男子W杯の

準々決勝で、同じ西ドイツ対フランスの

試合が思い出されます。

フランスは、将軍プラチニがいて、

黄金の中盤を築いていた時代。

西ドイツは、点取り屋ルンメニゲがいて、

ゲルマン魂をベースにした堅守と

最後まで諦めない精神力のタフなチーム

でした。

攻撃力に勝るフランスが常にリードするも、

最後まで諦めない西ドイツが、追いつく展開。

延長でも決着がつかず、PK戦へ。

まさに、昨日の女子と同じ国同士の

似た展開の白熱ゲームでした。

この82年は、PK戦で西ドイツのシュティーリケが

最初に外しますが、フランスもその直後、ふたりが

外し、西ドイツの劇的な勝利となりました。

こういう手に汗握る展開というのは、

スポーツの世界では繰り返されるのですね。

歴史が証明してくれました。

その瞬間のプレーを見る楽しみと共に、

時系列的に歴史をさかのぼって

スポーツを感じるのも、観戦の

楽しみの一つではあります。

勝敗は時の運なのか?

 


慈雨に想う自然の恵み

2015-06-20 08:27:50 | 雑記

梅雨は蒸し暑くて鬱陶しい、と感じる反面、

自然がくれた恵みもたくさん。

静かな雨音に耳を澄ませば、

生きてる実感を味わえる方も多いのでは。

穀物の成長にも欠かせない雨。

まさに、慈雨ですね。

さらに、生きた花や植物も生命力をアップ!

新緑の世界が真っ最中ですが、

梅雨ならではの”あじさい”も

見どころです。

ピンク、青、紫、赤、白など、

バラなんかと同じで、多色で

私たちの目を楽しませてくれています。

まさに、目、耳、鼻、口、手など

五感がフルに喜べる季節ですね。

こんな自然の恵みに感謝!

ところで、視覚で味わう色の話ですが、

バラにしても今が旬なあじさいにしても、

青色に心を惹かれます。

個人的な感性なのですが、青色を

みると心が落ち着くのです。

”冷静”の色とも言われますが、

青色が楽しめるのも、今の季節では

ないかと、つくづく感じております。

ところで、青いバラの花言葉を

ご存知でしょうか?

それは、”奇跡”だそうです。

情熱の赤色が定番のバラにとって、

青い品種が生まれたのが奇跡だと

思われたのが、その言葉の

ゆえんだとか・・・。

私たちも、何気ない時に、

1度や2度、奇跡的なことを

体験することもありそう。

楽しみですね。

 


カッチー二の『アヴェ・マリア』を聴いて

2015-06-14 09:31:06 | 音楽の思い出

有名な宗教曲、『アヴェ・マリア』。

カッチーに作のこの曲には、哀愁が

とても漂います。

でも、ひときわ感じたのは、ソロの

歌い手によって、曲の感じはかなり

変わるなぁ、ということです。

同じソプラノ歌手でもこれだけ

差があるのかと感じ、

歴然としてしてしまいました。

いい悪いということではなく、

曲想の違いが出てくるということなんです。

ある歌手は、透き通った芯のある

高音を一貫して歌い通す。

また、ある歌手は、小節小節のしっぽに

ビブラートを入れて、うねりを出す。

声の質も、透明感のある高音から、

少しぬくもり感のある声まで

多種多様です。

まるで、おひとりひとりの歌手が、

違った楽器を奏でているようで

好奇心をそそられました。

意図されたものなのか、無意識の

ものなのか?それも分かりませんが、

その両方かもしれませんね。

そこが面白くてたまりません。

清澄で厳粛なるアヴェ・マリア。

人が変われば、肉声が変わり、

曲の色も変わる。

だから、100人の人生が

100通りあるように、

歌手の数だけ、曲想がある。

人間て素晴らしいですね。

改めてそう感じました。


国民楽派のクラシックを聴いて・・・

2015-06-07 17:10:27 | 音楽の魅力

久しぶりにクラシックの生演奏に触れる

機会がありました。

シベリウスの『フィンランディア』

スメタナの『モルダウ』などなど。

有名な曲ばかりですが、CDで聴くのと

生で聴くのでは、違って聞こえるというか、

各楽器群の役割がはっきりしますね。

特に、いつも脇役に徹している(?)

打楽器は、『フィンランディア』について

いえば、相当な重責を担っている

と感じました。

地の底から湧き上がるような

人間の叫びのような音が、

打楽器の音をベースに

重なっているのです。

祖国を大国から守ろうとする

フィン人(フィンランドの民族)の

強い意志が音で表現されて

いますが、その起爆剤となっているのが、

ティンパ二の音です。

ティンパニがなければ、この曲は

成り立たないといって

いいと思います。

また、国民楽派ではないのですが、

ブラームスの『ハンガリア舞曲』。

この音楽も、打楽器の果たしている

役割は同じく大きい!です。

打楽器の重厚音が響けば、それに高音の

ヴァイオリンやヴィオラが乗る。

音が重なり、相乗効果となり、

民族の主張みたいな烈しさが

表現されていると感じます。

スメタナの『モルダウ』は、この烈しさ

よりも、郷愁をメインテーマにした

ソフトな印象がありますね。

祖国チェコの中心を流れる

ブルタブ川(モルダウ)に思いを馳せ、

その川の流れを祖国の運命の

うねりのように表現している

というべきなのでしょうか?

柔らかい音感の連続です。

国民楽派の音楽を生で聴き、

こんな感想を抱きました。