12月30日(月)のつぶやき

2013-12-31 03:59:47 | 音楽の思い出

年末にスイカのお話

2013-12-30 14:52:53 | 雑記

年末に大寒波が襲っている地域が

あると聞き、くれぐれもご注意して

いただき、

怪我のないように祈っております。

その寒波ですが、猛吹雪に

なっている地域は、

東北や北陸などに点在

しているようです。

私の知る山形県の尾花沢という

地域は、毎年3~4mの雪が

積もる豪雪地域。そこでは吹雪に

なっても驚かないとは思いますが、

私も以前1月に訪れた際、吹雪に

見舞われました。斜めから吹く

強風に乗り、視野がかなり狭く

なってしまいます。10m先くらいしか

見えなかったと記憶しています。

さて、その豪雪地域の尾花沢ですが、

毎年夏になると、何とビッグサイズで

甘みたっぷりのみずみずしいスイカの

産地になります。

豪雪地帯とスイカ・・・・この組み合わせは

何となくピンときませんが、ここのスイカは

夏が暑ければ暑いほど、美味しく

なります。

サイズがあまりに大きすぎて、

1個まるごとは冷蔵庫に入りきらない

ほどです。その超ビッグなスイカの

中には、自然の恵み、甘みが

凝縮されています。

冬の厳しい寒さと豪雪で

鍛えられた(?)土地は、夏には

日本イチのスイカの産地となる。

自然の恵みって素晴らしい

ですね。

実は、尾花沢のスイカは、

やみつきになるおいしさなんです。

それに、どこのスイカもそうですが、

熱くなった体を冷やしてくれますし、

体の中の老廃物を除去して

くれます。

尾花沢の雪とスイカ。

この組み合わせは妙であり、

面白いコンビです。

まったく溶け込みそうにない

2つが融合して、化学反応が

起こり、新たなものが生み出される。

自然界でも、そんな妙な

変化が起こっているのですね。

これは、もしかすると、人と人との

出会いにも通ずるかもしれません。

ある人との出会いで、自分の

人生が劇的に変わった!

良くなったか、悪くなったかは

別にしても、出会いで小変化、

大変化は常に起こっているかも

しれません。

要は、その変化に気づくかどうか。

気づけば、その変化にどう対応

していくか考える。そして、

実行。これを繰り返す人生は

面白いかもしれません。

もちろん、いつも順風万帆とは

行きませんが・・・・。

 


未来は捨てたもんじゃない!?

2013-12-20 21:08:15 | 雑記

アベノミクス効果のおかげ(?)で

大企業の業績が良くなり、

今冬のボーナスも上昇すると

いいます。

でも、全体を見れば、景気のいいところ、

景気が依然として悪いところが

あります。

いつの世も光の部分と、陰の

部分がありますが、

今、日本は将来的にさまざまな

問題・課題を抱えています。

主なものは、大震災・戦争・

年金や介護保険の破綻の

4つが懸念される大問題となって

噴出する恐れがあります。

おそらく東京五輪後が一番

危なそうです。

でもでも、そんな暗い見通し

ばかり思っていては、人生が

楽しくありません。

こんな時代にどうするのか?

気休めにしかならない

人生賛歌では心もとないのも

やむを得ないことです。

こんな時こそ、自分の価値観が

試される時ではないでしょうか?

何を一番大事にするのか?

お金? 家族? 仕事?

う~ん、どれも当たっている

ような気がしますが、どうも

違うのでは?と感じます。

では、何が大事?

答えはないでしょう。

それは、ひとりひとりの胸の

内にあると思うからです。

私は、自分の生き方、

格好のいい表現をすれば、

生き様だと思うのです。

人生、そんな順風満帆とは

いきません。誰しもそうです。

壁にぶち当たったらどうする

のか? ここだと思うのです。

ぶつかって乗り越えるために、

何をしたらいいか考える。

考えて実行する。その解決策を

考え実行するのがひとつ。

それから、その壁にぶち当たる

のではなく、別の道を

模索する。その道を探し、

何をどうすればいいのかを

考え、実行する。

この2つの道があると

思うのですが、どちらを

選択しても共通するのは、

「考え実行する」ことです。

何があっても、このスタンスを

継続することが大事では?

生きている証のような

気がします。

これがあれば、あまり過去を

振り返り後悔することが

なくなると思います。

それと、常に流動的に

動いていますから、

停滞することもないと

思うのですが・・・・・。

富や権力や、素敵な家族に

囲まれること、人気のある

ことも素晴らしいことだと

感じますが、そんな方は

まれです。

それより私みたいな凡人は、

生きているスタンスがぶれず、

常に考え行動することが

必要になってくると思います。

たとえ失敗しても、次へ

行けばいい。

そういう自由で意思のある

生き方に希望が宿ると

思うのです。

あくまで主体的、自発的な

生き方です。

♪未来は捨てたもんじゃ

ない♪ とAKB48も

恋するフォーチュン・クッキー』で

歌っています。

歌は世につれ・・・を地で

いくような歌詞ですね。

 

 


響きあうということ

2013-12-14 20:31:38 | ゴルフウイークリー

毎年、京都の清水寺で行われる

今年を表現する文字の書道。

本年は”輪”でした。

東京五輪が決まったことと、

人と人の輪の大切さが

今年も大事だと感じられたこと

なのでしょう。

2年前、あの東日本大震災の時に

”絆”に決まった時に似た語感が

ありますが、いろんな意味で

人と人のつながりの課題・問題も

数多く取り上げられました。

いじめ・体罰・老老介護・介護退職・

孤独死・引きこもりなど、ネガティブ

な用語も新聞紙上を

賑わせたことも事実です。

人とのつながりで生きがいを

回復する方がいる反面、孤独の

まま寂しい人生に自ら幕を

閉じる方もいます。

人口の逆ピラミッド化、

超高齢社会を迎えて、政府も

経済的弱者を支えきれない

現実があります。

こんな時代に何が求められる

のでしょうか?

やはり、自助努力と、

人が人に援助の手を差し伸べる

ことの両方が必要に

なってきていると思います。

自社製品が売れない、本が

売れないと嘆くだけでなく、

その理由をつきつめる必要が

あるでしょう。

人間が生きて生活している

限り必ず求めていることが

あります。

私も母が施設に入所している

ため、最近、老人施設に行く

機会が多くなってきました。

その中で感じたのは、介護スタッフや

看護師の方々の中には、本当に

誠心誠意、入所者のお世話を

しておられる方が少なく

ありません。

心からプロの介護者として、

接客者として、ケアサービスを

提供くださっていること、実感

できます。

心のこもった声というのは、傍で

聴いていると分かります。

マニュアル的な声との違いは

お客であるほど敏感に

その違いに気づくものです。

心を込めて声かけを

マメに行う介護者の方には

信頼感を持ちます。

そして、会話がはずみ、さらに

コミュニケーションが高まります。

好循環ですね。

何をして欲しいか、言葉に

出さなくても、「あうんの呼吸」で

分かり合えるようにも

なります。

コミュニケーションは、言葉だけでなく、

ボディランゲージになってくることも

あります。認知症や言葉の不自由な

お年寄りの方は、必死で自分の

持っている伝達方法で、自分の

ご意思を伝えようとします。

普段から気持ちがつながっている

介護スタッフの方は、その意思表示が

即座に理解できる。

まさに”響きあう”関係なのです。

この素晴らしい関係を

目の前で確認しました。

プロ魂を込めた仕事だから、

この関係が築けるとも言えます。

響き合える関係って

いいですね。生きがいが

蘇りますし、活力が沸きます。

”輪”にちなんで、この

響く関係を見直してみたいと

思いました。

 

 

 

 


たかが歩き、されど歩き

2013-12-08 09:25:35 | ゴルフウイークリー

この10年で、ゴルフ場もすっかり

乗用カートが定着し、ゴルファーの

歩く距離も激減しました。経営上の

事情とはいえ、ゴルフの本来の

姿の1部が失われたのは残念!

欧州では、今も、手引きカート

プレーが普通です。

私も個人的には歩きのゴルフが

好きです。乗用カートの普及に

よって、歩く動作の衰えも目立つ

ようになったと感じませんか?

プロゴルファーにしても、試合中は

歩きますが、プライベートラウンド

ではカート使用が多いものです。

そのせいか、昔に比べ、プロの

歩くスピードは遅くなり、姿勢も

悪くなっている気がします。

これも残念なことです。

以前は、背すじをぴんと伸ばし、

さっさっと軽くジョギングでも

しているかに感じるよう、

速く歩いている人が多かった。

ゴルフ場で歩くのは、歩く動作の

基本を覚えるかっこうの場でも

あると思います。平らなところは

どこにもありません。階段の

ような段差もありません。(階段

の段は、その面が平らです)

不安定な足場だからこそ、

姿勢・荷重移動・リズムを

気をつけて自然に歩くように

なってきたと思います。

先日来日した英国の

ルーク・ドナルドの歩く姿勢は

実にいいものでした。さすが、

ゴルフ発祥の地からやってきた

男だけあり、手引きで育った

こともあり、歩く基本が

自然に身についていた感じ。

先ず、姿勢ですが、胸を開き、

背すじをのばし、腹式呼吸で

丹田を意識していると思えるくらい、

体幹がぶれていませんでした

(上下動しない)。

スウィングにもいい影響が

あるのは見逃せません。

最近、ドローイングという表現で、

おへその内側を息を吐きながら

背中の方へくっつけていく意識で

体幹の中心を意識する。

これで体幹が安定する。これが、

歩く姿勢の基本でしょう。

次に、荷重移動。

振り出した足をかかとから着地

すると同時に反対の足の

拇指丘で軽く蹴る。

右足と左手、左足と右手を

それぞれ同調させ、

互い違いに動かしていく。

このかかとから着地し、つま先側へ

荷重移動していく動きに

よって足裏を万遍なく使え、

足の筋肉も表裏をバランスよく

使うことになりますから、

体のよじれも少なくなりやすい。

それに、つま先でつまづく

転倒防止にもなります。

まさにいいことづくめだと思います。

最後にリズム。一定のリズムで

歩くのは、大事なことです。

ボール地点に着いたらスウィング

動作をするわけですから、その

体にしみこんだ一定のリズムで

スウィングできるようになる。

プロゴルファーが、これを大事に

する理由も理解できます。

歩く時は、できるだけ大またで

速く歩く。速く歩くほど、

スピードが一定になりやすく、

リズムも安定します。

血流もよくなっていく感覚が

残り、気持ちいいものです。

軽い有酸素運動ですから、

長時間歩けば歩くほど、

脂肪燃焼効果も高まります。

これだけ健康体になれる

要素がつまっている”歩き”を

見直したいものです。

心臓やひざなどにも負担が

少ないため、長く継続しやすい

利点もあります。

もしも、これに筋力アップを

付け加えたいなら、1~2キロ

くらいのアンクルウェート

(足首に重りを巻く)

などを着けて歩く手もあります。

その際、

三浦雄一郎さんみたいに、

何十キロのアンクルウェートを

着けても歩けませんから

ご注意を!(笑)

いかがでしょうか?

歩きには、

運動する時の基本が

かなり詰まっています。

特に姿勢は常に注意して

いませんと、すぐに崩れます。

私も日々注意していますが、

なかなかうまくいきません。

「歩くように振りましょう!」と

レッスンするプロモいます。

歩きの魅力を

見直してみませんか?

 


押す vs. 返す

2013-12-01 18:58:54 | ゴルフウイークリー

プロゴルファーの中には、

インパクトゾーンで

球をしっかり押せたかどうかという

表現をすることがありますが、

この”押す”ことについて

考えてみました。

押すのは、右利きならもちろん

右手の役割。押し込む時は、

リストを返すのではなく、

ゾーンでヘッドをライン上に

比較的長く送っていく感覚と

いっていいでしょうか?

この押す感覚には、条件が

あると思います。

アイアンだったらヘッドを

低く押し込む、ドライバーだったら

右腕を伸ばしながら

ヘッドを高く、フォローを

なるべく高くとりアークを

大きくする。こんなヘッドや腕の

動きがイメージできます。

正確に狙ったラインにボールを

乗せ、しかもドライバーなら

キャリーボール、俗に言う

”大球”(おおだま)で

飛ばしていくことを指す

のでしょう。

こういう動きは、

ストロンググリップで

フェースを相対的に

返す量を少なくする

スウィング向きです。

 

それに対してインパクトゾーンで

フェースを返すという表現が

あります。厳密にいうと、

インパクトゾーンで、点ですが

ボールをスクェアフェースでとらえ

包み込むようにボールを

とらえる。

ただし、このゾーンで

返そうとしても手遅れ。その前の

段階(切り返しやダウンスウィング)

で返す準備をしていないと

間に合いません。

この返すスウィングは、

スクェアグリップで、

フェースローテーションを

多くして、はじいて

飛ばすスウィング向きです。

こうやって”押す”と”返す”を

見ていくと、スウィングでの動き

自体はまったく別物、2種類

あるように感じます。

しかし、本当にそうでしょうか?

今日、賞金女王を決めた

森田理香子選手のスウィングが

すごく参考になります。

彼女のスウィングは、この

”押し”と”返し”を上手に

ミックスさせて、正確に

飛ばしたり、運んでいる

からです。

”押しながら返している”と

言っていいと感じます。

それは、彼女のフォローの

大きさ(長さ)と腕やリストの

ターンを見れば分かります。

あれだけ腕が伸びきって、

高いフォロースルーで、

しかもフェースをかなり

返しています。

伸びやかでしなやかで

フェースターンも多いスウィング

だと思います。

フォローの高さは押し込みの

賜物。

それから、トップで

ほんの少しフェースが

開き気味。フォローでしっかりと

フェースが返っているのを

見ても、ターンの量の多さが

分かります。

これだけでも非凡さが

出ています。スウィングリズム

などは、全盛期の岡本綾子さんを

彷彿させます。

さらに彼女のショートアイアンは、

押していきながら返していき、

インサイドへしっかりと振りぬいて

いますから、フェースにボールが

乗る時間が多く、見た目、ボールが

ゆっくりと飛んでいるように

見えます。ピンへ狙い打ち。

ライン出しが上手なスウィングに

見えます。このゆっくりとした

滞空時間の長いボールの

運びなどは、

全盛期のセベ・バレステロスを

彷彿させてくれます。

さて、本題の”押す”と”返す”に

戻りますが、私など腕は

短いし、左脇が甘くならないように

左ひじをたたんでインサイドに

振るタイプは、感覚として

ドライバーもアイアンも”返す”

感覚が強く残ります。

でも、フック系のボールを

意図的に打つ時は、

右腕を伸ばしていって押す

感覚が出てきます。

伸ばしながら返します。

やはり、この2つの動きは

意図した球筋によっても

感覚を変わるのもなんですね。

それにしても、森田選手の

腕の使い方は非凡なものを

感じます。やはり、賞金女王を

獲る選手は、ものが違いますね。

あの腕のしなやかな伸びと

返しは真似できるものでは

ないでしょう。

ひじやリストの関節が

とても柔らかくて強い。

しかも、腕が長い。

こんな条件が揃わないと

真似は無理です。

本当に凄いと思います!