日本オープン最終日を見てて、優勝争いをするプロは、想像を
絶するくらいの厳しい戦いを強いられているのを垣間見る
ことができ、感動しました。
優勝はできませんでしたけど、最終組の武藤選手と藤田選手の
ドライバーの競演は見ごたえがありました。
コースのセッティングが大変厳しいから、単純にフェアウェイの
センターにまっすぐ狙ってもラフに入ってしまうホールがあるのに
驚いてしまいました。フェアウェイが超狭いだけでなく、軽いフェードや
軽いドローをティショットで打ち分けないと、ドッグレッグであったり、
下が固めで、傾斜しているところが多く、フェアウェイを
キープできないと思いました。もちろん、スプーンその他で距離を
コントロール(刻む)する手もあるのでしょうが、このコースは、
ミドルホールの距離が軒並み長く、460Y超が目白押し。
セカンドを長いクラブで打つと、グリーンで止められないケースが
多く、ドライバー勝負となるホールが多かったですね。
例えば、9Hは右ドッグレッグで、プロのティショットの落とし場所は、
左傾斜が多く、ドロー系では、フェアウェイ真ん中を狙っても、すぐに
左のラフへ。武藤選手も藤田選手もフェード系のボールでフェアウェイ
中央よりやや右に落とす狙いで攻めていました。フェアウェイが狭い上に、
そこからさらにフェアウェイの右サイドか左サイドに落とすのかを
計算してティショットの球をコントロールし、セカンドが狙える距離や
場所に運ばないといけないのを見て、異次元の戦いだなぁ、と感じました。
10Hも同じくフェードの方がいいみたいでした。武藤選手は、ことごごとく、
ティグラウンドの右側にティアップして、フェードボールで攻めていた
記憶があります。
ところが、17Hになると、左ドッグレッグで
久々にドローが要求されるホールに。ここでは、武藤選手は、ティグラウンドの
左側にティアップしてドローで攻めましたが、それまでの好調なティショットが
一転、ひっかけて左のラフへ。つまり、どちらの球すじも要求されるから、
いくらテクニックのあるプロとはいえ、厳しい戦いを強いられるんですね。
それにしても”ちょいフェード”と”ちょいドロー”を打ち分けて戦うプロの技術と
精神力に感服しました。想像を超える葛藤とプレッシャーが戦う
プロの中にあるのでは?
武藤選手の最終ホールのパットを見てかわいそうな気がします。それまで、
張り詰めていたものが、ファーストパットを予想外にオーバーして
切れてしまったのではないでしょうか?正確に飛ばせるロングヒッターで
アイアンの距離コントロールも巧いし、これにめげずに頑張って欲しいですね。
まだ若いですし。
藤田選手は、ティショットを打ち分けることが巧いし、
正確です。ただロングヒッターではないので、セカンドを長いクラブで
打つのは厳しかったのではないでしょうか?でも、バンカーショットや
アプローチでもリカバリーは”さすが”という感じでした。
最終的には、ティショット、アイアンショット、アプローチ、パットの
どれにも穴がないキム選手が優勝をさらいましたが、自分の実力を
大舞台で出せる精神力にも感服しました。
それからアマチュアの松山秀樹選手。リーチも長く、球も高そうだし、
何と言ってもサンドウェッジでのアプローチのタッチがバツグンでした。
ロブ、転がし、ピッチ&ランと何でも使えて、ミスしないテクは
素晴らしいですね。相当練習し、ラウンド経験も豊富なんでしょうね。
アメリカにも留学していたのかな?と感じてしまいますが、本人は、
東北福祉大学ゴルフ部ですよね。すごい選手が出てきたものです。
絶するくらいの厳しい戦いを強いられているのを垣間見る
ことができ、感動しました。
優勝はできませんでしたけど、最終組の武藤選手と藤田選手の
ドライバーの競演は見ごたえがありました。
コースのセッティングが大変厳しいから、単純にフェアウェイの
センターにまっすぐ狙ってもラフに入ってしまうホールがあるのに
驚いてしまいました。フェアウェイが超狭いだけでなく、軽いフェードや
軽いドローをティショットで打ち分けないと、ドッグレッグであったり、
下が固めで、傾斜しているところが多く、フェアウェイを
キープできないと思いました。もちろん、スプーンその他で距離を
コントロール(刻む)する手もあるのでしょうが、このコースは、
ミドルホールの距離が軒並み長く、460Y超が目白押し。
セカンドを長いクラブで打つと、グリーンで止められないケースが
多く、ドライバー勝負となるホールが多かったですね。
例えば、9Hは右ドッグレッグで、プロのティショットの落とし場所は、
左傾斜が多く、ドロー系では、フェアウェイ真ん中を狙っても、すぐに
左のラフへ。武藤選手も藤田選手もフェード系のボールでフェアウェイ
中央よりやや右に落とす狙いで攻めていました。フェアウェイが狭い上に、
そこからさらにフェアウェイの右サイドか左サイドに落とすのかを
計算してティショットの球をコントロールし、セカンドが狙える距離や
場所に運ばないといけないのを見て、異次元の戦いだなぁ、と感じました。
10Hも同じくフェードの方がいいみたいでした。武藤選手は、ことごごとく、
ティグラウンドの右側にティアップして、フェードボールで攻めていた
記憶があります。
ところが、17Hになると、左ドッグレッグで
久々にドローが要求されるホールに。ここでは、武藤選手は、ティグラウンドの
左側にティアップしてドローで攻めましたが、それまでの好調なティショットが
一転、ひっかけて左のラフへ。つまり、どちらの球すじも要求されるから、
いくらテクニックのあるプロとはいえ、厳しい戦いを強いられるんですね。
それにしても”ちょいフェード”と”ちょいドロー”を打ち分けて戦うプロの技術と
精神力に感服しました。想像を超える葛藤とプレッシャーが戦う
プロの中にあるのでは?
武藤選手の最終ホールのパットを見てかわいそうな気がします。それまで、
張り詰めていたものが、ファーストパットを予想外にオーバーして
切れてしまったのではないでしょうか?正確に飛ばせるロングヒッターで
アイアンの距離コントロールも巧いし、これにめげずに頑張って欲しいですね。
まだ若いですし。
藤田選手は、ティショットを打ち分けることが巧いし、
正確です。ただロングヒッターではないので、セカンドを長いクラブで
打つのは厳しかったのではないでしょうか?でも、バンカーショットや
アプローチでもリカバリーは”さすが”という感じでした。
最終的には、ティショット、アイアンショット、アプローチ、パットの
どれにも穴がないキム選手が優勝をさらいましたが、自分の実力を
大舞台で出せる精神力にも感服しました。
それからアマチュアの松山秀樹選手。リーチも長く、球も高そうだし、
何と言ってもサンドウェッジでのアプローチのタッチがバツグンでした。
ロブ、転がし、ピッチ&ランと何でも使えて、ミスしないテクは
素晴らしいですね。相当練習し、ラウンド経験も豊富なんでしょうね。
アメリカにも留学していたのかな?と感じてしまいますが、本人は、
東北福祉大学ゴルフ部ですよね。すごい選手が出てきたものです。