〔ゴルフ〕激闘の日本OP 、やはりプロって凄い!

2010-10-17 16:25:00 | ゴルフウイークリー
日本オープン最終日を見てて、優勝争いをするプロは、想像を
絶するくらいの厳しい戦いを強いられているのを垣間見る
ことができ、感動しました。

優勝はできませんでしたけど、最終組の武藤選手と藤田選手の
ドライバーの競演は見ごたえがありました。

コースのセッティングが大変厳しいから、単純にフェアウェイの
センターにまっすぐ狙ってもラフに入ってしまうホールがあるのに
驚いてしまいました。フェアウェイが超狭いだけでなく、軽いフェードや
軽いドローをティショットで打ち分けないと、ドッグレッグであったり、
下が固めで、傾斜しているところが多く、フェアウェイを
キープできないと思いました。もちろん、スプーンその他で距離を
コントロール(刻む)する手もあるのでしょうが、このコースは、
ミドルホールの距離が軒並み長く、460Y超が目白押し。
セカンドを長いクラブで打つと、グリーンで止められないケースが
多く、ドライバー勝負となるホールが多かったですね。

例えば、9Hは右ドッグレッグで、プロのティショットの落とし場所は、
左傾斜が多く、ドロー系では、フェアウェイ真ん中を狙っても、すぐに
左のラフへ。武藤選手も藤田選手もフェード系のボールでフェアウェイ
中央よりやや右に落とす狙いで攻めていました。フェアウェイが狭い上に、
そこからさらにフェアウェイの右サイドか左サイドに落とすのかを
計算してティショットの球をコントロールし、セカンドが狙える距離や
場所に運ばないといけないのを見て、異次元の戦いだなぁ、と感じました。
10Hも同じくフェードの方がいいみたいでした。武藤選手は、ことごごとく、
ティグラウンドの右側にティアップして、フェードボールで攻めていた
記憶があります。

ところが、17Hになると、左ドッグレッグで
久々にドローが要求されるホールに。ここでは、武藤選手は、ティグラウンドの
左側にティアップしてドローで攻めましたが、それまでの好調なティショットが
一転、ひっかけて左のラフへ。つまり、どちらの球すじも要求されるから、
いくらテクニックのあるプロとはいえ、厳しい戦いを強いられるんですね。
それにしても”ちょいフェード”と”ちょいドロー”を打ち分けて戦うプロの技術と
精神力に感服しました。想像を超える葛藤とプレッシャーが戦う
プロの中にあるのでは?

武藤選手の最終ホールのパットを見てかわいそうな気がします。それまで、
張り詰めていたものが、ファーストパットを予想外にオーバーして
切れてしまったのではないでしょうか?正確に飛ばせるロングヒッターで
アイアンの距離コントロールも巧いし、これにめげずに頑張って欲しいですね。
まだ若いですし。
藤田選手は、ティショットを打ち分けることが巧いし、
正確です。ただロングヒッターではないので、セカンドを長いクラブで
打つのは厳しかったのではないでしょうか?でも、バンカーショットや
アプローチでもリカバリーは”さすが”という感じでした。

最終的には、ティショット、アイアンショット、アプローチ、パットの
どれにも穴がないキム選手が優勝をさらいましたが、自分の実力を
大舞台で出せる精神力にも感服しました。

それからアマチュアの松山秀樹選手。リーチも長く、球も高そうだし、
何と言ってもサンドウェッジでのアプローチのタッチがバツグンでした。
ロブ、転がし、ピッチ&ランと何でも使えて、ミスしないテクは
素晴らしいですね。相当練習し、ラウンド経験も豊富なんでしょうね。
アメリカにも留学していたのかな?と感じてしまいますが、本人は、
東北福祉大学ゴルフ部ですよね。すごい選手が出てきたものです。



〔音楽療法〕ブランデンブルク協奏曲第5番

2010-10-17 08:37:22 | 音楽療法
静かな朝、気持ちを少しづつ高めたいなぁ、と思うときは
バッハの『ブランデンブルク協奏曲第5番』がいいと思います。

第1楽章は、小刻みなリズムに乗ってフルートやバイオリンの音がすいすい
泳いでいく感じがあり、快適です。
といっても騒々しくはなく、いたってて静かな雰囲気の中で
奏でられるので、朝にぴったりなのです。

時折、フルートとバイオリンが会話しているのではないかと思える
場面がいくつかありますが、主旋律は、継続して配され、
曲全体に芯を作っているようです。

眠い体や脳をすっきり目覚めさせるのにいいかもしれません
第1楽章の最後の部分で、ピアノ系の弱い音で主旋律をくり返した後、
最終版でメゾフォルテくらいで、それを盛り上げて終わり!!

気負わず、ゆったりとした気分で聴けると最高です!