ゴールデンウィークは好天に恵まれそうですね。
こんな時に、深みのある曲のことを書きたいと思います。
メンデルスゾーンの代表曲、ヴァイオリン協奏曲です。ホ短調のこの曲は
哀愁たっぷりな感があり、自宅でゆったり休日を楽しむにはいい名曲です。
メンデルスゾーンの人生終盤に作られたそうで、友人にあてられたとか。
第1楽章のイントロはヴァイオリンの音が静かに泣いているように聴こえます。細い高い音が自分の無力感を表現しているようです。これはあくまで私の感覚です。
展開部は、ソロで物悲しいパートがありますが、何度も再現される流れるような
美しいバイオリンの響きと、その裏に流れる強い意思のようなものがメリハリを
つけ、複雑で濃厚な味を出してます。(第1楽章)
これに続く第2楽章は、一転して穏やかな調べになっていて安らかに眠れそうです。
元気の出るメインパートは有名で、願いがかなって心の中で喜びを
かみ締めている作者の様子が浮かんでくるのです。それを追うようなオーケストラ
のサポート音。途切れることのない展開で体も脳も休まる気がします。
第3楽章は、またまたバイオリンの哀愁を込めた音で始まりますが、途中から
跳ねるような軽快なバイオリンの演奏!!この曲で一番明るいパートですね。
悩みに悩みぬいた人生にある結論めいたものが出てきて達観した人を表現して
いるのでしょうか?あまりにもスピーディな弦のつまびきで驚かされます。
これはメンデルスゾーン本人のことか、友人のことかわかりませんが、生きてて
よかったと思えるようなトーンが色濃く出ています。
素晴らしいですね。人生の展開みたいに複雑に曲が展開されているように
感じました。最後はハッピーエンド! ブラボーです。
こんな時に、深みのある曲のことを書きたいと思います。
メンデルスゾーンの代表曲、ヴァイオリン協奏曲です。ホ短調のこの曲は
哀愁たっぷりな感があり、自宅でゆったり休日を楽しむにはいい名曲です。
メンデルスゾーンの人生終盤に作られたそうで、友人にあてられたとか。
第1楽章のイントロはヴァイオリンの音が静かに泣いているように聴こえます。細い高い音が自分の無力感を表現しているようです。これはあくまで私の感覚です。
展開部は、ソロで物悲しいパートがありますが、何度も再現される流れるような
美しいバイオリンの響きと、その裏に流れる強い意思のようなものがメリハリを
つけ、複雑で濃厚な味を出してます。(第1楽章)
これに続く第2楽章は、一転して穏やかな調べになっていて安らかに眠れそうです。
元気の出るメインパートは有名で、願いがかなって心の中で喜びを
かみ締めている作者の様子が浮かんでくるのです。それを追うようなオーケストラ
のサポート音。途切れることのない展開で体も脳も休まる気がします。
第3楽章は、またまたバイオリンの哀愁を込めた音で始まりますが、途中から
跳ねるような軽快なバイオリンの演奏!!この曲で一番明るいパートですね。
悩みに悩みぬいた人生にある結論めいたものが出てきて達観した人を表現して
いるのでしょうか?あまりにもスピーディな弦のつまびきで驚かされます。
これはメンデルスゾーン本人のことか、友人のことかわかりませんが、生きてて
よかったと思えるようなトーンが色濃く出ています。
素晴らしいですね。人生の展開みたいに複雑に曲が展開されているように
感じました。最後はハッピーエンド! ブラボーです。