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ゴルフ打ち納め

2017-12-28 13:23:41 | ゴルフウイークリー

今年も残り3日となりましたが、

如何お過ごしでしょうか?

ゴルフ打ち納めをしてきました。

打ち納めと言いましても、コースではなく、

練習場です。

本日のテーマは『右手の使い方』です。

ゴルフスウィングで、奥の深いポイントです。

右利きの人なら、腕力を生かしてわがままに

右手を使ってしまいやすく、ミスを誘発することも

少なくないからです。

そんな力加減も微妙に狂いやすいのですが、

今日は、2つのフェース管理に集中してみました。

フェースを返さないワーク

ウェッジを使い右手1本で、ボールをとらえ、

フォローまでフェースを返さない練習。

フォロースルーで、フェースが空を向いた状態を

キープ! ローテーションを抑えた打ち方です。

 

フェースをターンさせるワーク

同じく右手1本でボールをとらえ、

インパクトからフォローでフェースを返していく練習。

フォロースルーで、フェースのトウが空を向くくらい

回していく打ち方です。

 

この2つのワークを集中練習しました。

応用の話になりますが、①はフェード、

②はドローボールを打っていくフェースワークになります。

ウェッジの右手1本練習でも、同じくらいの

振り幅では、フェースをターンさせる②の方が飛距離は出ます。

それと、インパクト付近でのヘッドスピードが

出るためか、球も上がります。おそらくボールが強烈にフェースの

上側へ滑り抜けるためでしょう。

①でも、うまくボールをとらえると、フェースにボールは乗り、

ある程度球の高さも出るのですが、ヘッドスピードが②に比べて

遅めのため、距離も高さもやや少なめです。ただし、この打ち方で

ヘッドスピードを上げていけば、スピンはしっかりとかかります。

残念ながら、練習用のボールは特にスピンがかかりにくい構造のため、

そこまでスピン性能は感じませんでしたが、ダウンブローにしっかり

ヘッドをボール下へもぐらせるように打てれば、スピンがかかるはず。

こんな打ち方もマスターしたいですね。

 

この2つの打ち分けを右手1本で練習すれば、

ゴルフスウィングの応用範囲が

広がるのは間違いありません。

 

「右手の暴走阻止!」も含めて、2つのフェースワークを

覚えていきたいと感じました。

 

では、また来年! 良き年をお迎え下さい。

 

 

 


バーディに限りなく近いボギーが出てしまうオーガスタナショナル

2017-04-09 14:07:06 | ゴルフウイークリー

今週は、ゴルフのメジャー大会、マスターズが

行われています。

舞台は、ご存知アメリカ ジョージア州オーガスタにある

オーガスタナショナルゴルフクラブ

ここは、魔物が棲むし、時には女神が微笑む

天国も地獄も体験してしまうコースで、

チャンピオンになりグリーンジャケットに袖を通すには

多大な苦労を余儀なくされる程、名誉ある大会なのです。

その大会に、「メジャー制覇に最も近い日本人」と呼び声の高くなった

松山英樹が果敢にチャレンジしています。

その彼も世界の他のトッププロ同様、ホールバイホールで

天国と地獄を味わっているようです。

オーガスタの最大の特徴は、割と小ぶりなグリーン内が、

マウンドあり、緩急の混じった傾斜あり、小さなこぶありと、

かなり複雑な高速グリーンとなっている点です。

そんなグリーンでどんなドラマがあるのか?

2日目の松山の14番ホールから見てみましょう。

彼は、ティショット(ドライバー)が完璧。

フェアウェイのほぼセンターに運び、勝負の2打目へ。

14番グリーンは、手前と奥に段差のあり、しかも、

プレーヤーから見て、段の奥は、左から右へ低くなる

傾斜がついています。

この日のピンポジは、段奥の右サイドでした。

ドライバーで平均飛距離300ヤードを飛ばせるようになった

松山は、2打目を9番アイアンくらいの短い番手で、

ピンほぼまっすぐ狙っていたようです。

ショットは完璧に見え、ピン根元に刺さるかと

思われました。しかし、この日吹いていた風の影響

(これは定かではありません)か?、段をちょっと上った

上の側にボールは落ちたにも関わらず、ショートアイアンで

スピンがかかり過ぎ、ボールは下の段へ転がり落ち、

グリーン外へ出てしまったのです。通常のコースなら、

べたピンでイージーバーディなところ、一転して

ボギーの危険が・・・。

落とし場所とスピン量の関係で、こんなとんでもないことが

起こるのがオーガスタナショナルなのです。

いったんは、松山はこのホールで地獄を見ることに

なったかに思われました。何せ、バーディチャンスが

一瞬のうちにボギーのおそれに変わったからです。

ところが、松山はくじけませんでした。

段を転がし上げる低いピッチ&ランで、ピン手前1メートル半

位のところへ寄せ、そこからワンパットで沈めたのです。

魔女に神経を切らされそうになりながら、自分の精神力と

技術力を駆使して何とかパーをセーブ。

松山だから魔女の餌食にならなかったんだと思いました。

こんな苦しい展開が72ホール続くのがオーガスタです。

耐えてしのいで我慢した者に女神が最後に微笑む。

だから、感慨もひとしおなのですが、バーディとボギーが

紙一重のゴルフもタフな戦いですよね。

おそれいります。

ちなみにインコースの最初の10番パー4は、

バーディやパーをとるには、

ティショットとセカンドで球筋をはっきりと

打ち分ける必要があります。

ここは、ティグラウンドから30ヤード以上の打ち下ろしで

左ドッグレッグしている難ホール。

ティショットは、ドライバーかスプーンで、

コースなりのドローボールがベストルート。

セカンドは、ピンが右なら、フェードかストレートボールが

必要です。ピンが左なら、ドローヒッターは、球を止めやすい

高いドロー、フェードヒッターならフェードかストレートの

方が攻めやすいグリーンです。

本日3日目のピンポジは、右でしたので、フックやドローだと

即ボギーしてしまう危険がありました。

このように、同一ホールで、持ち球によって、2種類の

球を打ち分けないと、パーがとりにくくなるのも

特徴としてあります。

また、16番や最終18番のように、ピン位置(16番なら

左やや奥めのピン位置/18番なら2段の手前に低い段の

左めのピン位置)によってピンハイにボールを運び、

そこからバックスピンで

ピン方向へ寄せていく至難のグリーンもあります。

ちなみに、14番グリーンの場合は、ピンが奥の段で

右サイドのケースでは、ピンより左5から10mくらいの

同じ段に落とし、傾斜に沿ってボールが流れるのに任せて

ピンに寄せていくのが定石です。

このように、ホールによって、ピンに寄せる攻略ルートが

あるのですが、単純にピンの根元を狙いそこに打てても

スピンの関係で寄らないことが多いのもオーガスタの

難しさです。

仮想のピンを想定して、そこに落とし、傾斜に沿って

本来のカップに寄せる芸当が必要なのです

それを何回も繰り返せた選手に女神が微笑んでくれる

メジャーなのです。面白い大会だと思います。

 

 

 

 


基本は裏切らない

2017-03-19 14:04:57 | ゴルフウイークリー

練習から遠ざかると、ちょっとしたことも

忘れがちです。

最初は、ダフリが止まらない。

情けない状況だったのですが、

すぐに修正にかからないと

練習時間が無意味に長くなってしまいます。

ドスン」「ドスッ」なんて、マットを先に叩く

鈍い音が鳴り響いて球もあっちへこっちへ。

こんな時に効果的なのは、片手練習です。

ウェッジを使い、

左手1本、右手1本で球をそれぞれ打ってみて

マットではなくボールを

先にコンタクトできるようにするんです。

カツッ」「カッ」とか乾いた音が出れば

成功です。

左手1本練習では、インパクトまでに左手を

いかに早く下げて打てるかが勝負です。

左手を下げて低い位置で打てれば打てるほど、

ダフリは消えてしまいます。

左ひじがインパクトゾーンで浮き上がらないため、

手元を体の近くに通せるからです。

腕と体も連動します。

左手をボールにできるだけ近づけていくわけですから、

逆にダフリそうな気がしますが、真反対です。

左手を低く下ろすと、手元は低い位置になりますが、

ヘッドは上。ためがききます。

逆に、左手や左ひじが浮くと、ヘッドは早くドスンと

落ちてしまいます。ダフるんです。

今日の練習では”左手を最大限低く下ろす”ことに集中したら、

ダフリがものの見事になくなりました。

また、右手1本でも、大事なポイントがあります。

こちらは、トップにきたらヘッドの重さを右手で感じ、

少し間を保つ。打ち急がないようにすること。

これで、右手の悪さが半分くらい消えます。

それと一番重要なのは、右手がハーフダウンの位置に

降りてきたら、ひじから先を一気に伸ばしてボールを

とらえていきます。ここが大事です。

右腕が一直線に伸ばせれば、ひじは浮きませんから、

ヘッドがインパクト前に急降下することなく、

ボールを上からクリーンにとらえることが

できるんです。

当然ダフらなくなります。

この片手1本練習で、それぞれダフリが

なくなってきたら、最後は両手の合わせ技です。

2つの大事なポイントに集中し、同じウェッジで

打ってみます。

ダフったら再び片手練習へ戻る。

そして、また両手で。この繰り返しで、

球をきちっと上からクリーンにとらえ、

高さも安定してきます。

要は、忘れてしまった基本を取り戻すのに、

片手練習が助けになるのです。

トライして損はない、いややるべき

練習法だと私は思います。

スウィング修正が思いのほか、

速くできると感じています。

 


上達の宝庫、右手1本練習

2017-02-11 08:47:17 | ゴルフウイークリー

ウェッジを使い右手だけで球を打つと、

色々なことが分かってきますし、

実のある練習になります。

先ず、球をそろえようとする(高さと距離)と、

トップから右手を下ろすタイミングを

そろえないと、球がそろわない。

左手を添えて両手で打つと、

どうしても右手をわがままに使ってしまいがち。

左手が支えてくれるから、右手のわがままが

許されるんでしょうね(注・レフティの方は

左手をわがままに使うと読み換えて下さい)。

でも右手1本だと、切り返しで打ち急ぐと、

必ず大ミスになります。

クラブヘッドにハエや蚊が止まったかな、と感じるくらい

のタイミングで下ろすと、クラブヘッドが暴れなくなる

のが分かります。

いわゆる”間”がとれた状態を覚えることができると思います。

打ち急ぎを止め、下ろすタイミングをつかめるのが

1番目の効用です。

次にフェースローテーションを覚えられます。

フェースを返す動作は主に右手(レフティは左手)で

行いますが、インパクト付近で強烈にフェースを

返す飛ばす動きを覚えられたり、フェースターンを

インパクトで抑えるコントロールスウィング

(アプローチにも、もちろん使います)も

覚えられます。

この右手1本練習を実際にトライすると、

フェースを返そうが返すまいが、

インパクトからその直後にかけて

右ひじをきちんと伸ばしていくのが、

とても大事だと分かってきます。

ひじや腕を伸ばしながら、球をとらえないと、

ダフリやトップが出やすいんです。

このように、腕の使い方を覚え、フェースの返しを

覚えられるのが2番目の効用です。

意外なのが、フェースをしっかり返して

インパクトできると、フェースに各速度が

つくためか、球はきちんと上がります。

ヘッドスピードが速い人のボールは

高く上がりますよね。あれです。

最後に、少し高度ですが、球すじを

操る練習にもなります。

前回の当ブログで右ひじの管理が

ドローやフェードを決める要因になると

書きましたが、ダウンスウィングで

右ひじを体に密着させインサイドアウトに

ヘッドを出しながらターンを使えばドロー!

逆に、右ひじを体から少し離せば、

アウトインにヘッドを出しやすいし、

ここではフェースをターンしないように

抑えて打てばフェードを打てます。

(ウェッジなので、実際にフェードボールの

感知は難しいのですが、クラブを替えて

両手で打ってみるとフェードってこう打つんだ!

と分かってくるはずです)

2番目のフェースローテーションを盛り込んで

右ひじにアレンジを加えたら、こんな球筋の

コントロール練習にもなるんですね。

驚きでした。

 


わき感覚と持ち球

2017-01-29 09:04:15 | ゴルフウイークリー

米ツアーが始まり、日本男子もアジアツアーと共催で

東南アジアで開幕しています。

そんなシーズン始めに、私たちのゴルフスウィングに

ついて考えてみました。

そもそもゴルファーが100人いれば、100通りの

打ち方があるように個性が出てきますが、それはなぜか?

そこに上達のヒントが隠されていると思うのです。

その個性の典型例が持ち球です。

あなたはスライス系? フック系?ドロー系?

フェード系?

人間には各人DNAがあるのですが、スウィングにも

DNAに似た個性・感覚があるのをゴルフを経験すればするほど

感じてきます。

本気で本能のままに素振りした時に、軌道がアウトサイドインに

なっていたらフェード(スライス)系、インサイドアウトになっていたら

ドロー(フック)系だという話もあります。

それくらい振りやすいスウィング軌道が私たちひとりひとりにはある

ということなのでしょうか?

もしあるとすれば、わきの感覚はどうでしょうか?

厳密にいうと、わきではなく、右と左のひじを体にどのタイミングで

密着させるか、その違いはあると思います。

では、スウィングの動きでチェックしてみましょう。

ダウンスウィングで、アウトサイドインの方は、

右ひじは体にそんなに密着させません。それより左ひじを

体に引き付けていき、左わきをぎゅっと締めながら

ボールをとらえていきます。この方が、アウトサイドインに

振りやすくなるはずです。

片や、インサイドアウトの方は、ダウンスウィングで

右ひじを体に密着させようとひきつけて、ボールを

とらえていきます。左ひじは、体に引き付けずに

割とフリーにします。このほうがインサイドアウトに

振りやすくなるはずです。

実際に、プロゴルファーのレッスンでも、フェードを

主体に打つ人は、「右ひじはそんなに締めなくていいよ」

とか「大事なのは左わきの締め」とか言う方が少なく

ありません。全員ではありませんが・・・。

ドローを持ち球にするプロのレッスンでは、

「切り返しから右ひじを体に密着させる動きを入れる」という

レッスンを聞いたこともあります。

それくらい本人の感覚の違いが、持ち球によってスウィングDNAに

よって出てくるのでは? と推論できるわけです。

もちろん、トッププロならドローもフェードも、そしてストレートボールも

打てるわけですが、それでも得意、やや苦手な球筋はあります。

それは、顔や脚の長さなど、人間の身体はシンメトリー(左右対称)に

できていないことがほとんどで、それに似てスウィングも体の

右サイドと左サイドで左右対称に振ることはできないためだと

考えられます。

しかし、これを逆手にとれば、

自分がスライスが持ち球なら、こういう特徴があると分かりますし、

逆のフックやドローを打とうと思えば、違和感を覚えても

練習を積んでドロー感覚を身につけて行けばいいことになります。

それが練習ですし、それを積むことでゴルフにも幅が出てきます。

ただし、両わきガラガラのスウィングはNGでしょう。

これは、人間の持つパワーをロスしますから、飛ばないし

軌道が定まらず球も曲がるはずです。

このわきの感覚と使い方は、ゴルフスウィングの

ブラッシュアップに重要な要素だと思います。

 

 

 


ヘッドを低く抑えるパッティング術

2016-11-27 19:26:57 | ゴルフウイークリー

久々のゴルフブログです。

約3か月前にパッティングについて書きましたが、

今回は、その続編です。

「ヘッドを低く出す」ことで、

ラインが出しやすくなり、速いグリーンにも

対応しやすいと書きましたが、このパットテクは、

アイアンショットにも近いものがあると思います。

ダウンブローにボールをとらえるアイアンショットと

共通点が多いと気づきました。

インパクトゾーン(インパクトの前後)で、ヘッドを

できる限り低く長く保つのは、ボールを最下点の

手前でとらえるダウンブローと似ています。

ロフトを殺しながらボールを上からつぶすように

とらえていく技術は、パターでも

有効なのではないでしょうか?

ボールをライン上に押し込む動きができますから。

方向性はアップし、ボールの芯をヘッドが

やや上目からとらえていけます。

押し込むことで、ボールの転がりが良くなるし、

ジャストタッチではなくて、カップをややオーバーする

くらい強めに球を転がせるため、カップまでの距離に関係なく、

カップイン率も上がると思います。

この「低く抑えるパッティング術」は、クロスハンドグリップに

挑戦してみると、分かりやすいはずです。

左手をしたにして握り、右手はその上に添える(右打ちの場合)。

あの米シニアツアーで大活躍しているベルンハルト・ランガー

採用しているグリップです。

パットに悩むと、このクロスハンドにするプロも少なくないのですが、

このスタイル、実は大事なエキスが詰まっています。

先ず、左手を下側にセットすることで、ヘッドを低く

送り込みやすくなります。

しかも、左手に力をそんなに入れなくても、低いヘッドの動きが

可能となります。力みが入らないから、ヘッドの動きもスムーズ!

左手をできるだけ長い時間、低く保てるので、

右手が邪魔をすることも少なくなります。

とても理にかなったグリップです。

ランガーは、このクロスハンドでパットを

入れまくり、賞金王の座に君臨していますね。

もうひとつ。

かつて一世を風靡したピンアンサーのパター

これもグースネックで、アイアン型の

ストロークに合っていました。

ボールを左かかと前よりも、グースな分、

右寄りにセットし、ややハンドファーストに構える。

ショルダーのリードでヘッドを振り子式に

動かすのですが、これが、まさにアイアンの

ダウンブローショットとかぶります。

ロフトを殺しながら、ヘッドがやや上から入れてくる。

これが、高速グリーンに強いピンアンサーの

標準的ストローク法でした。

フォローは低く長く!

ピンアンサーのロフトが多めにつけられて

いたのも、こういう打ち方、使い方を想定していた

ためだと思っています。

こうやって考察していきますと、やはりパットは、

特に高速グリーンでは、アイアンのようなダウンブローで、

低くフォローを出すストロークが合っている気がします。

低く長く強め!! これが、パット上手になる

キーワードでしょうか!?

 

 

 

 


ブランクゴルフでつかんだこと

2016-09-19 16:27:52 | ゴルフウイークリー

久しぶりに3連休初日にゴルフ場で

プレーしてきました。

予想に反して好天に恵まれ、夏空が

目に眩しい1日となりました。

しかし、自分自身、ゴルフの怖さや厳しさを

頭で分かっていたつもりでしたが、

やはり、出足の5ホールは散々な状態とあいなりました。

ドライバーが右へ左へと散らばり、ゴルフにならなかったのです。

ドライバーが散るから、2打目もいいライから打てません。

傾斜面や深いラフからのショットが続き、苦戦!

そして、アプローチの距離感もつかめず、

パターもタッチが悪いといった、ある程度想定していた

ゴルフとなったのです。

課題は山積みで、ここでは紙面の都合、自分の都合で

書けませんが、唯一良かったこともありましたので、

今回はそこに終始しようと思います。

調子が上向いてきたのは、6ホール目から。

ドライバーそこそこ、アイアンそこそこで、

グリーンの手前10ヤードくらい。そこから、アプローチして

ピン手前5メートルくらいについたと思います。

「今日はゴルフ場でプレーできるだけでも幸せ」

そんな思いが去来した頃でした。

前々回のブログで書きましたが、速いグリーンには

”ショートバックでフォローでラインとタッチを出す”

という目標が体現できたようです。

インパクトでなぜるように打つのではなく、

ボールの芯を感じるように、しっかりと

距離に合わせてライン上を押していく。

速いグリーンに合うストロークができたのでしょうか?

ボールは、ストレート目に転がり、カップへ一直線。

ほんの少し上りの5メートルがカップイン!!

パーセーブできました。

ゴルフって不思議なもので、パットが良くなると、

ショットも少しづつ改善されていくのか、

7ホール目から9番まで、そこそこのショットが

出るようになったのです。

7番、8番もアプローチを2メートル以内に寄せて、

パーセーブ。寄せワンとあいなりました。

そして、きわめつけは、9番。

ややアゲンストの風が吹くパー4の

セカンド。ピンまで約180ヤードと読み、

21度のユーティリティで振り抜きました。

球は高く上がりまして、風にも押されるかと

思いましたが、方向性と球の高さが良かったのか、

ピンそば80センチのところにドスンと落ち、

ここはワンパットバーディがとれたのです。

何がいいたいのかといいますと、ブランクのある

ゴルフプレーをすると、自分の強みと弱みが

分かるということです。

強みは、パーオンできなくても、パットで

パーセーブできる点。

弱みは、ショットの不安定さと、アプローチの

もろさかなと感じています。

実は、6~9番まで、全てワンパットで、前半9ホールでは

14パットで終了。(後半は17パットで、1R計31パット)

自分の過去のゴルフを思い出しても、

目の覚めるようなアイアンショットでパーを重ねた

経験は少なく、ワンパットの寄せワン・パーセーブで

スコアを稼ぐスタイルが強かったなぁ、と感じています。

こんな自分の強みを生かしつつ、山積みの課題を

少しづつ克服していくのが、次のステップに

なると思います。

それには、やはり考えた練習、工夫した練習が

要るのでしょうね。

 


パターヘッドも低く低く!

2016-09-04 07:48:05 | ゴルフウイークリー

『パットに型なし』と、よく言われますが、

私はグリーンが速ければ速いほど、

体に確固たる型を植え付けた方がいいと思います。

グリーンスピードが速い場合、打ち過ぎる

(つまり、インパクトが強い)と、球がカップに

入りそうになっても、蹴られてしまうことが

多いからです。

では、インパクトが強くなり過ぎないように

するには?

その1つは、バックストロークを小さくすること

ある程度距離のある、そうですね、10メートル以内なら、

トップをコンパクトに収める。

パターを少し引いて、フォローの大きさで

距離感(タッチ)を出していく方が安全で確実です

大ミスになりづらいと思います。

インパクトからは、狙ったライン上をヘッドが

通るように、できるだけストレートに送り出す。

この時のポイントは、アッパーブローに球を

こすり上げるようにストロークするのではなく、

なるべく低く長くヘッドがライン上に出る

ようにできればベストです。

こすり上げると、ボールが前へ進む推進力が出て、

速いグリーンでは大オーバーしたり、

カップに蹴られるミスになることが多いからです。

ここでも、アイアンショットのように、

低く低く! です。

地面を這いつくばるようにボールを

出していくイメージにすると、

インパクトは強くなりません。

強さではなく、フォローの長さで

距離感を出せるためです。

実際に、左のグリップが緩まないように

注意して、ヘッドを低く送り出すようにしたら、

ボールはライン上を転がりやすくなり、

インパクト感はなくなりました。

速いグリーン、特に下りのデリケートラインでは

うってつけではないでしょうか?

もちろん、芝目のきついコーライ芝では、

小さいトップでは通用しないことも多々あるでしょうね。

ある程度、バックストロークを大きめにとり、

インパクト感を出さないと芝目に負けてしまいますから。

そのあたりは臨機応変さが要りますけど。

しかし、きれいに刈り込まれた速いベント芝なら、

ショートバック(コンパクトなトップ)と低く出すフォローの

組み合わせは、ベストだと思います。

状況に応じて型を決めたり、あるいは、崩したり・・・

これもゴルフの楽しさのひとつでもあると感じます。


低く抑える感覚

2016-09-03 09:51:49 | ゴルフウイークリー

ゴルフの練習から遠ざかっていますと、

アマチュアゴルファーの悲しいサガですが、

悪い癖がにゅきにょきと出てきます。

 

意識していなくても、体や腕の力が入ったり、

ボールを持ち上げようとしてみたり・・・。

 

その結果、ボールが当たらない、飛ばないのです。

 

そこで、こんな時に以前の感覚を呼び戻すには

どうしたらいいのか? ですが、

 

私は、ボールを低く打つ感覚に切り替えます。

 

トップしてライナー性でもいいと考えて

打ちます。

 

アイアンなら、ボールをいつもより半個分ほど

右寄りにセットし、リーディングエッジ(刃)が

ボールの赤道あたりに当たるよう浮かせて

構えます。

 

こうすると、力んでしまってボールを高く上げようと

して、クラブヘッドが厚く入り、ダフってしまうミスも

止まるようになります。

 

身体の浮き上がりが抑えられるからでしょうね。

 

『低くてもいい』と思うと、安心感が出て

力みも段々となくなってくるから不思議です。

 

インパクトの音もシュッ、シュッ、と快感なのです。

 

こうやって当たり出すと、練習が楽しくなります。

 

フォローを低く抑えめに!!

 

左のひじが

浮かないように左手を低く抑える感覚が

ゴルフスウィングのリハビリには

重要だと感じました。

 

風の日にも強い低くて強いボールは

実戦でも役に立つと思います。

 

ウェッジからドライバーまで

低く抑える感覚を試してみませんか?


3日間競技と4日間競技

2016-08-27 17:24:11 | ゴルフウイークリー

女子の日本ツアーについて考えていることがあります。

今週行われていますニトリレディスは4日間競技ですが、

まだまだ米ツアーに比べて、日本ツアーは3日間競技が

主流です。その理由は、ツアー運営コストがかさむなど

さまざまな要因が絡んでいると思いますが、

次回の東京オリンピックでのゴルフ開催もにらみ、

やはり4日間競技を増やした方が、女子ツアーの底上げに

なると考えますが、如何でしょうか?

では、3日間と4日間競技では何がどう変わるのでしょうか?

これもさまざまな角度から考察する必要がありますが、

分かりやすいのは、各日のピンポジションのバリエーションです。

18ホールの各グリーンを3分割した場合と、4分割した場合を

考えてみましょう。

3日間なら、グリーンを3分割して、各日のピンポジを

決めますが、4日間なら4分割です。

どちらがピンポジのバリエーションが豊かになるかは

自明です。4日間ですよね。

選手たちは帯同キャディと一緒になり、

練習ラウンドでグリーンチェックをしますが、

4分割のバリエーションがあると、なお一層、

グリーンの傾斜、アンデュレーション、堅さ、芝目などを

もっともっと正確に細かくチェックせざるを得ません。

そうなれば、グリーンを緻密に読む力が上がり、

パットの力がぐ~んと上がると思うのです。

パットって、ゴルフを長年やってきた方は百も承知だと

思いますが、実際にパッティングする前に、

パットラインの状況を読み、事前にカップインまたは

カップに寄せるために必要な『スピードとライン』を

頭の中で思い描いてから球を打ちます。

つまり、実際のパットの前に、イメージでカップイン

させているんです。

そのための情報として、上述の要素が必要ですし、

タッチも大切になってきます。

『パットに型なし』ですが、イメージありき

なのです。

そんなことを考えていくうちに、やはり4日間競技が

増えることは望ましいことだと思います。

4日間だとパットに限らず、

ティショット、アイアンショット、

そしてアプローチなどの技術力に加え、

コースセッティングと天候を加味した上での

コースマネジメントの実力も

上がると思いますから。

今現在、日本の女子ツアーで日本選手と韓国選手を

比べた時にも、その差は何なのかと分析させてもらうと

すれば、パットの実力だと思います。

ここ一番のバーディパットとパーセービングパット!!

2メートル前後の距離で、入れ切る力は、

イ・ボミ選手やアン・ソンジュ選手の方が

上回っていると思うのですが・・・・。

それを埋めるためにも4日間競技で

グリーンの読みとイメージの力、そして

タッチ(距離感)を切磋琢磨して磨くことは、

大切ではないでしょうか?

最終日の上がり3ホールでバーディラッシュが

見られたら、もっとツアーは涌くでしょうし、

日本選手の底上げにつながり、米ツアーにも

どんどん進出し、世界的なレベルのプロが

増えてくると期待できるのですが。

 


右手1本練習の効用

2016-08-14 13:28:30 | ゴルフウイークリー

久々にゴルフ上達のための話をひとつ。

練習で私が一番苦手としているのが、

右手1本の片手練習です。

ところが、この練習にはスウィング上の

悪い癖を修正できる効果が期待できます。

その効果とは・・・?

ひとつめは、手先でしゃくる癖をなくすこと。

右手だけでしゃくると、球は上手に

前へ飛びませんから。ゴロやシャンク、

引っかけが多発します。

手首をこねて(右手の平がインパクト以降、

空を向くようにしゃくり上げる)打てば、

ミスにしかなりません。

しゃくり打ち、すくい打ちをストップできます。

しゃくらないように右手首の角度を保ちながら

右ひじから先の前腕をロールさせる。

コツは、インパクト以直後に右腕が

伸び切るようにすることです。

ロールさせながら伸ばしていく。

これで球をとらえると(実は、ここが

一番難しいので、練習のしどころなの

ですが・・・)、

フェースの上に球が乗っかって、

柔らかく運べます。

もちろん、方向性も安定!

フェースをインパクトを中心にしてロールさせる

正しいインサイドインの軌道がマスターできるわけです

それと、もうひとつの効果は、打ち急ぎを

なくすことができる点です

男性に多く見受けられるのですが、トップから

打ち急いでしまう。それは、強い右手に

頼って球を無意識に飛ばそうとするから、

下半身よりも右手を先に下ろしてしまう癖。

これを打開することができるのです。

右手1本です~っとクラブを上げたら、

一瞬でいいので”間”をとることです。

その”間”は前回のブログで書きましたが、

下半身リードするためのもの。

この練習でも、手先よりも一瞬先に

右ひざを左ひざの方へすっと送ってやる

動作が必要です。

そのための‟間”なのです。

この一連の動作をリズミカルに行うよう

練習すると、打ち急ぎも

なくなってきます。

私たちが、コースで犯しやすい2大ミス・・・

すくい打ちと打ち急ぎ

これを最小限に食い止めて

みませんか?


切り返しはスウィングの生命線!

2016-07-24 12:03:35 | ゴルフウイークリー

例年に比べ、涼しい日が続いていますので、

身体が比較的に楽ですね。

今日はゴルフの話をひとつ。

テーマは「切り返し」です。

トップからダウンスウィングに移る

一瞬の動き。ここが、ゴルフスウィングの

成否を決めるというくらい重要なところだと

いうレッスンは耳にたこができるくらい

聞いてきました。

その真意とは、何なのでしょうか?

クラブヘッドが方向転換する時に

どんなミスが起きやすか、

それをチェックしてみるのが

第1段階だと考えました。

一番多いのはタイミングのズレでは

ないでしょうか?

下半身が早く開いてしまい振り遅れ。

上体が先に突っ込んでしまい、下半身が

機能しなくなり、手先でこねる完全な

手打ち。この2つが多いようです。

要は、下半身と上半身(腕を含む)の

タイミングのズレが原因ですね。

上は少し我慢して待ち、下半身から

始動するのが、切り返しの基本です。

この時間差がとれるかどうかが

勝負になります。

では、上よりも下(半身)を一瞬早く

切り返すにはどうすればいいのでしょうか?

その答えはそうです、プロゴルファーなら

全員実践している”トップでしっかりと

捩じり(コイル)を作る”ことなんです。

簡単に言えば、下半身を止めて上体を

捩じり上げる。これが決め手になるでしょう。

このコイルを作るには、各人の意識には

個人差があっていいと思います。

ある人は、右腰が右へずれないようにする。

ある人は、右ひざが右へずれないようにする。

ある人は、右肩がぐっと入るように意識する。

ある人は、左肩があごの下にすっぽりと

入るようにする。

ある人は、左脇腹に張りを感じるようにする。

こんな風に自分にとって一番チェックしやすく

感じやすい箇所に意識を持っていくことは

いいことだと思います。

コイルがしっかりできるということは、

下半身より上半身(肩の回転)の回転量が

多いということですから、自ずと

切り返しでは、下半身の方を早く

巻き戻しやすくなります。

スウィングの前半を体重移動(正確には

右足への荷重移動)と回転動作で

軸を決めながらコイルを作れば、

後半戦は、巻き戻し動作に集中できます。

すると、下半身から巻き戻され、左足へ

真っ先に荷重が移ります。

ここでうまくいかない場合は

意識して練習する必要がありそうです。

しかし、巻き戻しだけに集中すると、

軸がぶれずに体が突っ込むミスも

激減するはず。

こうなればしめたもので、

両肩を巻き戻しながら、腕をすぱ~んと

振ってやればいいのです。

一気にフィニッシュまで持っていきます。

問題は、下半身から切り返せても、

股関節や肩が柔らかいと開きが早くなり、

最悪は腰が引けてしまう場合もあるでしょう。

こんな方は、ボールが右へ左へ行き、定まりませんので、

一度プロのレッスンを受けてみては

如何でしょうか?

でも、こういう下半身リードのできる方は、

ちょっとしたヒントで

切り返しのタイミングをつかんで

上級者へと向かう方が少なくないと

思いますが・・・。

これくらいトップの捻転差、

そこからくる”間”というのは大事なんです。

”間”があるか否かでスウィングの質が

決まりますので、ここは磨きましょう!

 


ゴルフは自然の中でボールと1対1

2016-07-09 17:32:17 | ゴルフウイークリー

今月は、ゴルフ発祥の地、英国で

全英オープンが行われます。

このゴルフというゲームは、他の球技と

違い特殊性があるのですが、そこが

ゴルフの面白さだと思います。

元々、スコットランドの牧草地で

羊飼いが暇つぶし(?)の遊びとして

木のスティックを使い、球を穴の中へ

入れていたとのこと。

それがマナーやルールが確立するとともに、

プロ競技にまで発展しました。

ところで、ゴルフの特殊性とは何でしょうか?

それは、一言で表現すれば、自然の中で

プレーヤーとボールだけの舞台が設定される

ショットが繰り広げられている点に集約される

のではないでしょうか?

よく「ゴルフは止まっているボールを打つゲームだから、

他のスポーツとは違うんだ」と言われてきました。

確かに、常に動き続けるボールをさばいたり仲間へ

パスしたり、シュートする球技と違い、ゴルフのアドレスから

ショット終了までの短時間は、

そのプレーヤーの孤独の時間であります。

同伴競技者もギャラリーもショットの間は、

雑音を一切発することは許されません。

静寂の中でプレーヤーのショットを見守るのが

マナーの基本です。

唯一、音があるのは風や虫などの自然界のものだけ。

それほど、止まっているボールを自分ひとりで

さばくのがゴルフというゲームなのです。

以前、ゴルフ以外の球技経験者がこの違和感を

語っているのを思い出しました。

「ゴルフって、こんな静かな舞台で繰り返される

ゲームなんですね」と。

この孤独なショット数(パット含む)が、

その日の私たちひとりひとりのスコアなんですね。

自分のショットが終われば、他の競技者のプレーに

気を配るのがマナー。この繰り返しです。

よく1日のゴルフで、その人の内側が見えるって

いいますけど、それも誰の助けも受けない

ショット作業が全て自己責任で繰り広げられる

からだと思います。

自分のことを自分で責任をとり、他の人にも

気を配る。

これは社会人としてのマナーでもあり、

ゴルフとの共通項は大です。

こんなところにもゴルフの面白さ、厳しさが

あると感じるのですが、如何でしょうか?

 


苦しみながら楽しめれば・・・

2016-05-15 08:13:53 | ゴルフウイークリー

自分にとって違和感のあることは

やりたくないものです。

でも、1段階上を目指そうとするなら、

その違和感と戦うことも必要になることがあります。

ゴルフでいえば、自分の持ち球と逆の球筋を

マスターする目標も、その一つだと思います。

思いっきり何も考えずに素振りして

どっちの軌道で振りやすいのか?

私の場合は、アウトサイドインです。

自分のスウィングDNAと言っていいかもしれません。

だから、スライスやフェードが打ちやすい。

イコール持ち球だということです。

このスウィング感覚のままドローやフックを

打てるものではありません。

気持ちフックとかドローとか

どうやって打てばいいのか?

自分なりに色々とトライしてみました。

先ずは、スタンス。

右足を少し後ろに引き、クローズ

スタンスをとります。こうすることで、

インサイドアウトの軌道を

イメージしやすくなります。

左の腰も

ロックされた感じで、引けにくい。

フェースの向きは、目標(ボールを

落としたいところ)に向け、

イメージした軌道なりに振ってみる。

違和感は、ここから始まります。

自由に振っていた感覚と違い、

ヘッドを外へ放り出すことになります。

左脇もスウィング中、少し甘くなった感覚。

手をインサイドにさっと引っ張り込む

わけでじゃないので、当然、左わきは

空いた感じになるわけです。

しかも、トップからの切り返しが

気持ちゆっくりになる感じ。

タイミングもとりずらくなりました。

これも違和感です。

こんな気持ち悪さと面倒くささを

感じることが、1段上へ行く

修行なのでしょうか?

そうだと思いました。

未体験のことは、これだから

拒否してしまいがちです。

一時的にスウィングもおかしくなり

そうな感じでした。

しかし、練習を積んでト~ン、ト~ンと

タイミングを体に覚え込ませていくと、

次第に当たるようになります。

最初は、8番アイアンでキャリー120ヤード先に

落とす練習をしました。

ランは、めっぽう出てしまいます。

球も低くなります。

右にすっぽ抜けることもあり、

手首をこねて引っかけることもあります。

ここが一番苦しい!!

でも、曲がり幅も飛距離もコントロールできた

ドローボールを打つという明確な目標が

あれば、この苦しさも徐々に

楽しさに変わっていきました。

そうなんです。ゴルフも仕事や

人生と同じで、苦しみの中に楽しさがある。

こんなことを言うと、マゾか?と

思う向きもあるかもしれません。

しかし、よくよく考えてみれば、

人生も仕事も山あり谷ありです。

上手くいかない時、這い上がろうとしている時、

チャンスです。

なぜなら、目標設定するからです。

その目標に向かって無我夢中で努力するからです。

ただ漫然と球を打つよりずっと楽しいものです。

違和感と戦いながら、この壁を乗り越えた時、

真の喜びが待っています。

使える神経ネットワークの選択肢も

広がるし、ゴルフも攻め方も

広がります。

すると、次の目標も見えてきます。

楽しくありませんか?

 

 

 

 


パワーゴルフを久々に見せてもらった!

2016-05-09 18:38:32 | ゴルフウイークリー

昨日、サロンパス・ワールドレディスで優勝した

レキシ―・トンプソン。

日本ツアーではなかなか見られないパワーゴルフを

披露してくれました。

身長180cmという長身で長い腕。

それに、インパクトをものすごく強く打てる

腕力と上半身の力。

上半身の力と腕力に頼り切っているいると

言えば言い過ぎでしょうが、

けれんみなく打ち込むアイアンには

見惚れてしまいました。

インパクト直後に左足が後ろに

ずれるくらい強くて速い振りに

圧倒されました。

個性的なスウィングで、自由に

思うがままに打ち抜くスウィングには

堂々とした自信も感じました。

日本なら、スウィングの型を作り込む

練習をしながらベストスウィングを模索する

ところでしょうが、彼女の場合、

持ち味・個性を存分に生かしたスウィングで、

インパクト以降のバランスの崩れは

想定内に置き、それより飛距離と

結果重視しているのに感心してしまいました。

自分のスウィングに自信があるから、

大抵のケースで迷いがなく、それで結果が

出ているような気がします。

まさにパワーゴルフ。

恐れ入りました。

しかし、日本の女子ツアーで屈指のアスリートと

いったら渡邊あやかでしょう。その日米対決も

面白かったです。

最終16番でのセカンドショットで、トンプソンの

ミスにつけこむことのできなかった悔しさは

あるでしょうが、この経験は彼女をもっと

飛躍させてくれるものと信じています。

コースセッティングとラフの深さ、グリーンの

速さと堅さが、まさにメジャーの同大会。

こういうコースだとパワーのある二人が

優勝争いしたのもうなずけます。

渡邊選手には、今年か4年後の五輪で

ぜひとも日本代表として、メダルを奪取

してもらいたいものです。

それだけの体力と脚力、それに身長があり、

これからの経験の積み重ねがあると思いますので。

パワーを生かしたゴルフはプロとして

魅力を感じます。

もちろん、ショートゲームの精度が

あってのパワーですが・・・。