パク・ヒヨン選手のリズムは参考になります

2010-10-03 20:01:47 | ゴルフウイークリー
日本女子オープンの2日目で66の好スコアをマークした韓国の
パク・ヒヨン選手のアイアンショットには、見ていて
惚れ惚れします。個人的に好みのスウィングです。

米ツアーで躍進中ということですが、アイアンの切れ味には
驚きました。
言葉で表現すると、「インパクト即フォロー」のスウィングで
体のバランスがいいから、フィニッシュがぴたっと決まっています。

鋭く振りぬいているので、切れがあり、美しいカッコいいスウィングだと
感じました。日本では、有村智恵選手のスウィングはバランスがいいのですが、
さらに上をいく感じがしています。

どうしてこんなスウィングができるのでしょうか?
①ゆるみがない・・・・・・両わきがちゃんと締まって、体の上下動が少ない!前傾姿勢が             崩れない!

②体と腕が同調している・・・・インパクトゾーンで腕とクラブがアドレスを再現している

③腕を速く振り、体を速く回せる筋力がある・・・・体幹や足がしっかり鍛えられている

こんなところが理由として思い浮かぶのですが、1つ気になったことがあります。
それは、アドレスで、やや前かがみなことです。猫背気味に見えますが、これは、体が
伸び上がらないようにするため?無意識か、意識的か分かりませんが、少し前かがみ
気味です。
ですけど、振りぬきのスピードが速いため、ダイナミックでなおかつ、バランスがいいので、見ていて気持ちいいです。

こんなスウィングをできたらいいなあ、と思いますが、それに近づくには、リズムだけでも
盗めるかな?と感じました。トンと上げて、トンと振り抜く。上げる時間とボールを
とらえて両腕が伸び切るまでの時間が、ほぼ同じくらいのリズムで打てるように
努力したいと思いました。
今日練習場で、このリズム感をイメージして、8番、5番アイアンを打ってみたのですが、
回転がスムーズになるので、ダフリが少なくなりました。
たまには、プロのスウィングリズムを参考にするのはいいですね。

ただし、これはアイアンの話で、ドライバーになると長さがあるので、リズムにも
アレンジが必要ではないかと感じています。ドライバーも同じリズムでスウィング
するのが理想ですが、45インチ以上の長さがあるのと、シャフトによるしなり方が
強く影響してくるので、一筋縄にはいきません。このあたりは、また今後の
課題です。