今日は、少し視点を変えてからだのことを書きたいと思います。
と言いますのも、サッカー日本代表の本田圭介選手が
右足の半月板を損傷したとのこと。実に惜しい、つらい話ですね。
W杯予選がこれから始まろうとしている時期に・・・・・なぜ?
運命のいたずらでしょうか?
実は私も7月初旬くらいから膝の調子が思わしくなく、
8月半ばに、少し激しい運動をジムで行った直後、
右ひざに違和感と痛みを覚え、右ひざが自由に
曲がらなくなっていました。MRIで検査したところ、半月板には、
外傷はなかったのですが、この軟骨の内側に
少し壊れがあるという診断となりました。そこに付随する
前十字靭帯も少し伸び気味で2週間ばかり軽いストレッチと
筋トレを繰り返してきました。膝の故障は本当につらいですね。
足が自由にならず、階段を下りるときは、拷問です。
でも、毎日のストレッチとジャグジーでほぐす、筋トレ、それに
体を温めることを続けたためか、次第に回復してきました。
でも、本田選手の方は本当に嘆かわしい出来事です。
相手選手のタックルでやられたわけですから。私のように
寝る時にずっとクーラーで膝を冷やし、突然激しい運動を
して膝を痛めたのとは、随分事情が違いますから。
早く回復して日本代表のために戦って欲しいものです。
彼の存在は、とても大きいですから。
それはともあれ、このアクシデントを機に”ゴルフと膝の
関係”について感じたことを書こうと思います。
今回の膝痛で分かったことですが、緩和のために大腿四等筋を強化する
筋トレを行っている際、右ひざよりも左ひざの筋肉が
発達しているのに気づいたのです。
まじまじと膝周りを見つめていたら、左ひざのほうが、
くびれが多く、明らかに筋肉が強いのが分かりました。
これもゴルフスウィングの影響だと感じました。
バックスウィングよりも、ダウンスウィングからフォローでの
方が、体の回転スピード、ヘッドスピードが速く、その動きを
受け止め、体が左へ流れないようにする動作を繰り返すと、
必然的に左脚の方が鍛えられるのでしょうか?
良し悪しはともかく、この左右アンバランスの筋力差を
埋めるべく、右ひざと右の大腿四等筋を強化する必要に
迫られたのです。
強化法は、両足を前へ投げ出してすわり、上体は床に
直角に近い状態で起こしたまま、左ひざは直角に曲げて
立てます。そして右足首に1キロくらいのアンクルウェート(重り)を
付けて、右足つま先を胸の方へ反らしながら、右脚全体を
伸ばしたまま、床から10~15センチくらい上げたまま静止します。
静止すること15秒くらい。これを10回くらい繰り返します。
慣れてきたら、回数を増やしていってもいいと思います。
私の場合は、右足を主に鍛えています。まだアンバランスなので。
ひざが痛む人は、この体操で大腿四等筋(太ももの前の筋肉)を
鍛えることができます。ここが強ければ、まさに膝のコルセットに
なるそうです。これは腰痛の人が腹筋を鍛えて、腰を守る
コルセットを作るのと同じ理屈です。
このように、ゴルフスウィングでできてしまった筋肉のアンバランス!
思わぬところで、油断をするとケガを招くものなのですね。
普段の摂生と体のケア・・・・・・・それに運動前のウォーミングアップは
大事ですね、痛感しました!!
ゴルフの好きな方で、膝や腰に痛みを抱えてらっしゃる方の
参考になればと思って綴りました。