10月26日(日)のつぶやき

2014-10-27 03:01:18 | 音楽の思い出

修正力って何だ!?

2014-10-26 10:46:21 | 雑記

人生には、色々な山や谷があります。

絶好調が永遠に続くなんてことは、

絶対にないし、また不調が終わらないことも

ありません。

こんな山あり、谷ありの道のりの中、

修正を余儀なくされることが、

日常数多くあります。

スポーツの世界なら、試合中では、

この修正は、即座に行う必要に迫られます。

サッカーでは、前半の戦いぶりを振り返り、

選手交代をしたり、戦術を変えたり、

システム・フォーメーションを変えたりして

逆転したり、劣勢を跳ね返すことも可能と

なります。ゴルフなら、個人競技なので、

その日の自分の調子と相談しながら、

最初の3ホールくらいを回ったあたりで、

本日の作戦を決めることあって

あるでしょう。「今日はスライスがきつなぁ」と

思ったら、右が危険なホールでは無理をせず、

距離を欲張らず、左サイドを狙うのも手です。

要は、スポーツでも他の局面でも、

その時の自分の状態を客観的に知ることが

先決だと思います。

では、客観的に知るには、どうすれば

いいのでしょうか?

それは、先達、知識や経験豊富な人に

診てもらうことが一番では?

自分勝手な判断では、客観

性に欠けてしまう恐れがありますので。

野球の田中将大投手が、右ひじ靭帯の

部分断裂でヤンキースから一時離脱して

いました。しかし、彼には、修正力が

あると感じています。

昨年24連勝し、過重労働で、ひじを

酷使してしまったのでしょう。

悲鳴をあげたひじは、こういう形で

負傷離脱となってしまいましたが、

其の後の、リカバリーは見事です。

普段から投球後、からならず、肩などを

冷やすアイシングを行っていたのは

映像から見て取れました。それだけ

肩やひじに負担がかかっていたのは、

自覚されていたと思います。

案の上、今年にそれが・・・・。

もうしばらく登板は無理かなと

思っていたのですが、本年途中で

復帰。専門的には分かりませんが、

ひじに負担のかからない投球への

チェンジもあり、普段の食事や

リハビリの管理が相当なされていたと

思います。これからも大変でしょうが、

早期の修正は、彼の修正力の賜物ですね。

人生で修正力が必要な場面にきたら

どうしますか?

自然の流れに任せる?

自力で修正する?

後者の場合、修正をかけて

ソフトランディングで決着すれば

いいのですが、痛みを伴うケースも

あると思います。

でも、痛みからさらにリカバリーする

手もあるかもしれません。

”あるかもしれません”と記したのは、

どうにもならないこともあるからです。

でも、その場合でも、次善策は

あるはず。

私見ですが、生きている限り、あきらめる

場合は除き、修正を繰り返すのが人生では?

修正の中で、不安と期待、喜びと悲しみ・・・

があると思いますが、その繰り返しが

生きている証?

あんまり激しい修正の繰り返しも

疲れてしまいます((笑)が、

それはそれも人生だということに

しておきましょう。

 

 


フットルースを考える

2014-10-18 21:05:43 | 音楽の思い出

古い話ですが、1984年と言えば、ロサンゼルス五輪。

そのころ、『フットルース』というダンスミュージックが

流行っていました。世は、ディスコの時代。

まさに、ダンスミュージックの代表選手でした。

この懐かしい『フットルース』のPVを見ると、

面白いことに気づかされます。

ステップを軽快に踏む足元のアップ映像が

次から次へ出てくるのです。

その中で、両足を狭めて、つま先体重から

即座にかかと体重へ移行しながら、体全体を

横移動させる、このステップに注目

していました。

つま先体重の瞬間は、両かかとを浮かせ、

かかと体重の瞬間は、両つま先を浮かせます。

この移行をスムーズにリズミカルに行い、

移動。

実は、こんな蟹さん風の移動には、

足首の柔軟性がいるなぁ、と感じ

見入っていたのです。

私自身、足首が堅いため、

階段を降りる時、ひざや股関節が

連動してスムーズに動きません。

よって、速くすたすたと降りれないのです。

足首を柔らかくしたいなぁと感じます。

先の蟹さん風の横歩き、実は、

AKB48の『ビギナー』という曲の

PVにも使われています。

若者ほどスムーズに横移動できなくても、

足首をもっと柔軟にすれば、けが予防にも

なるし、ゴルフの捻転動作にも

役立ちます。捻転だって足元なんです。

足首が柔らかければ、バックスウィングで

ひざが割れたり、腰が引けたりしなくなり、

捻転もスムーズにできます。

当然ながら、力まずに力が貯まり、

飛ばすエネルギーに直結します。

力みが入るっていうのは、やはり、

関節が堅い(可動域が少ない)のが

原因だと思います。

何とか、工夫をし、足首を柔らかく

してみます。

そんなことを考えさせられた

『フットルース』のPVでした。

 


オルセー美術館展・・・・笛を吹く少年

2014-10-11 18:43:37 | 雑記

遅ればせながら、新国立美術館で行われている

”オルセー美術館”展へ行ってきました。

19世紀の印象派の絵画がメインの

絵画展ですが、深く強く印象に残った絵も

数多く展示され、久々に視覚神経が

目覚めた感じです。

中でも、今回の一押しは、

マネ作『笛を吹く少年』だと感じました。

絵の原寸が大きいせいもありますが、少年の姿が

額縁からビビッドに浮き上がって見えるのが、

とても印象的でした。

近づいてじっと見ていますと、

人物などの影を意図的(?)に抑えて

いました。人の影、ズボンのしわの影が

とても小さく描かれているのです。

光と影の対照という絵画ではなく、

笛を吹き、見る側を見つけ返す

少年の姿自体を際立たせている。

そんなマネの技法に驚きました。

おそらく意図されたものでしょう。

屋外ではなく、屋内設定だからこそ、

余分なものを一切排除して、背景も

シンプルにし、人物描写だけで

勝負している絵なのです。

本物は無駄をそぎ落とし、

シンプルだというのをまさに

体現している絵だと感じました。

そんなことを感じた先に、

見つけたこととは・・・・?

少年の姿は、赤、黒、白という

3原色で描かれています。

しかも、彼の輪郭をしっかりくっきり

締めているのは、黒なのです。

ズボンのサイドには、太い黒の縦すじ

が右と左に1本ずつ。これで輪郭が

くっきりし、人物勝負を決めています。

しかも、右脚ズボンには、1か所

”はずし”があります。

それは、左脚が太い黒のすじが

裾まで1本通っているのに、

右脚では、最下部のところだけ

しわに隠されているかのように

黒が抜けています。これも意図して

欠落の効果を狙ったものでは?

この細やかな演出で、影を過度に

使わなくても余計に立体感が

出てきます。憎らしい演出です。

そんな演出には、お構いなしかの

ように、笑顔で笛を吹く少年。

見る者をくぎ付けにしてしまうのも

納得です。

自然光を巧みに使った他の印象派の

絵描きとは異にする技巧に

新鮮な感動を覚えました。

新たな発見ができて、嬉しくなりました。

マネという画家の底力を

見た思いです。

他には、モネ、ルノアール、セザンヌ、

シスレー、そしてバルビゾン派と呼ばれる

ミレーの絵など有名な絵画が展示されていましたが、

この『笛を吹く少年』は趣を異にします。

新たな感動を有難うございました。


パットの体質

2014-10-04 15:19:56 | ゴルフウイークリー

昔、雑誌のアンアンで”恋愛体質”という

言葉が多用されていた時代がありましたが、

ゴルフでも、ことパットについては、

”体質”があるのでは?と感じています。

それは、自分のショットがドロー系か

フェード系かによって、色濃く出てくる体質

なのかな、と思います。

ドローボールを駆使し、ロングヒッターの

上級者から以前、こんな悩みを

聞いたことがあります。

「下りのスライスラインが苦手。

ラインのイメージもタッチも出にくい」と。

こんな苦手コメントをふたりが口に

していました。

私自身はスライスを打つタイプなので、

この苦手感覚がぴんときません。

スライスラインよりもフックラインが

苦手です。ボールをどれくらいカップの

右にどれくらいのタッチで打てばいいのか

感じがでないことが多いのです。

おそらくドローを持ち球にしている人は、

その逆で、デリケートなスライスラインに

くると、タッチもラインも

感覚がイメージされないのでしょう。

これを私は、パットのドロー体質、スライス

体質と呼びたいと思います。

では、この苦手ラインを克服するには

どうすればいいのでしょうか?

私は思います。

それは、ドローの人は、フェードもスライスも

コントロールして打てるようになる練習を

積むこと。これしかなさそうです。

スライス(フェード)の人は、逆に

ドローをコントロールする練習を積むに

限るのでは?

つまり、自分がどれくらい右や左へ

打ち出して、どのくらいまで球を運ぶのか、

この感覚をドローとフェードの両刀使いで

磨くのがベストな方法だと思います。

今行われている日本女子オープンの

コースも堅くて締まったグリーンで、

ラインとタッチの両方が合わないと

なかなかカップインできません。

グリーンが難しくなればなるほど、

片方の体質では通用しなくなります。

今季、新人で優勝した鈴木愛選手は、

本来ドロー打ちですが、フェードボールも

ばんばん練習し、ピン位置によって

ドローもフェードも打てるように

準備しているそうです。

世界のトップは、この両刀使いが多く、

好き嫌いはいってられない厳しさの中で

闘っています。

今季の有望新人、鈴木愛選手は、

明日、栄冠をかちとるのでしょうか?

3日目、最終ホールを迎えた時点で

2位です。

ゴルフは甘くはないし、天候もピンポジも、

風向きや強さも変わります。

最終日、女神は誰に微笑むのでしょうか?