8月29日(土)のつぶやき

2015-08-30 03:24:35 | 音楽の思い出

カストラートの透明な美声を感じながら思ったこと goo.gl/KVeugK


ブログを更新しました。 『カストラートの透明な美声を聴いて感じたこと』
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カストラートの透明な美声を感じながら思ったこと

2015-08-29 07:19:16 | 音楽の思い出

”カストラート”という映画をご存じの方も

いらっしゃると思います。

中世のローマ、カソリック世界で

ボーイソプラノの美声を、成人しても

なるべく長く保つために、去勢をして

男性ホルモンを抑え、声の質を維持した

という悲劇がテーマになっています。

確かに、カストラート達の歌声は

天使のように澄んでいて聴く側の

心を清めてくれるかのように、

美しいものです。

天高く舞い上がってしまいそうなくらい、

すがすがしい気分にさせてくれます。

成人女性の美声よりも子供の純粋さを

ひたすら残した声に聞こえ、個人的には

残そうとした人々の思いも

分からないではありません。

しかし、人道的にいかがなものか?

自分の肉体を犠牲にして、主にカソリック信者たちに

喜びを与え続けたようですが、

ここで宿命的な仕事と基本的人権に思いを

馳せます。

仕事は確かに人に喜びを与えるために行うもの。

ですが、そのために自分を無にして犠牲を

払うのは限度があります。

今のブラック企業しかり!

仕事は人のため、世のためが半分。

そして自分のためが半分。

このスタンスが保たれないと、長続きしない

でしょうね。

カストラートの美声と悲劇に思いを寄せながら

そんなことを感じました。

映画の中でヘンデルが創った『私を泣かせてください』を

歌うカストラート。

♪ この酷い運命を・・・♪ と訴える歌詞があります。

個人の尊厳と仕事の宿命。

この両者の良好なバランスは、

今でも同じことだと思います。

経営者の方も含め、今いちど

この両者の関係を見直す

ことが急務な時代に突入していると

ひしと感じます。

 


ショパン ノクターン20番『遺作』

2015-08-22 12:11:25 | 音楽の思い出

世に美しいメロディの音楽は

実にたくさんありますが、

人の心情を切々と

音で美しく表現できた曲は

少ないのではないでしょうか?

ラフマニノフと並び、切ない心情を

芸術的に表現できるのが

ご存じショパンだと思います。

自分自身が悩み苦しみ抜いてきたからこそ

生まれた音楽だという気がします。

そんなショパンが創った美しい曲の

中でも、とても切ない感情に浸れるのが、

ノクターン20番『遺作』です。

ピアノの音でここまで静かに美しく

心を吐露した曲はそうそうないと

感じるくらい、切ないです。

やはり音創りの天才ですね。

ひとつの音をぴ~んと伸ばした

直後に、トレモロのように

連続的に高速で音を転がしていく。

この組み合わせの妙はショパンならでは

のものでしょう。

巧妙で、かつ、美しさの極限を

表現した曲です。

余韻と息をもつかせぬ間断のなさを

組み合わせる手法などは、

感動ものです。

うなってしまいます。

モーツァルトが、晩年にレクイエムを

創ったように、

ショパンもまた死を意識すると、

こんなに美しい芸術を

創り出す。

まさに天才たちの溢れだす

才能が全開した感じ。

ショパンは遺言で、

自分の葬式には、モーツァルトの

レクイエムをバック音楽にかけてくれ、と

望んだとか・・・・。

天才どおし、死に直面した時の

感性は通じるものが

あったのでしょうか?


8月15日(土)のつぶやき

2015-08-16 03:19:39 | 音楽の思い出

テイラー・スウィフトの『シェイク イット オフ』 goo.gl/vLV9tN


ブログを更新しました。 『テイラー・スウィフトの『シェイク イット オフ』』
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テイラー・スウィフトの『シェイク イット オフ』

2015-08-15 08:48:28 | 音楽の魅力

先日当ブログで書き込んだ

TRFの”サバイバルダンス”に似た

歌詞、ノリノリのダンスビートを

盛り込んだアメリカ生まれの曲があります。

既に世界的な大ヒット曲となった

テーラー・スウィフトの『シェイク イット オフ』です。

嫌のことは振り払う。それには踊るのが一番!!

みたいなノリで、頭の中を真っ白にできるくらい

雑念を取り払って体を動かす。

止まらないで動かし続ける。

こういうメッセージが共感を

呼んでいるようです。

TVコマーシャルでも使われている曲で

ノリノリですよね。

身体を振り動かし続けていれば、

嫌なことも振り払えるし・・・・。

体の振動が嫌なことを追い出してくれる

というハッピーな曲です。

『へたな考え、休むに足らず』と

日本の格言にもありますように

マイナスな考えに自分の頭が

からめとられてしまうと、

心はますます不健康になり、

ネガティブなイメージしか

涌いてきません。

ただでさえ嫌のことの多い世の中を

処するには、振り払って忘れ去る

のがベストだと思います。

これができれば、オンとオフの

切り替えがうまくできるように、

悪い感情が忘却のかなたへ

追いやられてしまうと信じます。

そんな簡単にできるわけないと

感じる方もいるかと思います。

でも、よく考えてみれば、

生活習慣が悪いから病気に

なりやすいように、こういう局面

局面の対処も生活習慣だと思うのです。

悪いイメージ、感情はすぐさま

忘れ去れるように習慣づけておき、

いいイメージ、プラスの感情を抱くように

普段から心がけておくことが

幸せへの第1歩だと感じます。

”ペットボトルに水が半分ある”時に

もう半分しか残っていないのかと

思うよりも、”まだ半分もあるんだ”と

思う方がポジティブでハッピーな気分に

なれると思いませんか?

完璧を望み続けなければ、

こういうポジティブシンキングの

習慣も身につけることができると

信じています。

 


夏の風物・・・蜩と夕立ち

2015-08-09 08:37:20 | 雑記

東京は7日連続で猛暑日が続きましたが、

これだけ暑いと体調管理が大変ですね。

その暑さも、立秋を迎え、

今日の日曜日は、少し小休止した感があります。

暑い、暑い・・・・でも、日本の夏は、

昔から気温だけでなく、湿度も高いのが特徴。

35度を超す日も、湿度が70%を超える日が

軒並み続いていました。

これでは、息苦しくなるのも当然です。

こんな酷暑も、また今年再来するでしょうが、

やはり秋の気配もほんの少しですが感じます。

夕方になると、日暮前に、蜩(ひぐらし)の鳴き声。

カナカナカナ・・・と響く声が、森の中から

聞こえてきた時は、暑さの小休止が始まったかな、と

感じるくらい涼やかな気分に包まれます。

暑さと戦ってきた大地に、蝉が安らぎを与えているかの

ような蝉の鳴き声です。

昼間のあぶら蝉やみんみん蝉の暑さ全開の鳴き声とは

大きく趣を異にします。

それと、温暖化の影響なのか、夕方になると

局地的なゲリラ豪雨に見舞われることも

多くなってきました。東京では。今年に限って

ゲリラ豪雨は例年よりも少なかったのですが、

関東や西日本では、確実に多くなっています。

以前だったら、夕方に降る短時間のお湿り。

夕立がきて虹がかかるなんて、風情がありましたが、

今の時代はそんな自然の営みも薄れてきている

のも、人間による温暖化の影響でしょうか?

残念ですね。

夕立ちとゲリラ豪雨。

どちらが好ましいかははっきりしています。

「自然に帰れ」とまでは申しませんが、

気温も湿度の高い日本の夏だから、夕立ちの

恵みを忘れたくないものです。

ただ、これだけ記録的な暑さが続くと、

エアコンの温度設定も高すぎず低すぎず、

自分の体調に合わせて上手にコントロール

しながら暑さ対策をしたいものですね。

自分の身体を過信せずに

文明の利器を活用しないと、

命まで危なくなってしまう現在。

ちょっと大変な時代になってしまいましたが、

頭を使い、身体も適度に動かして

厳しい夏を乗り切りましょう!

 


サバイバル ダンス

2015-08-02 11:04:29 | 音楽の思い出

小室サウンドなどダンスミュージックが

華やかなりし90年代、数々の

ミリオンセラーが生み出されました。

ほんの少し昔のような気がしますが、

ZOO、trf、globeなど懐かしいですね。

最近、そんな90年代のダンス音楽をよく聴いています。

AKBやEXILEとは違う世界があり、

頭であまり難しく考えずに体全体で喜びを表現していた

時代でした。

その中で、trfはノリノリな曲が多く、

『サバイバルダンス』は好きな曲の一つです。

ぶっ倒れるまで踊る生き残りダンス。

以前、エアロビクスの特別プログラムで

”エアロビマラソン”という企画があり、

何時間でも踊り続けられるだけ踊れる

イベントを思い出します。

息が切れ、スタミナがなくなったら

退場。

若いころは、自分のスタミナを信じて

踊っていたのを思い出します。

スタミナは無尽蔵だと勘違いして…(笑)

でも今でも、頭を真っ白にして踊った経験は

良かったと思います。

頭で考えるより体を先に動かす。

これは、若者だけの特権ではないと思います。

今は、90年代よりも仕事をこなすのに

PCが必須。プライベートでもスマホを

活用と、機械に振り回されることが

多くなってきました。

自分の身体の力を信じて、

筋肉、血管、神経の循環を良くする。

その結果、頭がさえ、いいアイデアが浮かび、

何事にもパフォーマンスが向上していく

気がします。

体が先・・・・これを大事にしたいと思います。

trfのサバイバルダンスを聴いているうちに、

そんなことが頭をよぎりました。

デビューして20年以上経っているTRfの

メンバーは、皆さん、実年齢よりも

とても若く見えます。

気のせいではないと思いますが・・・。