〔ゴルフ〕アイアンはハンドファーストにこだわる

2010-11-27 19:39:02 | ゴルフウイークリー
アイアンの基本は、ハンドファーストに構え、上からダウンブローに
ボールをとらえること・・・・・これはアイアンの基本ですが、今さらながら
いい加減なアドレス、いい加減なショットをしてきた自分に
喝を入れる意味で、構えから見直しました。

ハンドファーストに構えることは、私には、かなり難しいことでした。
といいますのは、自分の目で見てシャフトを斜めにセットすることだからです。
シャフトを地面に垂直にセットするのなら、チェックしやすくわかりやすいのですが、
この”斜め”というのが曲者です。

手は、左足内ももの付け根くらいにセットして、あとは、フェースが目標に
まっすぐ向く(スクェア)にセットすればいいのですが、ボールの位置に
よって、この斜め度は変わります。ボールが右寄りになるほど、この”斜め度”は
強くなります。左になるほど、弱くなります。どこで折り合いをつければ
いいのでしょうか? ボールの位置を先に決めるべきなのでしょうか?

今は、ボールの位置を先に決めてハンドファーストの構えを作ります。
ボール位置は、PW~6番アイアンで体のセンターより1個分左!
ただし、この時、油断をすると、フェースが開いてしまいます。
手が上ずってしまったり、手が体から離れてしまうと、同じハンドファーストでも
フェースが開いてしまう。このことに気づいて練習しないと、アイアンも
その都度、好不調の波が出てきます。最近になって気づいたことなのですが、
今まで何をなってきたんだろう?と情けなくなってしまいました。

きちっとハンドファーストに構えるには、手元を低く!左手を左の内ももの
方へ引きつけて構える・・・・そんなことを考えながらアイアンを
練習するようにしましたが、このほうが球をしっかりとらえることが
できます。少しトウが浮くくらいの方が私にとってはいいようです。

暫く、油断をせず、アイアンをきちんとハンドファーストに構えられる
ように全番手、チェックしようと思います。



















〔音楽療法〕モーツァルト交響曲40番は哀愁たっぷり

2010-11-27 08:19:22 | 音楽療法
壮大なスケールの41番「ジュピター」より前に作曲された
40番ですが、これは趣が変わります。
第1楽章のイントロは、ポップスの歌手が歌うメロディにも似ていますが、
もちろんモーツァルトの方が先駆者です。
例えば、フレンチポップスのシルビィ・バルタンの歌にも似ていたり・・・・哀愁がたっぷり漂っています。

秋が深まった今日この頃、この曲を聴くにはぴったりの時機かもしれません。
モーツァルトは、この曲で自分の人生が晩秋に来ているのを感じながら
作ったのでしょうか?寂しさはありますが、でも気負いは感じられません。

第2楽章になると、1段と落ち着いた雰囲気で階段をゆっくり昇って
いくような音階がゆっくりと展開されていきます。
モーツァルトは、自人生の晩期に何かを達観したのでしょうか?
物思いに耽りながらも、どことなく落ち着いた感じがあります。

第3楽章は、一転明るく荘厳な感じで始まります。
ですが、胸騒ぎが起こっているようなメロディに心を動かされます。
展開部では、さざなみが起こっているような、ゆるやかな波長の音が
出てきますが、フルートやバイオリンがやさしく奏でられるので安心感が
あります。

第4楽章は、スタッカートなどでアップテンポ、小気味いいリズム感を
出しながら明るい音の連続ですが、そのベースには、やはり達観した
ような諦観も感じます。モーツァルトらしくテンポのいい主旋律を
聴くとほっとします。バイオリンなどの弦楽器が
明るい調べを醸し出していますが、その中に、言葉で表現できないような
暗鬱としたものを感じるのは、なぜでしょうか?不思議な音の体験です。
でも、とても味わい深くて、ここは何度聴いても飽きないです。
おそらく一生聴き続けても飽きがこない、そんな不思議な体験ができるので、
おすすめです。

今回は、指揮クラウディオ・アバドで聴きました。時間があったら、
他の指揮者とで聞き比べてみたい曲の1つだと思っています。




〔ゴルフ〕立ちづらいホール第2弾

2010-11-26 06:49:26 | ゴルフウイークリー
ずいぶん前に、ティグラウンドに立った時に構えづらい、立ちにくいなどと、
違和感を覚える苦手ホールのことを書きました。その時は、
打ち下ろしの左ドッグレッグでしたが、打ち上げの左ドッグレッグも
今の私には、立ちにくいホールに1つになってきました。

それは、自分のドライバーショットの状態とも関係しています。
今年になり、グリップを変え、アドレスでヘッドを体のセンターに
置くようにした関係で、リストを上手に返せた場合は、ドロー系の
ボールが出るようになったのですが、リストやリリースのタイミングが
何らかの理由でずれてしまうと、球は右にも出ます。
それまでは、スライス一辺倒の球しか出なかったために、左が危険な
ホールでは、左へ思い切り振り抜いていければ、スライスやフェード
ボールでOBにならない安心感があったのですが、今は、左に振り抜くと
左に曲がることもあるため、不安です。これまで打ち上げホールは、
あまり苦手にしたことがなかったのですが、球筋が定まらなくなり、
苦しみ始めました。スライスからフックへの転換点で、その途上に
あるから中途半端な状態なのでしょうね。

ここをガマンして、乗り越えられればいいのですが・・・・・。転換点に
ある時って、コースに出るとよくわかるのですが、スコアメークの面では
すごく苦しいです。ショットの内容そのものは、さほど悪くなくても、
スコアにつながない・・・・このジレンマ・・・・ガマンでしょうか!?

というわけで、打ち上げ&左ドッグは、不安になってきました。
打ち上げの場合、目線を高いところに持っていって、下からあおると
最悪ですね。フックが出始めた時にそれをやると、左に巻くフックが
出て即死です。ですから、このような転換期にあるときは、これまで
想定しなかったミスが出るので、用心が肝心だと感じました!!

トーナメントプロでも球筋を変えて、そこから衰退する人もいましたが、
ゴルフの難しさは、こんなところにもあります。
今の自分は、フックを打とうとしてグリップやアドレスを変えたわけではなく、
最終的には、もっと強い球で正確に飛ばすことが目標なのです。
フックは、その途上で出始めたというわけです。
もっと曲がりの少ないフック、いや欲を言えばドロー、もっと欲を言えば、
ストレートに近いフェードがほしいのですが、これには時間がかかりますし、
相当練習を積まないと難しいのは痛感しています。

そんなこんなで、今回は、自分の状態と苦手ホールの関係
についての話でした。

いつでもストレートボールが出れば、苦手はなくなるんでしょうけど・・・・ね

〔ゴルフ〕林間コースで分かった事

2010-11-25 05:23:50 | ゴルフウイークリー
昨日、久しぶりにゴルフラウンドをしてきました。
コースは、茨城県の林間コースです。

木々で各ホールがセパレートされていて、ホールによっては
木がせり出していたりして、狙いどころの空間が狭いところも
あり、変化に富んでいて楽しめました。
しかも、昨日は、快晴!いわし雲が出た
青空と、紅葉やイチョウの黄色が、空色をバックに
目を和ませてくれました。ブラボー、自然!!
人工では、絶対に作り出せない自然美に改めて感動しました。

ただ、プレーの方は、久しぶりのラウンドでとまどうばかり。
案の定、最初の9ホールはウェッジの距離感が全滅で、
池ポチャも出る始末
それに、グリーン奥にぴったりと木々が密集したホールが多く、
グリーンを狙う時に、実際の残り距離よりも近く見える錯覚が
多く、最初の9ホールは、ショート連発でした。もちろん、手前から
攻めていった方がいいのですが、ミートしないのに加え、近くみえてしまう
ものですから、大ショートのオンパレードでした。
こんなところは、ラウンドから遠ざかっていた影響が大だと感じています。

18Hのうちでは、グリーン奥が、たまに抜けていて木がとても少ない
ホールが数ホールあったため、その場合は、ピンが実際より遠くに
見えてしまうこともあり、面白さも感じました。

このように林間コース特有の景色を楽しみながら穏やかな気持ちで
プレーできたのですが、課題も山積みです。ラウンドから遠ざかって
しまうと、まず力みが出てきます。コースなりに要求される球が打てる
だろうかという不安が重なり、自信のなさからくる力みです。

昨日書いたブログのように、左ひじを低く抑えて畳みながらフォローを
とることができませんでした。左ひじは引け、バランスいいフィニッシュが
とれなかったのが一番の反省点です。
そんなわけで、ラウンド終了後、即、近くの練習場へ直行!!
この課題を直すために、250球くらい打ち込みました。
全番手を打ち込み、リズム感を感じながら、今日の深~い反省を
込めて、左ひじを低くしたフォローに集中して・・・・・・。
自分に課したペナルティとして、2時間たっぷり練習しました。
昨日は、ただそれだけの1日でした。

〔ゴルフ〕左ひじの高さは調子のバロメーター

2010-11-24 05:08:39 | ゴルフウイークリー
今月22日は、”いい夫婦の日”そして23日は”勤労感謝の日”と
家族と仕事をねぎらう日が続きましたが、皆さんの休日は
いかがでしたでしょうか?

さてゴルフ本題!
私の場合、練習から1週間以上遠ざかりますと、元の感覚を呼び戻すのは
かなり大変で、またまた時間もかかります。

そんな間隔のあいた時、本能的にチェックするのは、スウィング中の
ひじの高さです。スライス系の私は、左ひじが浮いてしまうと、
気持ち悪さを感じてしまいます。このひじが浮くと、わきもあきますし、
左肩も浮くし、ひじが引けやすくなります。
球が大きくスライスしたり、左サイド全体が浮く分、ヘッドが早く落ちて
ダフったりしてしまいます。

そんなこんなで、締りがなくなるスウィングには、左腕1本の素振りと
球打ちが、効果てきめんです。
左ひじが体の幅から外れないように畳んでいき、手元の動きを小さく!
リストを低く収めたままフォロー!こんなことを意識して
打っていくと、徐々にいい時の感覚が蘇ってくると思いました。

過去に何度も肝に銘じた基本の動きを、また確認、忘れたら何度も
確認! この地味な作業が永遠に続くのでは、と感じながら
また練習! 忘れてしまうのだから、これをくり返すしかないですね。

調子が悪くなると基本に戻れ!っていいますけど、
私の場合は、左ひじをバロメーターにして調整するように
しています。

〔ゴルフ〕スクェアグリップの人が多くなっている!?

2010-11-23 05:43:20 | ゴルフウイークリー
東京は、今朝も雨模様ですが、グリップに関する話題を1つ

当ブログでも何度も書きましたが、”スクェアグリップ”について
最近の雑誌からも分かったことをお伝えしようと思います。

週刊ゴルフダイジェスト11月30日号(11月16日発売)でこのスクェアグリップの
特集が組まれています。~フックグリップは飛ばなくなるぞ~と副題が
ついていて、スクェアグリップをすすめている記事があります。

それで、この記事での調査によりますと、シニアの全国大会での調査で
何と75%の人がスクェアグリップ、残り25%の人がフックグリップに
しているとの結果が出ているようです。意外にもフック採用の人は、
かなり少なく、スクェア派が多いとのこと。嬉しいです。

ここからは、私見ですが、今の460CCのドライバーは、クラブやヘッドの
慣性モーメントが大きく、そんなに激しくフェースローテーションをする
必要がなくなっているのは性能上、事実です。
でも、ここには落とし穴があると思うのです。

慣性モーメントの大きいクラブは、打ったことのある方は
体で感じておられると思いますが、フェースを返すのは大変です。
だから、フェースを返して飛ばそうと思ったら、しっかりとリストターンを
覚え、返せるように練習する必要があります。もし返しを抑えて
飛ばそうとすれば、ターンを抑える方に力を使わなければならず、
リストターンを抑えて体と腕を同調させることになり、体の回転スピードを
上げないとヘッドが加速しません。体の回転スピードを上げるには、体そのもの、
つまり体幹が強くないといけないと思います。
そうしないと、体のバランスを保って振り切れないと感じるからです。
それには、トレーニングやエクササイズが必要になってきます。

このようにボディを鍛え上げていくのは、ゴルフ以外に費やす時間も必要ですし、
それよりも手や腕、肩の力を有効に使っていく方が、ある意味、ラクであって
自然でもあります。
両方の腕をねじらずに構えられるスクェアグリップが、シニア上級者に好まれる理由は
こんなところにもあるのではないでしょうか?
リストやスナップを使って積極的にフェースターンしていけば飛ばせる
スウィングは、体験してみても爽快ですし楽しいと思います。

このゴルフダイジェストの特集で取り上げられたプロは、金谷正男プロです。
スクェアグリップを長年提唱している人で、この記事にはスクェアグリップの
作り方も乗っています。DVDその他で金谷プロのグリップレッスンなどを詳しく
ご覧になりたい方は、http://www.wam-golf.com/までどうぞ。

〔音楽療法〕落ち葉のメロディ!

2010-11-22 22:14:47 | 音楽療法
久々のブログです。実は、両親の介護で実家に帰っていまして、
暫く中断しておりました。また再開です。

この1週間、日本のクラシック音楽演奏家でまた大変な
逸材のピアニストで出てきて嬉しくなってしまいました。
ニュースで報じられていたジュネーブ音楽コンクールで
日本の萩原さんが、ピアノ部門で大賞受賞
おめでとうございます

このブログでも書いたことがありますが、アルゼンチンの
アルゲリッチ、オーストリアのグルダなど、錚々たる
世界の天才ピアニストと肩を並べる賞の受賞に今後の
期待が膨らみます。指先のタッチに独特の個性が感じられ、
微妙な繊細さを弾き分けるタッチがあるのでしょうか?
受賞曲のラベルの曲を少し聴きましたが、本当にピアノの
演奏が好きでたまらないのを感じました!

でも、今日はこの話題ではなく、もっとポピュラーな歌謡曲の
話です。実家に戻り、スーパーで買い物を済ませて
駐車場に戻ってラジオをつけた途端、どんぴしゃのタイミングで、
懐かしい曲が流れてきました。それは、小林麻美さんが歌う
『落ち葉のメロディ』でした。

晩秋をイメージした哀愁のある曲ですが、中学生の頃、よく聴いて
心に残っていました。上品で少し陰のある麻美さんが歌っていたから
余計に秋の雰囲気に溶け込んでいけたんだと思います。中学時代を
過ごした故郷で聞けたから、懐かしさがこみ上げてきたんです。落ち葉が舞い落ちる寒い気候ではありませんでしたが、
けなげに歌う麻美さんの声に胸が痛みました。

どうして人は、恋するのでしょう~~?小さく胸を
    震わせながら・・・・・ここが聞き所です。

どうしてこの歌謡曲の話をしたくなったかというと、音楽というのは、
”三つ子の魂百まで”ではないですが、幼少の頃に胸に刻まれた
音楽というのは、一生心に残っていくのではないかと強く感じたためです。

もともっと小さい頃、いろんな音楽を聴いて感動しておけばよかったかな?と
少し心残りですが、これからも時間があるので、聴き続けようと思います。
それにしても懐かしい曲は、心が震えますね。
幸せなひと時でした。

〔ゴルフ〕パットの打ち急ぎ、プロでもある!

2010-11-15 04:02:05 | ゴルフウイークリー
昨日の太平洋クラブマスターズは、石川遼の見事な
優勝で終わりましたが、プロトーナメントで初優勝した
3年前と比べると、飛距離だけでも雲泥の差がありましたね。

最終18Hのティショットを第2打を8番アイアン(残り165Yくらい)
で打ってたわけですから、
ランを入れて340Yくらい飛ばしてたことになります。
ちょうど3年前は、同じホールで最終日、アダム・スコットと回り、
スコットが同じように8番で第2打を打ち、石川はそれより30~40Y
くらい飛んでなかったと記憶します。
ですから、今は飛距離でも世界トップクラスに並んだのでは?
凄いことですね。成長が速い!!驚きです。

でもトーナメントは、プロでもバーディパットでは局面によりますが、
これを絶対に入れてやろうとすると、リズムが崩れたりしますね。
バックスウィングの最後で”タメ”がなくなり、打ち急いでしまう。

私も、パットの調子が悪くなると打ち急ぎます。
すぐわかりますが、後の祭り。
バックストロークして、トップでいつもの”間”ができればいいのですが、
その”間”がないまま打ちにいく。これはショットでも同じだと
思いますが、ショートパットを引っ掛けてみたり・・・・・・

普段からの練習で、パットもリズムを出しながら練習することだと
実感しました。上げて”間”を保ち、すっと下ろす。この”間”の
時間を一定にする。その時間は人それぞれだと思いますが、
私の場合、心の中で”ん”と短く言えるくらいの”間”です。

コースでも、いつでもこの”間”を維持して打てるように
心がけようと思いました。

〔音楽療法〕危篤の人が喜んだ音楽の実話です

2010-11-14 08:37:02 | 音楽療法
皆さん、お早うございます。
昨日は、プレ忘年会がありまして、1年ぶりに再会した知人たちと
語り合いました。
その話の中で音楽に関して興味深い話がでてきましたので、紹介します。

それは、ある女性の話からでした。
危篤状態の父親が病院の床で臥せっている中、娘たち姉妹4人くらいが
じっと見守っていたそうです。
そうすると、血圧が50以下になり、いよいよ危ない!という状態で、
ひとりの娘さんが叫んだそうです。
「ここままじゃあ、ダメ!危険だから何かしよう」
何かしようといったって、素人に何か医療処置ができるわけがありません。
やってきたナースは、医師を呼ぶだけで・・・・・・。

その娘さん、とっさに思いつき、「ラジオをつけよお」と。
何がんだか分からないけど、とにかくラジオをつけてみると、音楽が・・・・。
それも演歌みたいだけど、やけに明るい。
その音楽は何と何と、そのこん睡状態のお父さんが大好きだった
三波春男の”チャンチキオケサ”だったのです。

この偶然に、皆もビックリ!明るい”チャンチキオケサ”の歌が流れるにつれ、
お父さんが反応し始めたんです。
”う~”とかうなり声を上げ、何か喜んでいる風だったとか。
たまたま、かかった音楽がお父さんの大好きな曲が幸運だったのでしょう。
その日もうダメだといわれていたお父さんは、その後も3日間命を
つながれたそうです。
たった3日間というかもしれませんが、家族にとっては、その3日間は、
すごく充実したものだと想像できます。

人間って、寝ている時も五感の中で聴覚だけは活動していると
言われています。動物としての生命の防衛機能もあるのでしょう。
それだけ好きな音楽で聴覚を刺激すれば、危篤の人だって
喜んでいける。そんな事が実感できました。
やはり、音楽の力ってすごいなぁ、と感じました。

もちろん、手を握ったり、優しい言葉を耳元でかけてあげることも
大事な大事なことであるのは確かです。

人間は、五感を刺激し、感動すれば生きる力が湧いてくるのだと
実感しました。

〔音楽療法〕壮大な交響曲41番”ジュピター”

2010-11-13 11:55:39 | 音楽療法
私自身はクリスチャンではないのですが、
昨日知り合いのカソリック神父さんと
モーツァルト音楽について面白い話を聞きましたので、
それを書こうと思います。
2人ともモーツァルト好きで、互いに好きな曲のことを
話し始めると止まらなくなりそうでしたので、
今日は神父さんの好きな曲と秘められた思いを紹介いたします。

モーツァルト最後の交響曲となった第41番です。ご存知”ジュピター”です。
私は、家で昔の名指揮者ブルーノ・ワルターのしか持っていませんでしたので、
それを聴いていました。
スケールのでかい曲で、宇宙的な神秘を感じさせるシンフォニーだと
常々感じておりました。ホルストの『惑星』に似たところもあるかなと
思っています。

でも神父さんは、もっと深いところで聴いておられました。
モーツァルト自身、とても神をあがめた信心深い音楽家だったようで、
彼自身がつけたミドルネームの”アマデウス”は、『神が愛する者』という
意味だそうです。つまり、彼は、自分が選んだ名前に神から愛されている
選ばれた者という位置を感じていたらしいのです。
あれだけの作曲の才能を与えてくれたのは神の仕業!?
その神から与えられた天賦の才能をいかんなく発揮し、世の中に
素晴らしい音楽遺産を残しました。

その中でも、第41番の第4楽章は、モーツァルトにとっての
神を表現した音楽だとか。知りませんでした。偉大なる神を尊敬し
畏敬の念を抱いていると思われる曲は、彼が晩年近くに作った
曲の中には少なからずあります。でも、この第4楽章は、清澄な
調べの中で荘厳さをフルに出し切って最終シンフォニーの
最終楽章にふさわしい曲に仕上げきっています。
止めどもなく続く弦楽器の演奏。時折りゆるやかに変わる
間奏部。そのテンポの変化が見事で、今風にいえば、
洗練されたフラッシュをつかったホームページでめくるめく
場面展開を見ているような気分にさせてくれます。

しかも、この最終楽章は、大地にしっかりと強く音を溜め込んでいく
力強さみたいなものを感じます。
人智の及ばない偉大な神様に敬意を払った集大成として彼自身が
満足して作り上げたのではないでしょうか?

全体に力が湧き出るシンフォニーですが、モーツァルトらしく
メロディラインもすごくきれいです。清澄な水がよどみなく
流れるがごとく、音に連続性があります。

神父さんの出身国、スペインではモーツァルトのことを「メロディの王」と
評しているそうです。
そういえば、スペインも1時期、オーストリアのハプスブルク王朝の領土に
なっていた時代がありました。スペインハプスブルク家です。
モーツァルト自身は、馬車でスペインまでは行っていないようですが、
カソリックの信者によってスペインでも、モーツァルの音楽は
広く愛されているようです。

〔ゴルフ〕ドライバーヘッドの「ヨーイ、ドン!」

2010-11-12 06:38:18 | ゴルフウイークリー
最近、ドライバーの調子が思わしくありませんので、
ドライバーについて触れたいと思います。

ドライバーは一番長いクラブなので、以前はよくレッスン書などで
「ヘッドから先に動かそう!」などと書かれてありました。
これは名言だと感じています。ドライバーでは、ヘッドが大きく
動かなければ、シャフトの長さなりの大きな円になりませんし、
手元が先行したりすると、ヘッドが遅れたりフェースが開いたりして
ショットが安定しないのでは?

では、ヘッドから動かすってどうすればいいのかですが、ヘッドだけ
動かせるはずはないので、これは言外の意味を読み取らないといけないと
思っています。ヘッドから動かすってことは、手や体の運動量よりも
ヘッドの運動量を多くすることだと思います。そうしないと、確かに
大きな円になりません。中心に近い方が動きが小さくで、外周が
大きく速く動かないことには円になりませんから。

そうなると、答えは、手元や体は小さく!ヘッドは大きく!動かす
ことが言外の意味ではないかと思います。
そうすると、ずばり手首のコックを上手に使わないといけないと
いうことですね。コックを使えば、手元を横にずらさないで、クラブ
ヘッドは大きく動きます。ほんの少し、左手首を親指側へ折ってやる
(これと同時に右手首も甲側へ折れていきますが)だけで、ヘッドは
90度くらいすぐに動きます。これくらいやらないt、ヘッドは大きく
動かないと思うのです。

ドライバーの調子が悪くなったら、体とボールの間隔をチェックする他に、
始動でヘッドを大きく動かしていく・・・・この2つをチェックしようというのが
今の私の課題です。

〔ゴルフ〕合同練習で分かったこと

2010-11-11 09:17:59 | ゴルフウイークリー
昨日久々に知人と合同練習に行ってきました。
暖かいのか寒いのかよくわからない夕闇迫る中、球を打ち込みました。

昨日は、ウェッジで左、右の片手打ち、そして両手で50ヤードショットを
打ち、アイアンも少しづつ番手を上げて打ち、
細部のことを忘れてひたすらリズム重視で打ったのですが、
こういう練習もたまにはありかな、と感じました。

ところが、最後に打ったドライバーショットの当たりがよくなく、
球の高さや方向がばらついたため、またまた分析に入ったところ、
どうも体とボールの間隔がやや狭いようなのです。近くに立つと、
つまりそうなので伸び上がったりして球が右へ逃げたり・・・・・・。
それで、少し遠めに立ち背筋を伸ばして、あごを下げるのではなく、
顔を上げて下目使いにボールを上から眺めるようにしたら球が
安定してきたのです。練習にくるたびに、いつも、ズレに
気づいてしまうのですが、大丈夫かなと思ってしまいます。

そして知人の方ですが、彼は最近練習不足だったとか。私がスウィングを
目で見てどうこういう立場ではないので、デジカメでスウィングの連続写真を
撮り、それを見て課題を見つけよう、ということになったのです。

それで分かったのは、アイアンは、ボールの位置をいつも同じ場所に置ける
ように基準を作って、やや斜めのシャフトの向きなりにハンドファーストの
構えをとりました(といっても、手で無理やりハンドファーストにするわけじゃ
ありません)クラブの構造なりに自然な位置にセットしたのです。
こうしてやや左足体重で構え、右への体重移動は考えず、体をひねることに集中。
アイアンの場合、シャフトが短いので、ロングアイアン以外は、体をゆすって
体重移動しようとすれば逆にタイミングも合わなくなりミートできなくなって
しまいます。そこだけ注意して、打ったところ、見事に体の正面でフェースが
180度ターン!写真でしっかりと確認できました。ダウンスウィングで手が腰に
高さくらいに下りたところで、シャフトが目標線と平行、フォローでも同じく
腰の高さでシャフトが平行に振りぬけていました。彼の場合、スクェアグリップ
にしていますから、フェースのターンがこれでちょうどいいわけです。
体が伸び上がるわけでなく、軌道もまずまずということで安心したみたいです。
要は、練習から遠ざかっていたため、アドレスがずれているのが分かりました。


問題は、ドライバーでした。写真を撮ったところ、軌道が明らかにインサイドアウト、
球はフックになっていました。もちろん、これを持ち球にして、いつも同じ曲がり幅の
フックボールで飛ばせればいいのですが、2つ問題があります。アイアンはインサイドアウトじゃないのに、ドライバーだけインサイドアウトでいいのかという問題がひとつ。
これでは番手によってスウィングが複雑になり、コースで調子が悪くなった時に
混乱して立て直すことができなくなってしまう恐れがあるということです。
2つめは、体のバランスを大きく崩してフィニッシュがとれなかったことです。写真で
みると、ボールをとらえる瞬間、ひざがつっぱり棒立ちで、体が回転していないから
手で振るだけで強引に打ち抜かなければならないスウィングになっていたことでした。
私は、この写真を見てさすがにアドバイスさせてもらいました。僭越ながら
「切り返すときに手の力だけでぱっと下ろすのでなく、両膝をもっと柔らかく
使ってスライドさせながら腰を回していく動作を腕を早く下ろす前に
入れたらどうか?」と。

このアドバイスは、ある意味危険でした。
とうのは、プロみたいな下半身リードの切り返しだからです。人に
よっては、振り遅れて球がバラバラ。空中分解してしまう恐れが
あるからです。でも幸い、彼には肉体的ベースがあったためか、この
下半身リードの意識が効を奏したようです。軌道がよくなりインサイドアウトが
少なめになり、フィニッシュもとれるようになってきたのです。
ひと安心!ふ~~~っ

「これからこれで行きます!」「それから週に最低2回か3回は練習します!」
と勢いよく練習を終えることができました。

合同練習でわかったこと。相手に写真やビデオを撮ってもらうと
見たくない現実がはっきりと映し出されますが、現実なので
納得でき課題がみつかるということ。
それから、アマチュアがアマチュアにアドバイスする際は、神経が磨り減る
くらい細心の注意が必要だということ。
最後に、結局は、自分ひとりで黙々と課題克服に向けて球を継続的に
打っていかないと上達しないこと。
この3点が分かりました。
皆様も、たまには、複数で友達と練習してみると面白いかもしれませんよ。
ただし、「たまに」がいいと思います。

〔音楽療法〕メンデルスゾーンの結婚行進曲

2010-11-10 09:01:04 | 音楽療法
「晴れのよき日に・・・」というフレーズで、秋晴れの日に
人生の晴れ舞台に上がっておられるカップルも多いのではないでしょうか。

今日は、どなたでもご存知のメンデルスゾーン作曲、「真夏の夜の夢」より~
『結婚行進曲』についてです。

メンデルスゾーンというと、バイオリン協奏曲のように哀愁漂う名曲を
生み出していますが、交響曲第4番「イタリア」のように陽気で元気に
なれる曲も作っています。
その彼が、日本でも結婚式の定番曲として知られる『結婚行進曲』を
作曲しています。

イントロのトランペットによるファンファーレは、2人の門出にふさわしい
勢いがありますね。曲は言葉で語るよりも、皆さんの頭の中にのこっていると
思いますので、ここでストップします。
それよりも、この曲を聴くと、結婚式(自分のも含めて)に出席した時の
数々の感動が思い起こされます。
今年、久々に20歳代の若いカップルの式に出たのですが、新郎と新婦が
めいめいのご両親に向かって感謝の挨拶を述べる場面・・・・・ここは、
何度見ても素晴らしい光景ですね。若いふたりが、手紙を読み上げる途中で
感極まって泣きじゃくってしまいました。
その瞬間、その家族の歴史がいっぺんに凝縮されてでてくるのが素晴らしい
です。人生でも数少ない感動のシーンなので、いつももらい泣きしそうに
なりますが・・・・。

それにしても、独奏トランペットの響きとそれに呼応するオケの
調和、そしてオケによる力強い演奏は、船出を祝うのにピッタリの
曲想ですね。2人が登場し、その船出が始まるとき、それまでの
過去が走馬灯のようにご両親には強く胸に去来しているのを
想うにつけ、この曲を聴くと胸がつまりそうになります。
船出の勇ましさだけでなく、そんな切なさややさしさを
感じてしまう曲です。多分、メンデルスゾーンは、想像力が
たくましく、やさしさのある人だったのでしょう。
そんな思いが強くなります。

〔音楽療法〕ニューシネマパラダイスは心が洗われます

2010-11-09 19:36:00 | 音楽療法
またまたイタリアのネタです。
『ニューシネマパラダイス』という映画をご覧になった方も
多くいらっしゃると思いますが、この映画の主題歌は
私のお気に入りの1つです。

映画のストーリーは悲恋の物語で、成就しなかった恋を再び!
と願う主人公なのですが、結果は推して知るべしでした。

ひょんな運命のいたずらで、引き裂かれてしまった2人は、
再開し燃え上がるわけですが、過去の時間は取り戻せません。
これは、人間世界の摂理なのでしょうか?
時間と空間に隔たりがあると、気持ちは、生々しい元の
状態に戻せません。それに相手の女性は、離れてしまった時間の中で
結婚をしてしまったのです。

こんな悲しいストーリーなのですが、見ていると、とても切なく
なってきます。胸がぎゅっと締め付けられるかんじです。
こんなストーリーの中で流れる主題歌は、ただ聴いているだけで
切なさを倍増させてくれます。
感情の高まる効果バツグンの曲ですね。

イタリア映画には、この手の運命のいたずらで引き裂かれたストーリーの
映画が数多くあります。人生の達人、人生を楽しむ術を知っている
イタリア人だからこそ、こういう逆人生を描くのも巧いのかもしれ
ませんね。
でも、エンディングの不幸な終わり方は、ただただ不運、悲運と片付けて
しまっていいのでしょうか?これも人生!いろいろあっていいじゃないか、と
イタリア人なら言いそうです。
今日は映画論みたいになり、すみません。たまには毛色の違うブログも
いいかな、と独善主義で感じてしまったのです。

〔ゴルフ〕左手人差し指の絆

2010-11-09 09:54:02 | ゴルフウイークリー
ゴルフで”ゆるみ”は禁物だと感じていますけど、
この”ゆるみ”シリーズの最終版です。

インパクトでフェースの向きが微妙にずれてしまうのは、
意外にも左手人差し指に原因があるのではないかと思う時があります。

左腕1本で練習している時に気づいたのですが、片手だからこそゆるまないように
一生懸命に振ります。その時、人差し指とクラブとの間に隙間なんか空いて
しまうと、クラブをすっとターンできません。
この人差し指の付け根に近い指の腹とクラブが密着したまま振り抜くことが
正確にボールをとらえるのに必要だと分かってきました。

それで、両手で握ったらどうなるの?という疑問が浮かびますが、
インターロックグリップでは、左手人差し指がクラブから離れて隙間が
あります。よくインターロックは右と左手が一体となるからいいという
ことも言われてきましたが、こと左手とクラブの関係だけ見てみると、
必ずしも一体ではないですね。

グリップの基本は、オーバーラップだということが、この時わかった
のです。確かにウッズや石川遼などトッププロの多くは
インターロックで打っていますが、彼らは、幼少の頃からゴルフを
始めて、それが手になじんでフェースコントロールもしっかりと
できるから、それはそれでいいと思うのです。
でも私のような普通のアマチュアゴルファーはまず基本を覚えてから
自分の型を作らないといけないのですが・・・・。でも現実には、
インターロックでゴルフを始め、右手の強い握りこみでフェースを
コントロールしていた時代が長く続きました。これが
良かったかどうかはわかりませんが、今は半年かけてオーバーラップに
グリップを変えて練習しています。
こうすると、左手の方を意識して強くしっかり使っていくスウィングが
覚えられるのと、左手人差し指がクラブとつがいになるくらい
絆を深めていないとボールが曲がります。

ここにゆるみがくると、スウィングが成り立たなくなるというわけです。
オーバーラップに変えて以来、指の1本1本が大事なのを実感しています。