ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲2番

2016-09-22 10:47:12 | 音楽の思い出

今日も雨ですね。

室内で音楽を聴いています。

 

それにしても、ショスタコーヴィチの

「ピアノ協奏曲2番」。

 

この第2楽章には、感動しました。

 

イントロのピアノの音に感情を

揺さぶられました。

 

1音1音が静かなのですが、

周囲に響き渡る。

 

しかも、自然の情景をイメージ

させてくれるんです。それも、鮮烈で

静謐に。

 

個人的なイメージですが、

雪の結晶に朝の光が当たり、

結晶が少しずつ溶け出し、

みずみずしい感覚を

表出している映像をです。

 

柔らかい光が水滴に反射し

両者が融和しているような

穏やかな映像なのです。

 

春の訪れを予感する

シーンなのです。

 

そう感じるくらい、このコンチェルトは

ショスタコ(略称で失礼)の温かいまなざしと自然への

愛情を彷彿させてくれたのです。

 

ショスタコというと、革命などをテーマにした

重々しい交響曲の印象が強いのですが、

改めて感じ直しました。

 

自然の営みを音で芸術的に

表現できる作曲家は他にも

いますが、本当に感銘してしまいます。

 

その他の代表としては、ショパンでしょう。

ノクターンもそうですが、

ショスタコのコンチェルトを聴き、

ショパンの

アンダンテ・スピアナートと

優雅なる大ポロネーゼ」を想起しました。

 

この前半部のアンダンテ・スピアナートも

かなたの地平線に雄大なる夕陽が落ちていく

情景が浮かぶ(個人的イメージ)のですが、

こちらも自然がくっきりとイメージされ、

ショスタコのコンチェルト2楽章と曲想が

ぴったりはまっていると感じ入ってしまいました。

 

音楽を聴いていますと、こんな相関関係も

あるのだと、新たな発見に

驚いてしまいました。


ブランクゴルフでつかんだこと

2016-09-19 16:27:52 | ゴルフウイークリー

久しぶりに3連休初日にゴルフ場で

プレーしてきました。

予想に反して好天に恵まれ、夏空が

目に眩しい1日となりました。

しかし、自分自身、ゴルフの怖さや厳しさを

頭で分かっていたつもりでしたが、

やはり、出足の5ホールは散々な状態とあいなりました。

ドライバーが右へ左へと散らばり、ゴルフにならなかったのです。

ドライバーが散るから、2打目もいいライから打てません。

傾斜面や深いラフからのショットが続き、苦戦!

そして、アプローチの距離感もつかめず、

パターもタッチが悪いといった、ある程度想定していた

ゴルフとなったのです。

課題は山積みで、ここでは紙面の都合、自分の都合で

書けませんが、唯一良かったこともありましたので、

今回はそこに終始しようと思います。

調子が上向いてきたのは、6ホール目から。

ドライバーそこそこ、アイアンそこそこで、

グリーンの手前10ヤードくらい。そこから、アプローチして

ピン手前5メートルくらいについたと思います。

「今日はゴルフ場でプレーできるだけでも幸せ」

そんな思いが去来した頃でした。

前々回のブログで書きましたが、速いグリーンには

”ショートバックでフォローでラインとタッチを出す”

という目標が体現できたようです。

インパクトでなぜるように打つのではなく、

ボールの芯を感じるように、しっかりと

距離に合わせてライン上を押していく。

速いグリーンに合うストロークができたのでしょうか?

ボールは、ストレート目に転がり、カップへ一直線。

ほんの少し上りの5メートルがカップイン!!

パーセーブできました。

ゴルフって不思議なもので、パットが良くなると、

ショットも少しづつ改善されていくのか、

7ホール目から9番まで、そこそこのショットが

出るようになったのです。

7番、8番もアプローチを2メートル以内に寄せて、

パーセーブ。寄せワンとあいなりました。

そして、きわめつけは、9番。

ややアゲンストの風が吹くパー4の

セカンド。ピンまで約180ヤードと読み、

21度のユーティリティで振り抜きました。

球は高く上がりまして、風にも押されるかと

思いましたが、方向性と球の高さが良かったのか、

ピンそば80センチのところにドスンと落ち、

ここはワンパットバーディがとれたのです。

何がいいたいのかといいますと、ブランクのある

ゴルフプレーをすると、自分の強みと弱みが

分かるということです。

強みは、パーオンできなくても、パットで

パーセーブできる点。

弱みは、ショットの不安定さと、アプローチの

もろさかなと感じています。

実は、6~9番まで、全てワンパットで、前半9ホールでは

14パットで終了。(後半は17パットで、1R計31パット)

自分の過去のゴルフを思い出しても、

目の覚めるようなアイアンショットでパーを重ねた

経験は少なく、ワンパットの寄せワン・パーセーブで

スコアを稼ぐスタイルが強かったなぁ、と感じています。

こんな自分の強みを生かしつつ、山積みの課題を

少しづつ克服していくのが、次のステップに

なると思います。

それには、やはり考えた練習、工夫した練習が

要るのでしょうね。

 


パターヘッドも低く低く!

2016-09-04 07:48:05 | ゴルフウイークリー

『パットに型なし』と、よく言われますが、

私はグリーンが速ければ速いほど、

体に確固たる型を植え付けた方がいいと思います。

グリーンスピードが速い場合、打ち過ぎる

(つまり、インパクトが強い)と、球がカップに

入りそうになっても、蹴られてしまうことが

多いからです。

では、インパクトが強くなり過ぎないように

するには?

その1つは、バックストロークを小さくすること

ある程度距離のある、そうですね、10メートル以内なら、

トップをコンパクトに収める。

パターを少し引いて、フォローの大きさで

距離感(タッチ)を出していく方が安全で確実です

大ミスになりづらいと思います。

インパクトからは、狙ったライン上をヘッドが

通るように、できるだけストレートに送り出す。

この時のポイントは、アッパーブローに球を

こすり上げるようにストロークするのではなく、

なるべく低く長くヘッドがライン上に出る

ようにできればベストです。

こすり上げると、ボールが前へ進む推進力が出て、

速いグリーンでは大オーバーしたり、

カップに蹴られるミスになることが多いからです。

ここでも、アイアンショットのように、

低く低く! です。

地面を這いつくばるようにボールを

出していくイメージにすると、

インパクトは強くなりません。

強さではなく、フォローの長さで

距離感を出せるためです。

実際に、左のグリップが緩まないように

注意して、ヘッドを低く送り出すようにしたら、

ボールはライン上を転がりやすくなり、

インパクト感はなくなりました。

速いグリーン、特に下りのデリケートラインでは

うってつけではないでしょうか?

もちろん、芝目のきついコーライ芝では、

小さいトップでは通用しないことも多々あるでしょうね。

ある程度、バックストロークを大きめにとり、

インパクト感を出さないと芝目に負けてしまいますから。

そのあたりは臨機応変さが要りますけど。

しかし、きれいに刈り込まれた速いベント芝なら、

ショートバック(コンパクトなトップ)と低く出すフォローの

組み合わせは、ベストだと思います。

状況に応じて型を決めたり、あるいは、崩したり・・・

これもゴルフの楽しさのひとつでもあると感じます。


低く抑える感覚

2016-09-03 09:51:49 | ゴルフウイークリー

ゴルフの練習から遠ざかっていますと、

アマチュアゴルファーの悲しいサガですが、

悪い癖がにゅきにょきと出てきます。

 

意識していなくても、体や腕の力が入ったり、

ボールを持ち上げようとしてみたり・・・。

 

その結果、ボールが当たらない、飛ばないのです。

 

そこで、こんな時に以前の感覚を呼び戻すには

どうしたらいいのか? ですが、

 

私は、ボールを低く打つ感覚に切り替えます。

 

トップしてライナー性でもいいと考えて

打ちます。

 

アイアンなら、ボールをいつもより半個分ほど

右寄りにセットし、リーディングエッジ(刃)が

ボールの赤道あたりに当たるよう浮かせて

構えます。

 

こうすると、力んでしまってボールを高く上げようと

して、クラブヘッドが厚く入り、ダフってしまうミスも

止まるようになります。

 

身体の浮き上がりが抑えられるからでしょうね。

 

『低くてもいい』と思うと、安心感が出て

力みも段々となくなってくるから不思議です。

 

インパクトの音もシュッ、シュッ、と快感なのです。

 

こうやって当たり出すと、練習が楽しくなります。

 

フォローを低く抑えめに!!

 

左のひじが

浮かないように左手を低く抑える感覚が

ゴルフスウィングのリハビリには

重要だと感じました。

 

風の日にも強い低くて強いボールは

実戦でも役に立つと思います。

 

ウェッジからドライバーまで

低く抑える感覚を試してみませんか?