4月29日(火)のつぶやき

2014-04-30 03:01:09 | 音楽の思い出

ブログを更新しました。 『ハンドファーストに打つ練習』 amba.to/1lrPInm



ハンドファーストに打つ練習

2014-04-29 12:15:28 | ゴルフウイークリー

これまでアイアン練習で、何度も『ハンドファースト』を

テーマにしてきましたが、なかなかうまくいきません。

その原因として気づいたことは以下です。

先ず、手元を先行させてボールをとらえようと

意識すればするほど、振り遅れるということです。

ボールが右にしかいきません。

ハンドがファーストという言葉が手を意識させる

表現なので、ついつい手で操作しようとするのが

原因でしょうね。

体幹を腕や手と連動させてボールをとらえる

ことを忘れてしまっていました。

ヒントになったのは右手の片手打ちです。

片手だと力が不足するから、どうしても

体の力も自然と借りるようになります。

それと切り返しのリズムをとるように

なります。打ち急げば、体と腕が

連動しないのが身をもって分かるのです。

トップで間を感じてゆったりと下ろす。

ダウンスウィングで右ひじがほぼ直角に

落下し、右わきに自然と着きます。

手に力みが入っていなければそうなります。

これで体の力と腕とが連携しますから

ボールを上手に拾えます。

おそらく、この2点がハンドファーストを

意識した時に欠けていたんだと感じました。

間をとれば、右手首の角度が崩れずに

ダウンスウィングを迎えることが

できますし、ためを作れるので、

ヘッドが遅れ、手元が自然に

先行してくる。こんな動きの流れが

いいのではないでしょうか?

手元を意識すればするほど、ドツボに

はまっていたのが分かりました。

こんな手元の意識よりも、バックスウィングで

しっかりと肩を入れるのが1つ。

それから、トップでの間を感じることで、

切り返しで下半身を先行でき、

体の力をフルに腕やクラブヘッドに

伝えることができる。この一連の

動きで、自然とハンドファーストに

とらえることができる。それが、今の

結論です。別に特別難しく

複雑に考えることもないのでしょう。

ハンドファーストの持つ言葉に

とらわれ過ぎると、本来のいい動きを

そこないかねない。そんな教訓を

覚えた本日の練習でした。

 


つり革とグリップ

2014-04-27 14:08:49 | 音楽の思い出

少し前に”基本をおろそかにすると綻びが・・・”の

当記事で、グリップのことを書きましたが、

その続編です。

右手の親指と人差し指のV字。

これは、日常ではなかなかない使い方だと

言いましたが、それは確かにそうなのですが、

電車通勤されている方には、1つだけ

似通った手の使い方がありました。

それに最近気づいたのでお伝えします。

それは、つり革を無意識に持つ際の

手です。電車の揺れに対して体の

バランスが崩れないようにするために、

私たちが無意識に握っているつり革に

ヒントがあります。

つり革を持ったことのある方なら

「あっ、そうだ!」とうなづいて

いただけるはずです。

それは、親指以外の4本の指を

つり革のわっかにひっかけますよね。

ほぼ無意識に。

最初に手を広げ、親指だけ自由にして

他の4本は軽くひっかけます。

あれで、電車が急ブレーキを」かけても、

左右の揺れがきても体のバランスを

保てます。それは、わっかの先に

柔らかい合成ゴムバンドがつき、その

先端は強く固定されているためです。

あのつり革にゴムバンドがなかったら、

遊びがないため、急ブレーキなんかが

かかったら、手首を痛めてしまう

かもしれませんね。よく考えて

作られていると感心していますし、

あのバンドのお蔭で突然の

揺れにもタイムラグがあって

体を支える時間が稼げる作りに

なっているのでは?

そうこう考えるうちに、

このつり革って、ゴルフクラブを

握るグリップと、その先の

ゴルフクラブとの関係に似ていると

感じたのです。

つり革は、頭上にありますが、ゴルフ

クラブは、目のかなり下です(アドレス時)。

オーバーラッピンググリップを世に

広めたハリー・バードンが、電車の

つり革をヒントに、あのグリップを

開発したという記録を読んだ覚えは

ありませんが、実に似ています。

ゴルフの場合、クラブを握った先は、

しなるシャフトです。これを

つり革のゴムバンドと考えてみましょう。

しなる柔らかさがあるから、つり革では、

突然の予期せぬ動きにも体を支えられる。

片や、ゴルフでは、あのしなるシャフトが

あるから、4本指でグリップ部にひっかけて

握ってクラブをコントロールできる。

ただ、条件があって、体の芯がしっかりして

いることが必要です。これは、つり革を

留めている固定部分と一致します。

要は、支える側が、道具か人間かの逆になっているだけで、

原理は同じだと思います。

しかも、クラブを支える手は、つり革の4本指と

同じ!偶然の一致とはいえ、実によくできた

作りです。

左右を問わず、親指以外の4本でひっかけて

握ることがいかに重要かが分かります。

しかも、親指だけをフリーにして。

ここがミソですね。悪さをしてしまうからでしょうか?

グリップの基本、恐るべし!!

と感じた次第です。

 

 


短いパー4で磨く危険予知能力

2014-04-20 18:04:26 | 音楽の思い出

練習場で絶好調。各番手、距離も

方向性もコントロールできてきた。

完璧だ! と感じるくらい、調子が

良くても、コースに出ると思わぬ

落とし穴に見舞われ、大たたき。

そんな想定外の痛い経験はありますよね。

これが、ゴルフの難しいところ、面白い

ところじゃないでしょうか?

ショットの調子が良くても、スコアが

伸び悩む。別にびびったり気負ったり

していなくてショットは快心なのに、

コースがそのショットを受け入れて

くれない。そんなこともゴルフでは

ままあります。

それは、状況判断とそれに合う

クラブ選択と攻略ルート、戦略が

できているか否か、そしてその

マネジメントを実践できているかも

スコアメークには必須だからです。

各ホールのレイアウトと当日その時の

気象条件(風雨、湿度、温度など)も

判断材料に加え、攻め方を決める。

こんなマネジメントは、ある程度キャリアを

積んだ方なら、誰でも行っているはずです。

ただ、ゴルフには、目に見えない

罠も待ち構えているケースが

あります。今回は、その話を少し。

1例として、短い、300ヤード前後の

パー4を取り上げます。

こういう超短いホールには、罠が多い

からです。距離が短い分、難度の

バランスをとるために、他のところで

難度を上げる意図があるためです。

具体的に言いますと、グリーン周りや

グリーン手前50ヤードまでのエリアに

トラップが仕掛けられていることが

多いようです。この辺りは、ドライバーの

落ち場所になるからでもあり、ここより

ティグランド寄りですと、1発で

越せるため、トラップの意味をなさない

事情も考えてあるためでしょう。

例えば、グリーン手前40~50ヤード

くらいのバンカーの配置。この距離って

アマチュアにはとても難しいですよね。

砂をとってエクスプロージョンするには

距離があり過ぎるし、砂を薄くとると

トップしたり、大オーバーし、奥の

がけ下やOBゾーンに入ってしまったりと

危険です。また、フェアウェイを狭くしたり、

グリーンの傾斜をきつくしたり、

奥へ転がりやすく下り傾斜にしたり、

フェアウェイの傾斜を複雑(複合ライなど)

にしたりなどなど、ちょっと意地悪い

罠が仕掛けられています。

でも、これというのも、ただ意地悪するのが

目的ではなく、難易度のバランスをとりつつ、

プレーヤーの状況判断と技量を試す

1ケースだと考えれば、納得がいくと思います。

こんなことを知りゴルフをすると、もっと

楽しくなると思いますが、これよりさらに、

微細な危険が隠れていることもあります。

それは、2つあります。

1つめは、ティショットの落とし場所付近には、

ディボットが多いということです。

なぜか? それは、ちょっと考えれば

分かるのですが、残り距離が短くなるせいで、

第2打(ティショットをミスすれば3打目以降になる

ケースもあり)でウェッジを使うことが多い

ためです。これこそ、短いホールゆえの

現実です。これは、コース設計の意図とは

別の理由によることですが、快心のティショットを

フェアウェイど真ん中に放ったのに、

行ってみたら、深いディボットのボールが

すっぽりと埋まっている。こんな不運なことだって

起こりうるのです。

さて、あなたならどうしますか?

技量を試されていると考え、果敢に

ディボットからの第2打にのぞんでも

構わないと考えますか?

それとも、ディボットの入る確率が

高いなら、最初からドライバーをやめ、

ティショットを3Wにしますか?

どちらも正解だと思います。

ただ、確率を考え、確実に

パーをとりにいくなら、3Wの

方が安全です。ディボットに

入らない保証はありませんから。

あとは、2打めの残り距離で

得意な方を選択するのが1つの

戦略でしょう。

このような自然と生まれるトラップも

あるので、危険を察知する状況判断、

自分の技量、好きな距離と番手を

総合して決めるのもマネジメントの

力をアップさせる決め手になると

思います。

また、2つめになりますが、設計家は

見た目の錯覚を使うこともあります。

例えば、ピンまで同じ60ヤードが

残ったとしても、グリーンの奥に

何もなくて抜けていれば遠くに感じますし、

木々や斜面が奥にあれば、短く感じます。

また、2打めが同じ打ち下ろしでも、

フェアウェイが急な下り、グリーン面は

それより緩やかな下りだと、見た目は、

グリーンが受けていると錯覚してしまい、

思った以上に力が入り、グリーン奥の

OBへ、なんて大トラブルに見舞われる

ことだってあるのです。

これは、打ち上げにより上り傾斜の

度合の変化による錯覚の原因にも

なっているようです。

プロは、そういう微細な罠も見抜けますから、

コースの難しさが分かり過ぎて、逆に

考え込みミスすることもあるようです。

深いのか、浅いのかと言えば、やはり

他のスポーツに比べゴルフは激しさがない分、

深みがあります。

危険予知能力を磨き、自分の攻め方を

決断するのも、ゴルフの醍醐味と

言ったら、言い過ぎでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


肩や背中を上手に使える人

2014-04-13 09:20:40 | ゴルフウイークリー

私自身は、肩の使い方が下手で

スウィングに活かせていないと

つくづく感じています。

肩が硬い、柔らかいという問題以前に

使い方が下手なようです。

それは、スポーツジムでトレーナーから

指摘されました。

”ラットプルダウン”という肩甲骨周りや

背中の上部の筋肉を強化するマシンが

あり、上方のバーを両手で間隔をあけて

握り、上から下へ引き下げ、手をちょうど肩の

高さくらいに押し下げるのですが、

重さがどうのこうのというよりも、

肩甲骨や肩の筋肉を上手に使えていないようです。

腕の力ばかりに頼る癖がついてしまって

いるようなのです。

う~ん! これだから突然、飛ばなくなる

なだんぁ、と直感しました。

つまり、このマシンでも腕力に頼る

動作がしみついているわけで、

ゴルフスウィングでも、大きな筋肉よりも

比較的小さな筋肉、腕の筋力に頼る

飛ばし方になっていると気付きたため

です。

ラットプルダウンで肩を上手に使うように

なるには、胸を張り、少し上方に

目線を飛ばし、両方の肩甲骨を

内側へ引き寄せるように使う。

これが私には難しい!!

首に力が入り、肩が力んでいかり型に

なってしまうと、これができません!

私の場合、ついつい肩が力んで腕の

力で仕事をする癖がありますから、

大きな筋肉に仕事をしてもらうことが

難しいわけなんです。

これを解決しないことには、

ゴルフでも永遠にアームスウィングで

終わってしまいそうです。

クセはなかなかとれそうもないのですが、

時間をかけ地道に感覚を変えるように

努力するしか方法はなさそうです。

これは、あくまでも私の癖で、自然と

大きな筋肉を使える人はいるそうです。

うらやましい限りですが、

いたしかたありません。

そんなわけで、肩の使い方の巧い選手を

このマスターズ観戦で探してみました。

すると、やはりいました!ふたりいます。

ひとりは、バッバ・ワトソン。もうひとりは、

フレッド・カプルス。ふたりとも、肩甲骨の

可動域が広く、先天的に肩が柔らかいの

でしょうが、深くゆったりと入れ、回転させて

います。肩の回転が深く、肩やそれに連動する

背筋や体幹を主導して使うから、スウィング全体が

ゆったりに見えますが、エネルギー効率が

抜群にいいためか、ふたりともロングヒッター

です。新旧の・・・。

大きな筋肉主導で、腕をしならせ、最後に

シャフトをたわませ、ヘッドを走らせる。

この合理的な順番で、ビッグキャリー

を生み出しているふたりです。

私は、その逆で、最終的には腕の

力に頼ってしまうため、インパクト前から

腕が忙しく仕事をすることになります。

大きな筋肉が仕事をしていないから、

腕に負担がかかってしまう。

もっと協働作業しないと、スウィングの

持久性は落ちると危惧しています。

飛距離のばらつき、方向性のばらつきも

出ます。

残念なことですが、日米欧豪を比較して

みても、日本人はやはり

ダウンスウィングからフォロースルーに

かけ肩に力みが感じられます。

対して、欧米豪のトップ選手は、この

力みがなく、力感というよりも

タイミングやボディバランスの安定感で

シュアに飛ばしている印象を受けます。

体や感覚の違いなのでしょうか?

もちろんそれをあるのでしょうが、

まず一つは、姿勢の違いもあるようです。

おそらく日米のトッププロをアドレス後方で

比較すると、違いが出てくるかもしれません。

もちろん、バッバ・ワトソンやカプルスだって

マスターズという大舞台でプレッシャーが

かかれば、肩が無意識に力んでしまうことも

ありそうですが、確率の問題で、

普段の姿勢やアドレスの差は、結果にも

大きな差を生んでいるような気がしますが、

いかがでしょうか?

 

 


変化はコツコツと同じことの繰り返しから

2014-04-06 08:11:32 | ゴルフウイークリー

ゴルフ場でも公園でもいいのですが、

芝生の上に仰向けになり、真上の

空を見たことはありますか?

雲が低く垂れこめた日は別にして

晴天なら、空はこんなに高く

青いんだなぁ、と改めて

実感してしまいます。

歩きながら見る空って

斜め上方を見ているため、

遠くにあるのは実感できますが、

空は本当に高いなんて、

なかなか体感できません。

この仰向けに見る空は、

雄大な高みに見えますが、

階段を1歩1歩上るように

近づくことは

できると思うのです。

理想は高く! でも、その歩みは、

地道に同じことを繰り返して

いくことが必要で、根気が

要り、泥臭いものです。

失敗したら、自分の力量を過信

することなく、修正を加える。

その修正にも、普段の地道な

積み重ねがものをいうような

気がします。

変化・進化はそう急には

やってきません。それだから、

途中で投げ出してしまうのも

常です。これをやり続けていけば、

必ず変化がやってくと信じる

ことがよろどころとなるのかな、と

感じます。

ゴルフでも、ある日突然、驚く

ようなスコアがとれたことは

ありませんか?

それまで90台そこそこで回って

いたのに、80台前半のスコアが

2回に1回出るようななったとか。

インターロックグリップを

オーバーラッピンググリップに

変えても、最初は、左人差し指と

右小指がしっくりとなじまず、

違和感を覚えるとか・・・・。

これも時間がかかることです。

平均スコアが突然変わり出すのも、

それまでの経験則を生かし、

失敗を糧に原因と対策を考え

抜き、実行し続けた結果だと

思います。

プロゴルファーもよくこんな

ことを言います。

「いいレッスンを受けても、自分で

その中身を消化し、自分の体に

なじむものにしていかないと、

成果はでません。それには、時間が

かかります」と。

親切なプロならそうアドバイス

すると思います。

自分の体でつかみ、自分の言葉で

表現できるようになる。これで

本物ですし、進化できたと

言えるのではないでしょうか?

それには、愚直にコツコツ、

決めたことを継続する。

いくら才能があっても、やめたら

また後退してしまうでしょう。

ですから、継続するのも、

才能の一つと言えるかも

しれませんね。

この継続が、変化の始まり!

変われるって、そう生易しい

ことではなさそうです。