10月20日(日)のつぶやき

2013-10-21 02:48:21 | 音楽の思い出

プロのスウィングスタイル

2013-10-20 08:49:53 | ゴルフウイークリー

今、天候が悪い中、男子の

日本オープンが行われていますが、

優勝争いの筆頭に小田孔明が

走っています。

彼のスウィングは個性があるので、

ちょっと書こうと思います。

今は、クラブの性能が飛ばすことに

関しては、格段に進化してきました

ので、スウィングについては、

プロでも個性派がすくなくなって

きました。

その中で、トッププロの小田孔明

のスウィングは特筆すべき

ものがあると感じました。

テークバックを低くフラットに

すっと上げ、トップからの

切り返しで、右肩口からヘッドを

下ろしてくる、いわゆる逆ループ

スウィングをしています。

かつてドライバーがパーシモン

だった時代には、こういうループ

を描くプロは少なくなかったと

記憶していますが、今と

なっては珍しいタイプです。

切り返しで、ヘッドを

よりアップライな軌道に

戻すスウィングは、

かつて日本ゴルフ界を

席巻したジャンボ尾崎が

代表格としています。

小田やジャンボのスウィングは、

どこがどうなの?なぜそうして

いるの?

こんな素朴な疑問が

浮かんできました。

おそらく、テークバックを低く

フラットに引くのは、クセ?

このほうがしっくりくる感覚が

あるのでは?ないでしょうか。

でも、このまま軌道をなぞるように

下ろせば、シャフトが寝て

チーピンやプッシュ、手首を

こねて引っかけ。こういうミスの

オンパレードでしょう。

ここは、ベン・ホーガンの書いた

教科書『モダンゴルフ』のように、

右肩からボールとを結ぶ

ライン上に

ふたりともヘッドを下ろして

いきます。

(プロなら当然なのですが・・・)

でも、こういう逆ループは

リスクもあります。

トップにクラブが向かう

直前に下半身(左足の

踏み込みなど)を使い、

クラブヘッドは流線型を

描くように蛇行しますが、

シャフトを切り返しで

立てて(よりアップライト

な軌道)いくわけです。

ダウンでシャフトを

より垂直に近い状態へ

持って行く。この方が

ふたりの感覚に

合うのでしょうね。

では、リスクとは?

ヘッドがトップへ入る直前から

切り替えしていく、ほんの

コンマ何秒の間、蛇行する

わけですから、

タイミングが命”の

スウィングといえます。

いつも一定の力感、

タイミングを保って振れないと

球は曲がります。

小田選手が好調なのは、

この一定のタイミングが

キープできているからだと

思います。

それにしても、以前は

ドローボールを多用していた

小田が、今は、ミスしても

フェードになるように、

フェードを多用している

器用さに驚きました。

おそらくコースのセッティング

を考え、ティショットで

ラフに入れたらパーが

とれないホールが多いため

でしょう。

本日、最終日の結果が

どうなるのか?雨の影響も

あるので、どうころぶか

分からない神のみぞ知る

結果ですが、各選手の

戦いぶりは楽しみです。


10月16日(水)のつぶやき

2013-10-17 03:02:54 | 音楽の思い出

ブログを更新しました。 『アンドレ・ギャニオン「めぐり逢い」トヨタCM』 amba.to/16fsoix



アンドレ・ギャニオン「めぐり逢い」トヨタCM

2013-10-16 20:45:16 | 音楽の魅力

日々テレビをご覧になっている方は

ご存知だと思いますが、自動車の

トヨタが配信している

ハイブリッド車のCM。数々の

名優さんが登場し、ショート

ストーリーでなごませて

くれていますが、

ここで挿入されている曲が、

『めぐり逢い』です。

カナダの作曲家兼ピアニスト、

アンドレ・ギャニオンという方が

作ったとか・・・・。

とてもやさしいメロディで

癒されます。

どこか懐かしい場所へ

戻ったり、

どこか懐かしい人に

会ったりした感覚に

浸れます。

うっとりした世界に

引き込まれて、

自分が涙もろくなった

錯覚を起こして

しまいそうでした。

郷愁を感じる曲です。

ピアノの鍵盤から

つまびかれる甘美で

柔らかい音は

素晴らしいものです。

耳に心地いいし、

快感が残ります。


渡辺司と室田淳のプレーオフ

2013-10-13 17:17:06 | ゴルフウイークリー

日本プロシニア選手権は、渡辺司が

室田淳とのプレーオフを制し、久々

優勝を飾りました。

見ごたえのある激闘に感動しました。

まさにゴルフの面白さと難しさが

交じり合った好ゲームでした。

最終日8打リードで首位スタートの

渡辺も、プレッシャーがあったのか

(そんな単純なものではないとは

感じましたが・・・・・)、室田に終盤

猛追されてしまいます。

上がり5ホールで室田に5打差を

つけながら、2オーバー。逆に

室田は、3アンダーで5ホールを

回り、同スコアで72ホールを

終了。サドンデスのプレーオフ

での決着となりました。

試合(勝負)の流れは完全に

室田にきているかに見えました。

ところがところが、神様は

そんな単純なシナリオは

描かなかったのです。

決着がついたプレーオフ

1ホール目の18番ホール。

ここは、短いパー5。

ティショットが成功すれば、

2オンも狙えるホールですが、

それだけに罠があります。

室田は、左サイド、斜面の

かかったラフへティショットを

打ち込み、2打めを刻みました。

渡辺は、飛距離的に不利で、

3打目を打ちやすいところへ

2打目を同じように刻みました。

ショットメーカーの室田と、

泥臭くパーを重ねる渡辺。

ふたりのゴルフは対照的で、

プレースタイル、球すじも

真反対です。体重をうま~く

乗せて重いドローで正確に

飛ばす室田のショットの切れは

バツグンだと思います。

ですが、渡辺は、ショットの

不調をあまり嘆かず、

グリーン周りからのピンチ

を寄せとパットでしのぎ

続けてきました。

辛抱に辛抱を重ね、口から

心臓が飛び出しそうになる

緊張感に耐えながら、

死に物狂いで戦った渡辺に

勝利の凱歌は上がったのです。

グリーンを狙った80Y強の3打目。

ひっかけて6Mくらい

カップまでの距離を残した渡辺。

案の定、室田は切れのいい

アプローチショットで残り77Yを

渡辺の内側につけてきました。

カップまでのl距離は、渡辺の

約半分くらいでした。

しかし、それまでの苦戦や苦労が

最後に報われたのは、

渡辺だったのです。6mの

スライスラインをジャストタッチで

ねじ込み、半分の距離を外した

室田に競り勝ったのでした。

ここで感動したのは、ゴルフの結果

よりもふたりのゴルフスタイルの

違いと渡辺の勝利の言葉でした。

特にパットのスタイルには興味

深いものがありました。

渡辺は、オデッセイの2ボール

を短く握り、前傾姿勢を深くして

目をボールの真上にセットする

コンパクトな構え。しかも、

ややヒールを浮かしていました。

ここからなるべく

ヘッドをライン上へストレートに

出すストロークをこころがけて

いたように見えました。

あの米ツアーの名手、S・

ストリーッカーに近い構えです。

一方の室田は、ややクローズ

スタンスで、目はボールより

内側にセットし、インサイドに

引き、ライン上にストレートに

ヘッドを出していくドローヒッター

のパット版みたいなスタイルに

見えました。渡辺よりすっと

高く構え、視野を広くした

アドレスです。おそらく

ドロー打ちのショットスタイルを

パットでも取り入れ、ショットも

パットも同じ構え、軌道に

しているようにも見えました。

ふたりは、実に対照的です。

そんな対照的なふたりが、

最終日は、渡辺が悪かった

ホールは室田が良かったりと、

ゴルフの展開の妙を

感じたほどです。

そんな差はありましたが、

優勝した渡辺の

コメントには感動しました。

「僕なんかの実力だと

優勝するチャンスはそうそう

くるものではないと思っていました。

でも、こうやった勝つと、

これまで諦めずに続けてきた

練習や努力が実を結ぶことも

あるんだなぁ、と感じました。

だから、僕でもこうやって

結果が出ることがあるので、

皆さんも頑張ってください」と。

自分のことだけでなく、周囲にも

配慮した優しさを感じ

感激しました。

それに加え「大会を支えてくださった

スポンサー。関係者、コース管理の

方々、ボランティアの方々。そして

表彰式まで残ってくださったギャラリー

の方々。皆さんの力で大会が行われ、

僕らが戦えたわけですから、

感謝を申し上げたいと

思います」とお礼を述べてくれた

ゴルフ選手は、表舞台では

そういなかったと思います。

(もちろん、感謝している選手は

多くいるとは思いますが・・・・)

公に口に出すことで、俗に裏方と

呼ばれる方々は、どんなにか

嬉しかったのではないでしょうか。

ゴルフも人生に似て一筋縄では

いきません。山あり、谷ありの

連続です。そんなドラマを

今日1日見せてもらった気が

します。

最後に、お互いをリスペクト

しながら正々堂々と戦った

渡辺と室田に感謝したいと

思います。裏には、

猛烈な努力と葛藤が

あったと思います。

そんな自分たちのことは

表に出さず戦ってきた

選手に重ねて拍手を

送りたいと思います。

 

 

 

 

 


半沢直樹 ナレーション効果

2013-10-12 09:46:03 | 雑記

音楽の効用は、当ブログで書いてきましたが、

音声そのものの効果について触れて

みたいと思います。

あの大人気ドラマ『半沢直樹』の

ナレーションについて。

ナレーターの山根基世さんは、

元NHKのアナウンサー。

紅白の司会や、ノンフィクション

の『映像の世紀』のナレーターなどを

努めた名アナでした。

独立後もナレーションをすることが

多く、NHK時代には、

『ナレーションの山根』といわれる

くらい定評のあった方です。

そんな山根さんのナレーションは、

半沢直樹のドラマにはまって

いました。あの穏やかな声、間は

なくてはならないものだと

感じていました。テーマ音楽や

ストーリーそのものが、激しい

ものだったため、どこかアクセントで

息抜きする場面が欲しくなった

はず。それをナレーションの語りが

見事にカバーしていたと思います。

「金融庁検査とは・・・・」「迂回融資

とは・・・・」などなど、難しい金融の

専門用語さえ、あのやさしい穏やかな

声音でナレーションされると、すっと

違和感なく入っていけた感覚に

なれたのは私だけでは

なかったと思います。

もし計算づくで、構成上の

アクセントして山根さんの

ナレーションの効果を狙って

いたとしたら、見事というほか

ないと思います。

深刻な内容も、山根さんの声に

かかれば、まるで母親が

子供へ子守唄がわりに物語を

読み聞かせるような世界に

誘ってくれていた感じがします。

それくらい正反対のテイストを

演出することで、ほっと

安心感を持って

楽しく深刻な勧善懲悪の

劇を鑑賞できた思いで

一杯でした。

組み合わせの妙とは、こういう

ことをいうのでしょうか。

重ね重ね見事な演出だと

感じます。

 

ちなみに、山根基世さんは、

私の母校(高校)の大先輩ですが、

ひいきめに見たつもりはございません。


金木犀のオレンジに季節感

2013-10-06 08:18:39 | 雑記

猛暑が終わり秋が始まり、

そして10月へ。10月になると、

毎年、金木犀(きんもくせい)

のオレンジの花

鮮やかです。

小さい花で、大きな緑の葉に比べ

かよわい感じです。それに、

すぐに粉のように落下して

しまいます。春の桜のように

命短し。恋せよ乙女♪~

いや違いました。すみません(笑)

次に続く紅葉の赤、イチョウの黄色

のように大規模で派手な印象は

ないのですが、はかない地味な

美しさを私は忘れたくありません。

10月になると、この金木犀。

季節折り折りの花の中では、

脇役みたいな存在かもしれません。

でも、快晴の秋晴れの空をバックに

して、このオレンジの花を

眺めますと、実に気持ちいいものです。

なぜ、金という文字が使われているのか

知りませんが、金の卵のように

宝物を見つけた驚きがあります。

自然がもたらした美しさを

忘れないようにしたいものです。