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久しぶりに室内ローイングで汗を流しジムで水泳する。ジムの平田町の「リカ
ーマウンテン」に立ち寄り、店員に東北産の日本酒の有無をたずねるも、入荷
が遅れているのでと言いながらしばらく確認していたが、ありませんねとの返
事が戻ってきたので、諦められずそれではと架台を持ち出し、最上段の日本酒
の棚を物色するが、眼鏡を掛けていないのではっきりしないが『奥の松』とい
う福島県産の銘柄の日本酒を見つけ、店員に確認してもらうとそうだというい
ので、この日本酒の肴にと国内産のオイルサーディーンを1缶を買い求め帰っ
て来る。早速、夕食に、缶詰を開封すると昆布が添えられている(下の写真)。
これが良いのだ、日本産なのだ憎いね。それをつまみながら冷や酒で頂く。こ
れがベスト・マッチングということで、飲み過ぎたのか頭痛で早めに就眠する。
今後、どの程度まで飲み続けられる考えたが、10月の誕生日までとして6か月
間、1か月当たり一升瓶で2銘柄とすれば12本12銘柄となる。彼女に叱られつ
つ個人的なささやかな支援ということで計画することに。今回は福島県二本松
市の『奥の松』編でした。
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【パッシブハウス】
エコハウスとも呼ばれるパッシブハウスの現状俯瞰してみよう。パッシブハウ
スとは、ドイツや北欧で実用化されている高性能な省エネルギーの建物です。
日本では「無暖房住宅」とも言われ「パッシブハウス」が最も普及しているの
はドイツ。 ダルムシュタットにあるパッシブハウス研究所(PHI)が運営してい
るデータベースには世界中の8,000以上の「パッシブハウス」が登録されてい
る。PHIが公開しているその「パッシブハウス」の条件は、
- 断熱性能 < 0.15W/(m2・K) 可能であれば < 0.10W/(m2・K)
壁の断熱材は、EPSでも30cm以上 - 換気装置 熱回収率75%以上の熱交換換気システム(24時間稼動)
欧州では、パッシブハウスに適した換気装置が開発されている - 開口部 30度以内にふれた南面に大きく、他の面は小さく
南側の開口部は、太陽光を取り入れるため大きく取る
・窓 < 0.08W/(m2・K)
ガラスは3重、Low-Eコーティング、サッシの断熱性と気密性も必要
- デザイン 全体の配置や、周辺環境にも配慮。
ヒートブリッジの影響も大きくなるので、建物形状も重要な要素
- エネルギー消費 10W/m2
人一人の発熱量は100W程度で、これだけで自分の部屋が快適にできる
「パッシブハウス」は個人住宅から採用が始まり、徐々に応用範囲を拡大して
大規模なマンションやオフィスにも施工例が増えてき。 ミュンヘンから1時
間ほどのウルム市には大規模なパッシブオフィスビル「エネルゴン」がある。
「パッシブハウス」に構造の制限はない。木造でも、RC造でも、鉄骨造でも建
築は可能だ。スウェーデンには木造の「パッシブハウス」がある。
国内では、壁面に30cmの断熱材と3重ガラスを使ったRC造の「パッシブハウス」
が長野県茅野市に竣工。 桜ハウス玉川の外断熱工法には、PHIから「パッシブ
ハウス」に適切な材料であると認定を受けているStoTherm Classicが使われて
いる。この桜ハウス玉川は、2006年9月に開所した介護サービス施設。 茅野市
の山間部では、冬季に気温が-15℃にも下がるが、暖房に頼ることなく適切な
室温を維持。また、24時間換気システムによって不快な臭気がこもる事も無く、
介護施設とは思えない快適な室内を実現。オール電化の建物の電気代は、月に
18万円ほどで同規模の建物と比較すると1/3程度になっている。
施設の運営も順調で建設コストの上昇分は、運営費の低減により5年ほどで償
還の予定。「パッシブハウス」の特徴を生かした明快な経営コンセプトは、介
護業界からも注目されている。
※「環境先進国ドイツ」
※「マンションの省エネ改修普及事業」
ハイシマ工業の「パッシブハウス15」がちょっとした話題になっている。
冷暖房の年間消費電力については、平成11年度に制定された次世代省エネルギ
ー基準(関東Ⅳ地区)が128kwh/m2・年であるのに対し「パッシブハウス15」は冷
房・暖房それぞれ15kwh/m2・年と、76%も削減できるというのだ。この快適性
を実現したのが、スウェーデン製の顕熱交換換気システム「REC TEMOVEX」と、
独自開発したシミュレーションソフト。特に、顕熱交換換気システム「REC T
EMOVEX」は、室内の汚れた空気の熱を回収しながら新鮮な外気を室内に送り込
むシステム。今まで、日本の熱交換換気では捨てていたお風呂やトイレなどの
空気の熱も回収できるので、建物全体の熱性能を効率よく維持できる。高性能
フィルター付きで、室内に外気を送り込む際には埃や花粉などは除去される。
また、夏の夜間など、屋内よりも屋外の方が涼しい場合はセンサーが自動感知
して、熱交換せずに涼しい外気を取り入れるという。
アバウトながらざっと俯瞰してみて、建築基準の見直しとガイド・ラインの導
入だけでかなりの省エネが可能であるということが了解できた。また、量産効
果をだすための政府の柔軟な指導力も必要だ。固定概念は捨て去らないといけ
ないという思いが改めてした。過去の成功体験や既得権益にしがみついている
とそれがわからなくなると。
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