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極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

インドにクリスマスローズ

2013年03月16日 | 地球温暖化

 

 


昨夜も遅く作業をしていたので、今朝は出来るだけ休んでおこうと思いつつも、いざ起きてみると
朝食が欲しくなり、ご飯と味噌汁、スクラブルエッグ、いちごを食べ、メールのチェックからホーム
ページの書き換え、北海道大学と昭和電工のバイオマスを高効率で分解する新しい触媒を開発したと
いうニュースの確認作業と量子ドット型光電変換素子の製造方法の調査作業を開始する。

さて、サトウキビの搾りかす(=バガス)とアルカリ処理した活性炭を混合粉砕(ミキシング・ミリ
ング)し→弱酸性の水中で活性炭でパガスを分解→糖に変換するのだが、白金やルテニウムなど貴金
属・希少元素などを使わず、ありふれた活性炭を使ってグルコースを効率よく生成できるということ
で俄然、実用化への道が広がると期待されるから-調べておく必要がどうしても、無理を押してでも
情報を確認する必要があった。



バガスの主成分は,グルコースが多数繋かっててきたセルロースという物質と.キシロースが同様に
つなかったキシランという物質。活性炭でパガスを分解することにより.セルロースのうち80%グル
コースとして.キシランのうち90%以上をキシロースとして取り出すことに成功。また,活性炭の表
面に存在するカルボキシル基やフェノール基がお互いに助け合ってパガスを分解していることか分か
った。この触媒は耐久性も備えているという。グルコースはバイオエタノールなどの燃料やポリ乳酸
などの生分解性プラステックの原料として有用で、キシロースはそれらの用途に加え,虫歯予防効果
のあるキシリトールに容易に変換できる。活性炭という身近にある安価な材料を使ってバイオマスか
らこれらの化合物を効率的に合成できるだろう。さらに、活性炭が触媒の機能解明が進んだことで、
新しい触媒反応への応用展開か可能となる。感想としては(1)カーボンナノチューブなどの炭素系
触媒機能や新しい電解・分極素材の研究開発に弾みがつき(2)グルコースは燃料電池の原料となり
再生可能なエネルギーの
大化けする(→オールソーラシステム事業へ組み込む)(3)そして、生分
解性プラステックの原料
になる。

※燃料電池事業は、一酸化炭素による触媒毒対策という課題が残件しているが、これも研究を手がけ
 たこともあり、時間の問題のような感触を持っている。



また、量子ドットの方は、量産のプロセスと量産装置の設計の調査段階に入っているのだが、今日
処は新たな新規考案1件の内容確認にとどまる。そうこうしていると彼女が水ガ浜に出かけないとい
うので、増設中のベルタワー(鐘楼)を確認したいから行こうと返事し、マスクを着用しでかけたが
黄砂や花粉の影響で風はないが霞んでいる。それでも白梅が満開で(紅梅はそれほどみかけなかった
)気分はなごむ。到着し、早速ひもを引きベルを鳴らしてみた。どう表現したらいいのかわからない
が、軽やかで良い響きがしたが、強風で傘型の屋根が吹き飛ばされないように傘のうち側に三点をワ
イヤを土台の部分の大きな石で吊し固定した柔構造仕上げとなっている。これは多分専門家の構造設
計が入っていると勝手に思っている(オーナーが単独で設計したとは思えないという意味)。クリス
マスローズが見事に先咲き綻んでいるのでデジカメすることに。このとき花はすべて直射を避けるよ
うに下向きだ。なので、ファインダーを覗くことなく撮影(文頭の掲載写真参考、バックには鐘楼の
屋根傘部分が映っている)。例により特製のドライカレーとオレンジジュースを注文する。

 



  

帰宅してから、すぐさま残件作業にはいる。ネットでは、気象庁が15日、21世紀末(2076年~95年)
の日本の年平均気温が、20世紀末より約3℃上昇するとの
予測を発表。地球温暖化の原因とされる空
気中の二酸化炭素濃度が、21世紀末に現在の1.8倍になると
する国連機関の予測を基に同庁が計算。
最高気温が35℃以上となる猛暑日は、北日本で年間2日ほど、
東日本と西日本では10日ほど増え、沖
縄・奄美地方でおよそ15日増える。各地で雨の降らない日が5
~10日間増え、年間の降雪量は全国的
に減る傾向で、特に東日本の日本海側では平均150センチ減少す
るというニュースが掲載。平均温度が
上昇することは了解できそうだが、その影響は想像の域を超えるかも知れない。いや、偏西風の蛇行
が大きくなる影響や海洋からの炭酸ガス放出などいまのうちにデジタル予測しておかなければ、甚大
な被害を被ることになる。そう思っている。
 

ところで、世界のメガソーラマップでインドが一番、太陽光発電が向いていることを遅巻きながらも
知る。そのことの関連でいえば、経済成長が一番大きくなる。そして、まもなく人口は世界一の国に
なるほど人口が密集した上に、年間約300日が快晴というインドの理論的な太陽光発電予想量は年間
5千ペタワットアワー/年(ペタは千兆)とされる。これは毎日の平均太陽入射エネルギーが、イ
ンド
の総エネルギー消費量よりもはるかに多い。年間約1500年から2000年の日照時間(場所によって
)で4
~7kWh/m2。例えば、PVモジュールの効率を10%と低く見積もったものでも、2015年の国内の
電力需要よりも千倍も大きい数値だというから驚く。そして、21世紀はインドの時代かも知れない
という思いが頭を過ぎった。それにしても、ものすごいエネルギー量だ。中近東に大量の石油が存在
するはずだと妙に納得したが、インド大陸は大陸移動で遅れてユーラシアと接合したわけだから石油
は0.42%と(約56億2500万バレル)と少ない。



と、なんだかんだと言いつつも、ここまで休むことがなかったのだから不思議なものだ。昨夜は、両
目にに☆が飛ぶ中打ち込んでいたが、今夜はこの辺で切り上げよう。

 

 

 

コメント
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