極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

風雪列島にブロッコリ

2013年03月05日 | 地球温暖化

 

 

 

  Zuppa del monaco  

                              

【ブロッコリの料理三品】


   
Broccoletti strascinati

ひとつめは、ブロッコリの油炒め。例によって、材料は四人前。ブロッコリ 800g、ニン
ニク 3片、オリーブ油、塩、コショウ、(トウガラシ)を用意。まず、ニンニクとオリー
油のスパゲッティだけでなく、ニンニクとオリーブ油のブロッコリ。この簡単な料理は、
まずブロッコリ
を丁寧に洗って葉を捨て、芯と繊維の多い部分を取り去り、小房に分け、
そして少し塩を入れた熱
湯で、“アル・デンテ”にゆでる。フライパンに数杯のオリーブ
油を熟し、好みに従ってみじんに刻む
か、潰すかしたニンニクを加え、潰したニンニクの
場合、焼き色がついたら取り出す。ここに、ゆでた
ブロッコリを入れ、塩、コショウをふ
りかけ、香りが出るまでさらに数分間火にかける。好みでコショウ
の代わりにトウガラシ
を入れる作り方もある。

  Broccoli affogati

ふたつめは、プロッコリのワイン煮。ブロッコリ 1.5kg、生のペコリーノチーズあるいは
カチョカバッロチーズ 100g、黒オリーブの実 100g、塩漬けアンチョビー3尾、タマネギ
2個、赤ワイン100cc、オリーブ油60cc、(パン、カリフラワー)。この料理はブロッコリ
油炒めと似ているが、作り方に基本的な違いがある。まず、ブロッコリの葉と芯の部分
を取り去っ
てきれいにし、柔らかい部分だけをとって小房に分けておく。鍋に油を熱し、
みじんに刻むか薄く
切ったタマネギを加えて炒める。タマネギがしんなりしたら、あらか
じめ塩抜きしてみじんに叩いて
おいたアンチョビーの身と、これもあらかじめ種を取って
おいたオリーブの実,それから潰して粉に
した(すりおろしたものではない)チーズのそ
れぞれ半分の量を入れる。さらにその上に、半量のブ
ロッコリをのせて油をかける。次に
残りの材料を上に覆うようにかぶせ、最上段に残りのブロッコリをのせて油をかけ、最後
に赤ワインをかけ、鍋に蓋をして中火で煮る。油で揚げるか焼いたパンのトーストを添え
てもよいし、ブロッコリの代わりにカリフラワーでもよい。

 Broccoli saporiti

みっつめは、ブロッコリの風味炒め。ブロッコリ 1.5kg、ニンニク3片、パルメザンかパ
ダノのおろしチーズ大さじ 3杯、オリーブ油大さじ6杯、塩を準備する。ブロッコリは、
それ自身独特のいい香りがするが、簡単な料理で、さらに食欲をそそるものにすることが
できる。ブロッコリを洗って余分な部分を取り、ほどよい大きさの小房に分ける。これを
塩を少々入れたたっぶりの水を沸騰させてゆでる。しかし、ブロッコリの固さを十分残す
ように、“アル・デンテ”にゆでるよう注意する。一方、鍋にオリーブ油を熱して、ニンニ
クの薄切りを炒める。ニンニクは好みに応じて、炒めたあと残すなり取り出すなりしてよ
い。熱々の油の中に、よく水気を切ったブロッコリを入れ、パルメザンかパダノのおろし
チーズと塩を加えて味を整える。時々かき混ぜながら1O分ほど弱火で炒める。料理に使った
鍋のまま食卓に供してもよい。 

 

わが家でブロッコリは大変重宝な野菜だ。冷蔵庫には茹でたブロッコリをジップしていた
り、台所に
ざるやボールに無造作に入れそのまま無造作に放置している。朝食の付け合わ
せに、あるいは昼の即席ラーメンにトッピングとして、あるいはつまみ食いしたり、兎に
角、便利この上なく、栄養に優れ、ガン予防・風邪予防、美容にと、ビタミンCがレモン
の約2倍含まれ、さらにカロチン(ビタミンA)、ビタミンB、リン、カリウム、食物繊
維など豊富に含れている(皮膚や粘膜の抵抗力を強め、血糖値を正常に保ち、便秘の改善。
また、葉酸は他の食材に比べ非常に多く、貧血予防、動脈硬化の予防効果がある)。

 

【風雪列島 対策を急がせる】

2日に大仙市のJR奥羽線神宮寺-刈和野間で東京発秋田行きの下り秋田新幹線こまちが
脱線した事故で、運輸安全委員会の鉄道事故調査官は3日未明、現場を調査した。線路上
の雪が事故原因となった可能性について「可能性としてはあるが、原因となったかはまだ
分からない。車体や軌道の問題もあるかもしれないので、確認させていただく」と述べ、
1年後をめどに報告書をまとめるとしている。
また、北海道では風雪でクルマが立ち往生
し、八名が死亡したという。この事故に接して(1)地球温暖化によるもの(つまり、今
後、いままで以上の突風の発生確率が-これは冬夏関係なく-大きくなることを予感させ
ること。(2)毎年同じようなことが繰り返されてきたこと対する根本対策-これは風雪
だけでなく、積雪も含め-を長期的対策事業案を早急に策定(異常気象対策国土整備計画、
法整備)を急がせているように思える。



   

つまり、JR羽越本線脱線事故などの過去の事故に対する取り組み以上に、大規模に、対
象範囲ももう少し広げてを考え直す必要がある。除雪対策も見直す、一次産業の気候変動
対策もその1つだろうし、気象変動観測とその帰還制御の精緻化を急ぐ必要がある。詳し
い考察はまた改めてこのブログで掲載してみよう。
 


 

 

コメント
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