車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

第11回国際クラス別パラ卓球選手権大会

2019年12月08日 22時17分28秒 | 日記
先週の話ですが、毎年大阪で開催される国際クラス別パラ卓球選手権大会に出場してきました。

結果は残念ながら準々決勝での敗退となりました。

全く持って悔しい限り。

全ては自分の準備不足です。

初日が予選、翌日が決勝トーナメントというスケジュールでしたが、今回の予選の組み合わせは僕としてはトラウマのあるもので、しかもそれが初戦、正直固くなっていました。

でもその試合をストレートで勝ち、次の試合も勝利することが出来たので、そこで逆に力が抜けすぎていたのかもしれません。

さらに、今回はトレーナーの先生にも帯同いただきフィジカルのチェックをしてもらっていたので、今思えばそこにも油断があったのだと思います。

もっとやるべきことをちゃんとしていれば、と悔やんでも悔みきれないこの悔しさ。

でも、ここで腐らずに、上を向いて頑張ります。

大阪から帰ってきてからは体調を崩してしまうアクシデントも。

でも幸い大事には至らず、すぐにトレーニングを再開することが出来ました。

とにかく大切なこと、それはまず体調管理。コンディショニング。

病気にならない、怪我をしない、その為の身体作りと栄養管理。

そして、トレーニングだけでなく日常生活においても無理をしない。

今日もウォーミングアップで冷え込む朝に坂道を含め軽く走り込みをしましたが、歩道の少しの段差を油断しちゃうと前に転倒しちゃうこともありますし、思いがけないギャップに引っかかってということは普通にあること。

だから、危ない道は走らない。

それもまたコンディショニング。

ちなみに、今日はものすごく寒い朝で、ボールを打つ前に身体を温めたくてちょっと坂道を登りましたけど、病み上がりの固まった身体で朝の登坂は流石に身体に応えました。これを書いている今も、背中がパッキンパッキンです(笑)

そういうことがないように、日々鍛錬あるのみですね。

でも、それでも必ず試合で勝てるというものではないわけですが、それは単純に、自分が積み重ねたものよりも相手の方がより多く積み重ねていたということでしょう。

勝ちたければそれを上回るだけのものを積み重ねなさいということ。

僕は自分の成長速度に自信を持っていました。

だけど、上には上がいる。上がいて不思議はない。

だから、それを上回るだけのものを積み重ねなきゃならない、ただそれだけ。

さらなるステージへ上がる為に、さらなる磨きをかけていこうと思います。

まずはしっかりした体調管理。

成長はその向こう。



この年齢になるとよく「若さの勢い」と比較されることが度々あるけれど、僕はそれを言い訳にはしたくないし、自分がそれに劣るとは一度も考えたことがありません(笑)

なぜ?

だって、筋肉は年齢に関係なく増やせるから。

骨格や関節の稼働範囲は持って生まれたもので変えようは無いけれど、筋肉量は増やせる。

筋肉量を増やすことで、体の動きをもっと良くすることが出来る。

骨格も成長していく若さの勢いは確かに素晴らしい。

でも、それを上回るだけの成長をすることは僕の年齢でも可能だと僕は思っている。

なぜならば、共に障害を負う身体だからこそ、若さとのその差は大きくは無いはずだし、仮にあるとしても、それは努力次第で十分にリカバーできるもののはず。

世界中のパラ・アスリートに対してそれは共通するものだと思っている。

だから、僕は年齢を言い訳にはしない。

だからこそ、より悔しさも増す。



僕のテーマは「抗う」

年齢にも、言われがちな常識にも、全て自分が正しいとは言わないけれど、だけど道を外したくはないから、己を貫く。

その道を誤らない為に、学ぶことを怠らないでいたい。

将来の自分の為に。



まだまだやる事はたくさんある。

みてろよ自分。

まずは体調管理。

無理をしすぎる事なく健全な状態で活動出来るように整える。

寒さにも負けない身体作り、だな。

ちなみに、寒いのは大嫌い(笑)