年に2回ある団体リーグ戦に参戦してきました。
会場には男女合わせて1200人くらいの人が集まり、男女ともに1~7部に分けられ、それぞれがリーグ戦を行うという大会。
会場は大小の体育館で約50の卓球台が並ぶとんでもないスケール。
その中に車椅子なんていうのは僕一人。
障害を持つ方は他にも1~2人いるけれど、さすがに僕のような重度の障害者はいない。
それをこうして受け入れてくださっている地元の卓球連盟のみなさまには本当に感謝です。
今回ももちろん車椅子ルールは適用されません。
僕の所属するチームは今回は3クラスにエントリー。
ひとつは1部で3位。
もう一つは4部で1位。
そして僕のところは・・・
前回負けて降格したので最下位の7部。
4チームで3試合のリーグ戦、2勝1敗で2位でした。
残念ながら昇格はなりませんでしたけど、2位なのはちょっと良かったです。
僕の試合は2試合。
シングルス2番手と3番手で出場。
結果は1勝1敗でした。
最初の試合はペンホルダーの方。
反転して変化系表ソフトと裏ラバーを使われる方。
序盤リードを許すも3-0で勝利。
途中手の届かないところへのサーブをやられましたが、以前に比べて取れるボールが多くなったことと、そのサーブも回転は強くあるもののそれほどスピードのあるものではなかったので幸いでした。
もう1試合はカットマン。
その方のほかの試合を見ていて「あの人とやってみたい」と思っていたので、組み合わせが出た時は嬉しかったのでした。
でもいざ試合となると思うように事は運ばず、また「カットマン相手だから」と自分がしたいことばかりをし、それをミスをして失点を繰り返すという一番良くないパターンでの敗退でした。
しかもこの時は同じチームの1部4部のメンバーが応援に駆けつけてくださり、ベンチからはものすごい声援が飛んでくるので、僕はいつにもまして「かっこつけたい!」という意識が働き冷静さを欠いたのでした。
「すごい良いボールはいくつも決まっていたんですけどね、やっぱり全体的に普段練習しているボールとは全然違ったボールだったのが見てとれるので、それでミスをしちゃった感じでしょうね」
と1部エースからは言っていただく。
全くその通りで、確かに普段とは全然違う。
でもだからこそ、冷静に対処し出来ることをやる戦術を選択すべきだったのにそれをしなかったのは明らかに自分のミス。
これこそまさにメンタルの問題でもあるのでしょう。
だけどそれをこのタイミングで経験出来て良かった。
次につなげることが出来そうです。
「あぁいう戦術が車椅子の人のプレーなんですか?すっごくやり辛かったです」と、そのカットマンの方に試合後言っていただけたのはせめてもの救い。
でも「こんなもんじゃないんですよ、本当は」と言いたかったし見せてやりたかったですが、それはまた次の時にということにします。
今回もハイレベルなプレーをいろいろ見ることが出来たので、その点でもすごく良い勉強になりました。
回を重ねるごとに知った顔の方が増えていき、挨拶をする回数も増し、応援する機会も増え、その方々と互いのプレーを議論しあうこともあり、益々充実した卓球生活となってきています。
雑誌に掲載されてる障害者の大会の記事をちゃんと見てくださってて、「2セットリードしてたのに逆転負けしたんだ!?」と突っ込みつつ激励してくださったり、ただ勉強するとか楽しむというだけでなくそうした応援の声を直接いただけるのが本当にうれしく、もっとしっかり頑張らなきゃと良い意味で背筋を正せる機会にもなるので、こういう場を共有させていただけることに本当にうれしく、ありがたく思います。
そんな卓球をこよなく愛するみなさんに僕も堂々と胸を張っていられるよう、しっかりと頑張っていこうと気持ちを新たにしました。
今回の1敗は心底悔しい。
同じ思いをしないで済むように、努力を重ねなきゃいけません。
技術を磨く、体を鍛える、と同時に、心と頭も強くしていかなければなりませんね。
ということで、2017年も頑張ります!
会場には男女合わせて1200人くらいの人が集まり、男女ともに1~7部に分けられ、それぞれがリーグ戦を行うという大会。
会場は大小の体育館で約50の卓球台が並ぶとんでもないスケール。
その中に車椅子なんていうのは僕一人。
障害を持つ方は他にも1~2人いるけれど、さすがに僕のような重度の障害者はいない。
それをこうして受け入れてくださっている地元の卓球連盟のみなさまには本当に感謝です。
今回ももちろん車椅子ルールは適用されません。
僕の所属するチームは今回は3クラスにエントリー。
ひとつは1部で3位。
もう一つは4部で1位。
そして僕のところは・・・
前回負けて降格したので最下位の7部。
4チームで3試合のリーグ戦、2勝1敗で2位でした。
残念ながら昇格はなりませんでしたけど、2位なのはちょっと良かったです。
僕の試合は2試合。
シングルス2番手と3番手で出場。
結果は1勝1敗でした。
最初の試合はペンホルダーの方。
反転して変化系表ソフトと裏ラバーを使われる方。
序盤リードを許すも3-0で勝利。
途中手の届かないところへのサーブをやられましたが、以前に比べて取れるボールが多くなったことと、そのサーブも回転は強くあるもののそれほどスピードのあるものではなかったので幸いでした。
もう1試合はカットマン。
その方のほかの試合を見ていて「あの人とやってみたい」と思っていたので、組み合わせが出た時は嬉しかったのでした。
でもいざ試合となると思うように事は運ばず、また「カットマン相手だから」と自分がしたいことばかりをし、それをミスをして失点を繰り返すという一番良くないパターンでの敗退でした。
しかもこの時は同じチームの1部4部のメンバーが応援に駆けつけてくださり、ベンチからはものすごい声援が飛んでくるので、僕はいつにもまして「かっこつけたい!」という意識が働き冷静さを欠いたのでした。
「すごい良いボールはいくつも決まっていたんですけどね、やっぱり全体的に普段練習しているボールとは全然違ったボールだったのが見てとれるので、それでミスをしちゃった感じでしょうね」
と1部エースからは言っていただく。
全くその通りで、確かに普段とは全然違う。
でもだからこそ、冷静に対処し出来ることをやる戦術を選択すべきだったのにそれをしなかったのは明らかに自分のミス。
これこそまさにメンタルの問題でもあるのでしょう。
だけどそれをこのタイミングで経験出来て良かった。
次につなげることが出来そうです。
「あぁいう戦術が車椅子の人のプレーなんですか?すっごくやり辛かったです」と、そのカットマンの方に試合後言っていただけたのはせめてもの救い。
でも「こんなもんじゃないんですよ、本当は」と言いたかったし見せてやりたかったですが、それはまた次の時にということにします。
今回もハイレベルなプレーをいろいろ見ることが出来たので、その点でもすごく良い勉強になりました。
回を重ねるごとに知った顔の方が増えていき、挨拶をする回数も増し、応援する機会も増え、その方々と互いのプレーを議論しあうこともあり、益々充実した卓球生活となってきています。
雑誌に掲載されてる障害者の大会の記事をちゃんと見てくださってて、「2セットリードしてたのに逆転負けしたんだ!?」と突っ込みつつ激励してくださったり、ただ勉強するとか楽しむというだけでなくそうした応援の声を直接いただけるのが本当にうれしく、もっとしっかり頑張らなきゃと良い意味で背筋を正せる機会にもなるので、こういう場を共有させていただけることに本当にうれしく、ありがたく思います。
そんな卓球をこよなく愛するみなさんに僕も堂々と胸を張っていられるよう、しっかりと頑張っていこうと気持ちを新たにしました。
今回の1敗は心底悔しい。
同じ思いをしないで済むように、努力を重ねなきゃいけません。
技術を磨く、体を鍛える、と同時に、心と頭も強くしていかなければなりませんね。
ということで、2017年も頑張ります!