”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

【19】道南夏バム:移動(吹上温泉→フェリー乗り場)

2009年07月14日 | bum
4時起床、まだ雨が降っているがとりあえず朝風呂に行く。皆朝は早い、常連に挨拶。地元の人も来ており「今日は晴れるベー」との事。戻って又一眠り。8時に起きたら青空に成っていた。ここをベースキャンプにしている人達もそれぞれ観光等に出かけ駐車場は空いてきた。9時に二度目の風呂へ。珍しく誰も入っていなかった。青空が眩しいくらいだ。風呂上りに遅い朝食を取る。

・温泉の流れる所に緑色の析出物が、苔かと思ったが違うようだ


11時半出発し、移動開始。苫小牧東港を深夜発のフェリーに乗船である。今日の移動距離は200km程なので夕方出ても間に合う位だが。夜間走行は避けたいので明るい間にのんびり走り、近くの道の駅で時間調整する。十勝温泉を経て、富良野に下る。町に入った所で大きなスーパーが有ったのでここでフェリー内での食料を調達した。ビールも切れかけてたので補充する。来る時は3本持ち込んだが足りなかったので、今回は4本持ち込む事にする。それとお湯だけで食べられるインスタント物を2食分とつまみを買う。これでバッチリ。

・さくらんぼ298円


R237を南下、右手に天気が良ければ登ろうと思っていた「芦別岳」の尖ったピークが見える。その先には夕張岳か?この二つは前回もねらってたのだが登れなかった。来年こそ・・・日高から平取町に入る。幌尻岳への林道入り口の看板は綺麗に成っていた。沙流川は濁流が流れていたので、幌尻山荘に下山出来ない人が缶詰に成っているかも知れないな。平取町(びらとり)には振内鉄道記念館、アイヌ文化博物館等が有るので寄った。が、時間が遅すぎた。全て開館は午後4:30分まで。到着は45分だった。しかたないので屋外の展示だけ見て回った。

・富良野から芦別岳を見る


・幌尻岳への林道入り口の看板は、綺麗に成ってた


・振内鉄道記念館


・記念館内にある、古い客車を使ったライダーハウス


・客車内部、ドカッテイの若者が今夜泊るらしい


・町立ニ風谷アイヌ文化博物館


・沙流川歴史館


・菅野茂アイヌ記念館


・ニ風谷の語源


・ここにも松浦武四郎の碑が・・


予定通り日暮れ前にフェリー乗り場から10km程のところに有る道の駅に到着。ここで休憩しつつ時間調整。出港1時間程前に乗り場に移動する。

■本日(7/14)のデーター
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天気:雨→晴→晴
成果:移動、観光
走行:191km
温泉:吹上温泉
体調:良
支出:2,194円(gas代除く)
宿泊:新日本海フェリー内
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【18】道南夏バム:吹上温泉にて湯治

2009年07月13日 | bum
4時起床、曇。予報ではこれから大荒れに成るとか、野外活動は止め終日吹上温泉にて過す事にする。ラジオ聞いてたら少し前に釧路辺りで地震が有ったようだ。こちらでは揺れを全く感じなかった。5時から朝風呂へ30分ほど浸かる。朝食食べゴロリ。7時半頃から雨となる。雷鳴も時々。読書等して10時から温泉へ。この温泉は、富良野から15km程度と近いので地元の人がドンドン来る。片道1時間以内の所にこんないい温泉が有ったら、毎日でも通いたいくらいだ。

・白銀荘前のトイレへ。白銀荘は賑わっているようだ


・十勝岳、美瑛岳は大荒れの模様、キャンプ場のテントは風で飛ばされそう


知らなかったが、昔ドラマでここが撮影され、宮沢リエが入浴した、と湯の中で誰かに聞いた。「北の国から?」とかいうドラマがたしか有ったような・・・これかな?

キャンピングカーで連泊組も悪天なのでここで停滞の模様。派手な格好の5人組男女がワイワイと来る。中国語だ。台湾か中国の富裕層という感じ。ここは混浴で脱衣場らしき物も無いので女性の入浴には勇気が要るだろう。終日雨が強く降ったり止んだりでひどい一日だったが、停滞湯治と決めてしまえば、雨の方がのんびり出来て良かった。

・雨の為か、昨日よりは温度が少し低いようだ


・露天脇に掃除道具一式が掛けてあった、掃除してくれてるので綺麗なのだろう


白銀荘に早朝行ったら、登山装備のおばちゃん達が出発の準備してた。こんな悪天に登山するアホウも居るんだ。十勝・美瑛は砂礫の山で目印が無く視界が悪いと大いに危険なのに・・・温泉でのんびりしとけばいい物を。こんな連中が遭難騒ぎを起こすのだろう。まあ登山はオウンリスクが基本なので、好きにすれば良いが・・・

■本日(7/13)のデーター
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天気:雨→雨→雨
成果:停滞湯治
走行:0km
温泉:吹上露天の湯X3
体調:良
支出:0円(gas代除く)
宿泊:吹上露天の湯P
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アイヌ民族のことばと文化

2009年07月13日 | 
「アイヌ民族のことばと文化」、という本を借りて持って来たが読む時間が無くそのままだったが、今日は雨。温泉の合い間に読書した。

■アイヌの人口と分布(2006年度北海道調査)
・北海道に23,782人、全国に5万とも10万とも言われているが正確な数字は不明。1億の中にたったこれだけ。極めて少ない。全国に分布はしているが、半数は北海道に・・・髭が濃く太めの体型の人を時々見かけるが、これがおそらくアイヌの人だろう。見かけによらず、心優しい人々らしい。

■アイヌ語の地名
・「ペッ」・・・川の意味。日本語の「別」が付けられている
・「ナイ」・・・川の意味だが、ペッより小さい川。日本語の「内」がつけられている
・「ソ」=「滝」、「ル」=「道」、「ピラ」=「崖」、「ポロ」=「大きい」、「ポン」=「小さい」、「シリ」=「地、山」、「ノッ」=「岬」、

■アイヌ語が日本語に
ラッコ:動物のラッコ、コンブ:昆布、トナカイ:動物のトナカイ 等

■良く知られているアイヌ語
レラ:風、カムイ:神、ノンノ:花

■あいさつのことば
こんにちは:「イランカラプテ」・・・あなたの心にそっと触れさせてください/の意味
ありがとう:「イヤイヤイケレ」

こうして地名を見ると、確かに別、内の入ってるのが多い。アイヌの人たちの多くが、川の近くに家を建てて生活の場にしていたので、山奥の小さな川や支流にも細かにアイヌ語の地名が付けられている。川は交通の手段であり、食料を与えてくれる大切な場所だったからだ。
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【17】道南夏バム:移動(稚内→宗谷→雄武→名寄→吹上温泉)

2009年07月12日 | 
利尻、礼文の展望Spot、夕日が丘パーキングの夜明けだ。流石最北の地、寒い。窓は結露でベトベト。10℃以下だろう。海を見るとぽっかりと利尻島と礼文島が見えた。海側のベンチの横でジャンパーの青年が一心に利尻を眺めていた。昨夜会話をした青年だった。原付バイクで旅をしているらしいが、何とテントも寝袋も持たず。ブルーシート(彼のは薄緑色だったので正確にはグリーンシートと言うべきだろう)を被って野営していたのだ。真夏とはいえこの寒さ、恐るべし!彼の横には豪華なキャンピングカーが1台、中ではヌクヌクと朝食の準備でもしているのだろうか?その差甚だし、いろんな旅の形が有るが、どちらが豊かか?は価値観の問題だろう。彼は飽きもぜず、ずっと海を眺めていた。この一月程の間まともに見えなかったという利尻を見る事が出来て幸運だった。

・グリーンシートの青年とキャンピングカー


利尻島は、島というより海から突き出した山。という感じだ。それに較べ礼文はのっぺりと平たい島である。礼文にも490mの礼文岳が有るのだが、圧倒的に低く見える。利尻山は1,721m。利尻の地名は、アイヌの人の言葉では「リィシリ」(高い島)が由来らしいが、正にその通りだ。夜明けの利尻、雲が色を変え、刻々と変る様は、見飽きなかった。

・利尻島・・・というより、利尻山=利尻島、という感じ


天気良好なれど、この辺りにめぼしい山は無い。観光と移動とする。とりあえず宗谷岬へ、海の美しさにもっと海沿いを走りたくなり、内陸を南下する積りだったが、オホーツク海沿いに変更。猿払、浜頓別、と走り、雄武で内陸に折れ名寄に出た。道道49を走ったが、快適山間道路にキタキツネ密度が濃いようで、何度も遭遇。車止めると寄ってくる。たぶん食べ物を貰った記憶が有るのだろう。轢かないよう気を使いながらのんびり走行。

・宗谷岬、早朝なので静かなもの


・展望台にも上がってみた、樺太は見えないが・・

・間宮林蔵がここから樺太探検に出たらしい


・キタキツネ君・・・「オイ、何かくれよ」と言ってるような顔してた


・滝があるらしいが、林道を7.4kmも有るので止めた


士別から旭川の混雑は、日曜だった事もありウンザリ。とにかくひたすら通過する。美瑛辺りでは日暮れ近い為がさほど混雑していなかった。フィニッシュは快適直線道路を走り、吹上温泉に到着した。ここには3年前十勝岳登山の後来たのだが、吹上露天の湯の事を知らず、白銀荘の有料露天に入っただけだったので、今回は無料露天「吹上露天の湯」に直行した。混んでたがいい湯だった。ここの駐車場で泊る。今日は大移動、427kmも走行し、一気に北海道の半分を下ってきた。途中道の駅雄武でサンバーの走行が10万kmを越えたのに気がついた。良く走ってくれてる相棒に感謝!

・共に走った8万5千キロ、あとしばらく宜しく!


■本日(7/12)のデーター
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天気:晴→晴→曇
成果:移動、観光
走行:427km
温泉:吹上温泉/吹上の湯
体調:良
支出:1,158円(gas代除く)
宿泊:吹上露天の湯P
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吹上温泉/吹上露天の湯

2009年07月12日 | 
十勝岳登山口から少し先に吹上温泉は有る。3年前十勝岳登山の後、公営の白銀荘の露天風呂に入湯した。当時吹上露天の事を知らず。後で知った。本などで野趣溢れる露天の写真を見て、是非入りたいと思っていた。日曜の夕暮れに到着。白銀荘入り口から250m先に広い駐車場が有り、温泉好き仲間の車が沢山停まっていた。20台程は居たろうか。キャンピングカーも数台。タオルもって早速出撃。


・専用駐車場、右は端に簡易トイレあり


・ここから入り、100mほど行くと・・


・この露天の謂れが書いてある。昔ここには湯治の宿が有ったのだ・・


・オオーだいぶ賑わっていますね、小さいが屋根つき脱衣コーナーあり


・一段高い所に、小さい露天が、流入湯温は50℃、露天内48℃。熱い!


・下段の広い浴槽は、42-3℃だろうか、適温だった。湯は少し緑がかっている


とりあえず両方に入る。今日で連泊3日目という先輩オジサンと話し、トイレの事等色々情報収集。3日も居ると良く知っている。この湯飲むと胃に良いらしいと言うので飲んでみた。薄いラムネ味でサッパリとした湯だった。仮設トイレが駐車場に有るが、250m先の白銀荘の前に綺麗な広いトイレが有るので、ここを使うのが良いだろうとの事。水もあるとか。定期的に掃除等してるのだろうか、綺麗で感じの良い温泉だった。
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【16】道南夏バム:移動と観光(天塩→稚内)

2009年07月11日 | bum
今日は盛りだくさんの1日だった。天気も徐々に回復し、稚内では晴。暑くなり又半袖に着替えた。天塩から長年の憧れだった、道道R106オロロンラインへ。何時かバイクか自転車で走りたいと思っていたルートである。思ってた以上にえがったー。ライダー憧れのコースと言われるのも納得。今回は車で走ったが、やっぱりいつか二輪で走りたい!稚内までの間、色々寄り道した。3度目の北海道の本日をもって、全道の海岸線完全一周を達成!した。

①川口遺跡風景林
②サロベツ幌延ビジターセンター
③サロベツ原生花園ビジターセンター
④抜海岬ゴマアザラシ観察所
⑤ノシャップ岬
⑥稚内北防波堤ドーム、自衛隊のイベント見学
⑦稚内公園氷雪の門

・川口遺跡看板


・川口遺跡、竪穴住居


天塩を出る時、燃料メーターがEに近かったが、そのうちスタンドが有るだろうとオロロンを走るが、この道。店は一軒も無い。有るのは休憩所とトイレ位のもの。まあ70km程度だったので何とか稚内まで持って良かったが、ガス欠に要注意だ。ガスと同様、路銀も5000円程度と成り、これも稚内の郵便局で補充した。オロロンラインではあまりにも快適すぎてスピードオーバーにも要注意だ、ゆっくり走ってる積りでも80とか90kmも出てしまう。一度キタキツネが飛び出してビックリした。又道路の真中にエゾ鹿が倒れていた。車と衝突したのだろう。こんなでかいのとぶつかったらサンバーは大破だろう。

・オロロンライン、気持良すぎ!


・サロベツ原生花園ビジターセンター


・原生花園の散策路より、エゾカンゾウの黄色い花が咲いてる


・エゾ鹿の交通事故


・ノシャップ岬に来たサンバー


・稚内灯台は、全国第二の高さとか



稚内の防波堤ドームに行ったら、人が沢山。自衛隊がイベントをやっていた。海上自衛隊の艦船と陸上自衛隊の特殊車両の展示と模擬店で食べ物等を売っていた。お握りが150円だったので買った。大鍋で豚汁を無料で提供していたので貰って食べた。公園で派遣切りホームレスへの炊き出映像を見たが、無料で食べ物恵んで頂くというのはこんな感じなのだ。

・北防波堤ドーム


・ミサイル艇3号


・ミサイルニ基搭載、水中翼は畳んでるが航行時は水中に


・れぶん、という船も停泊していた


・自衛隊の車両を6-7種類展示していた


・模擬店のお握り、150円


・稚内公園から、稚内の町を見下ろす


・氷雪の門モニュメント、こんな題名のドラマでも有ったのかな、聞いた事無いが・・

おにぎりは大きいのでお昼に1個、残りは夕食用とした。風呂上りに夕食。今夜は2度目のジンギスカン。温泉の第二駐車場から利尻を眺めながらの夕食。雲に隠れて全く見えなかった利尻山がいつの間にか5合目より上の雲が切れて見えていた。オオー感動。あの山頂に3年前立ったのだ。しばらくしたら日暮れに成って来たので夕日でもみようかと思い、ノシャップ岬まで走った。あんのじょう、夕日見物の観光客が沢山いた。日が落ちるまで海を眺めた。

・ジンギスカン食べながら、残りのおにぎりを・・・窓から利尻山が


・ノシャップ岬の夕日


■本日(7/11)のデーター
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天気:曇→曇→晴
成果:移動と観光
走行:128km
温泉:稚内温泉童夢
体調:良
支出:750円(gas代除く)
宿泊:稚内夕日が丘P
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稚内温泉/童夢

2009年07月11日 | 
稚内市富士見にある温泉。稚内市健康増進センターとも呼ぶ。市営の温泉で、市民の高齢者は100円らしい。売りは「日本のいちばん北にある温泉」稚内の見どころ、ノシャップ岬、稚内灯台、北防波堤ドーム、稚内公園の氷雪の門モニュメント等を見てから入る。10種類の浴槽が有り特に露天からは利尻、礼文が目の前に見えるというのだが島は見えたが、利尻山は雲の中だった。地元の人に聞いたら、ここ1ヶ月程利尻山が見えたことが無いらしい。今日が土曜日という事でえらく混んでいた。

・外観。大人600円。


・入り口


・浴槽、寝湯、打たせ、薬湯、ジェットバス等色々有る


・露天風呂の中から利尻、礼文が見えるというのは素晴らしい


・入浴証明書なんてのも有るらしい

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【15】道南夏バム:移動と観光(小平→天塩)

2009年07月10日 | bum
夜明けと共に雨に成り、ザアザアと良く降る。北海道のあちこちで大雨による注意報が発令されているようだ。この道の駅の横には、花田家番屋という巨大な鰊番屋有るので見学した。海側の公園には、松浦武四郎の像が有った。

・花田家番屋


・番屋の説明看板


・松浦武四郎像が有った


のんびりオロロンラインを北上する。初山別に天文台と公園が有ったので寄った。岬に灯台も有り、海岸線の展望が良かったが、風雨が強く傘が飛ばされそうだった。雨のせいか、北に来た為か、気温が下がって寒い。北海道に来て初めて長袖のシャツを着た。寒くなると暖かい温泉に入りたい。遠別町の手前に有る旭温泉に国道から6km入って行って見た。ここでのんびり4時間程過した。

・みさき台公園からの展望


羽幌の町に入るとパトカーが多数、何事かと思ったら祭りの神輿と行列が、大雨の中全く気の毒だが、皆雨具着てゾロゾロと。神輿は何個も有った。羽幌の「道の駅ほっとはぼろ」内のホテルSunsetPlazaにFreeSpotが有るので使わせてもらった。ロビーのテーブルと椅子、電源もオーケイだった。

移動再開、本当に良く降る雨だ、道路に溜まった水でハンドルが取られるので4WDモードに切り替えて走行した。稚内まで後5-60kmなので行けない距離では無いが、急ぐ事も無いので天塩町の道の駅てしおで泊る事にした。時間が早いので天塩港や天塩川を見て回った。

・天塩川と河川公園


・ここにも武四郎の天塩日誌に付いての看板が有った


■本日(7/10)のデーター
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天気:雨→雨→雨
成果:移動と観光
走行:139km
温泉:遠別/旭温泉
体調:良
支出:1,242円(gas代除く)
宿泊:道の駅てしお
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旭温泉/旭の湯&富士見の湯

2009年07月10日 | 
羽幌からオロロンラインを遠別に向う途中に看板有り、国道から6km入った所に有る一軒屋の温泉。平日の昼間なので誰も来ていないかも、と思いつつ行くと5台程停まってた。湯治宿泊も出来るみたいで、人が結構居た。湯は二種類。鉄錆びそのものみたいな赤茶色の「旭の湯」と真っ黒な「富士見の湯」だ。赤茶けた湯は見たことが何度も有るので特に驚かなかったが、露天の湯が真っ黒なのにはビックリした。これが所謂「黒湯」と言うやつか。ここまで黒い湯は初めてだった。浸かると濁りは無く、透き通った醤油色みたいだった。

・旭温泉外観


・旭温泉入り口、立寄り入浴は500円。


・赤褐色の内湯「旭の湯」


・真っ黒な露天「富士見の湯」


・温泉の成分等説明。共に塩素注入しているというのにはガッカリ


内湯の赤茶けた「旭の湯」は赤茶色の浮遊物が一杯の濁り湯で、温めの浴槽と適温と二つ浴槽が有る。露天は適温だった。とにかく両方共濃度が濃い。白かったタオルが一度の使用で褐色に染まってしまった。もう来る事は無いだろうが、ポイントカード作りませんかと言われたの作ってもらった。10回入浴で1回無料入浴出来るらしい。スタンプ1個押してもらった。

・タオルはこんなありさま。左:使用前 右:使用後


丁度お昼だったので、風呂上りに駐車場でお昼作って食べ、3時間ほど休憩した。貰った資料に「あづましい 二つの癒し湯 旭温泉」と有った。あづましいとは?ネットで北海道方言について調べたら、下記のような情報を得た。
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「あづましい」という方言があります。
意味は「具合が良い」「すごく落ち着く」「居心地がいい」「快適」と言ったところでしょうか。
漢字で書くと「吾妻しい」。
「我が妻がそばにいるような居心地のよさ、安心感」が語源なのだそう。
いやあなかなか素敵なルーツの方言じゃありませんか。
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しかし、これは良妻を得た人が言い出した言葉でしょうね、全く逆の場合も有るでしょうが・・・
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【14】道南夏バム:暑寒別岳 1,491m

2009年07月09日 | bum
JRの駅前Pで泊ったのは初めて。電車も来ないし人も来ない。静かで快適な夜だった。しかし朝には人も電車も動き出すだろう。4時起床し、暑寒別川河口にある広い海水浴場駐車場に移動した。夜中に満月が見えていたので、天気は回復か?と思ったが朝になると曇だった。朝食食べながら検討。とりあえず登山口に移動する。増毛から12.5kmと近い。赤屋根の大きい小屋とトイレ、広い駐車場には観光バスが1台と乗用車が5台程停まっていた。さすが二百名山。ここからの標高差が1200mは有る、登り4時間程だろう。空は少し明るく成って来たので雨具持って登る事にした。

・駐車場


・暑寒荘、下山時の写真。青空である


【行程】7:15登山口→9:15六合目→10:52山頂11:10→13:40登山口

暑寒荘という小屋はデカイ。本によると収容60名。前に湧き水の池が有り、足洗い場と水場も有る。誰でも無料で利用出来るらしい。小川に渡した橋を渡って入山。緩やかな登りの後、殆ど傾斜の無い狭い林道みたいな道が3合目辺りまで続く。五合目で、先日積丹岳で一緒に成った堺からの人に出会った。ここから下山するとか、7-8人の女性パーテイも下山していたが・・・堺の人の話では。バスで来た20人程のツアーの先陣から八合より上は雨でコンディションが悪いと連絡が有り、遅れてるグループは断念下山したとの事。5合に有ると情報に有る水場が枯れており。水補給が出来ないのでこの人も下山するとか。半分も来てるので、行きましょうよ、と話すが。旭川に移動して動物園でも見る。と言うのでここで分かれた。

・気持の良い登山道


・自分が歩いてる写真は初めてかも・・誰かのHPに自分が写っていたので無断流用


・六合目手前の滝見台、ガスが出てきた


・八合、ガスますます濃くなり濡れだす


・山頂、風まで強くなる


さほど危険な場所も無さそうだし、雨具を持ってきたので山頂を目指す事にした。七合あたりで重装備のツアーパーテイ15人程が下ってきた。少し行くと情報通り八合辺りから雨雲の中状態に成って来た。ポンチョ被る。雨が上から落ちてくるというより空気が水を含んでるような感じで濡れてきたが、気温もそんなに低くないので気にせず進む。途中やや急なガレ場を通過、湿ったガスと風で視界不良だが、コースは明瞭なので迷わず山頂に着いた。時々強い風でポンチョが煽られて具合が悪い。木陰で風を避け休憩して、下山開始。

・八合辺りに咲いてた、霧の中黄色が目立つ


・こんなのも、菊に似てるが、小さい花だ


山頂のガスは何処へやら、五合目まで下るとガスも消え、下界には青空も・・ポンチョ脱いで爽やかな森を下ってる間に、ずぶ濡れだったポロシャツ、短パンは綺麗に乾いてしまった。無事登山口に戻ったら。青空で暑い位の陽気。ヌルヌルで滑って何度が尻餅ついて泥だらけに成ってしまったので足を洗い、泥で汚れた短パンとついでにシャツも洗濯した。

・五合目から下界を、晴れてる


・登山口は、陽射で暑いくらい、バイクと車1台だけに成っていた


駐車場脇の岩の上に洗濯物置いて乾燥。半乾きに成ってから増毛の町に下った。途中農園の直売所に寄る、さくらんぼが収穫の時期みたいで沢山出てたが、リンゴは無いか?と聞いたら冷蔵保存していた「きたろう」とう新品種のが有るというので買った。6個で300円。

・濡れた登山靴に靴下、シャツ、短パン全て洗って干す


・直販店で買ったリンゴ、これだけで300円


温泉に入ってサッパリとし、留萌に移動。このころから又雨に成って来た。山からガスがドンドン下ってきている。留萌から稚内までの「オロロンライン」国道232号に入り道の駅おびらで泊る。

■本日(7/9)のデーター
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天気:曇→晴→曇
成果:暑寒別岳
走行:77km
温泉:増毛トロン温泉
体調:良
支出:700円(gas代除く)
宿泊:道の駅おびら鰊番屋
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