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”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

アイヌ民族のことばと文化

2009年07月13日 | 
「アイヌ民族のことばと文化」、という本を借りて持って来たが読む時間が無くそのままだったが、今日は雨。温泉の合い間に読書した。

■アイヌの人口と分布(2006年度北海道調査)
・北海道に23,782人、全国に5万とも10万とも言われているが正確な数字は不明。1億の中にたったこれだけ。極めて少ない。全国に分布はしているが、半数は北海道に・・・髭が濃く太めの体型の人を時々見かけるが、これがおそらくアイヌの人だろう。見かけによらず、心優しい人々らしい。

■アイヌ語の地名
・「ペッ」・・・川の意味。日本語の「別」が付けられている
・「ナイ」・・・川の意味だが、ペッより小さい川。日本語の「内」がつけられている
・「ソ」=「滝」、「ル」=「道」、「ピラ」=「崖」、「ポロ」=「大きい」、「ポン」=「小さい」、「シリ」=「地、山」、「ノッ」=「岬」、

■アイヌ語が日本語に
ラッコ:動物のラッコ、コンブ:昆布、トナカイ:動物のトナカイ 等

■良く知られているアイヌ語
レラ:風、カムイ:神、ノンノ:花

■あいさつのことば
こんにちは:「イランカラプテ」・・・あなたの心にそっと触れさせてください/の意味
ありがとう:「イヤイヤイケレ」

こうして地名を見ると、確かに別、内の入ってるのが多い。アイヌの人たちの多くが、川の近くに家を建てて生活の場にしていたので、山奥の小さな川や支流にも細かにアイヌ語の地名が付けられている。川は交通の手段であり、食料を与えてくれる大切な場所だったからだ。
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