”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

【18】道南夏バム:吹上温泉にて湯治

2009年07月13日 | bum
4時起床、曇。予報ではこれから大荒れに成るとか、野外活動は止め終日吹上温泉にて過す事にする。ラジオ聞いてたら少し前に釧路辺りで地震が有ったようだ。こちらでは揺れを全く感じなかった。5時から朝風呂へ30分ほど浸かる。朝食食べゴロリ。7時半頃から雨となる。雷鳴も時々。読書等して10時から温泉へ。この温泉は、富良野から15km程度と近いので地元の人がドンドン来る。片道1時間以内の所にこんないい温泉が有ったら、毎日でも通いたいくらいだ。

・白銀荘前のトイレへ。白銀荘は賑わっているようだ


・十勝岳、美瑛岳は大荒れの模様、キャンプ場のテントは風で飛ばされそう


知らなかったが、昔ドラマでここが撮影され、宮沢リエが入浴した、と湯の中で誰かに聞いた。「北の国から?」とかいうドラマがたしか有ったような・・・これかな?

キャンピングカーで連泊組も悪天なのでここで停滞の模様。派手な格好の5人組男女がワイワイと来る。中国語だ。台湾か中国の富裕層という感じ。ここは混浴で脱衣場らしき物も無いので女性の入浴には勇気が要るだろう。終日雨が強く降ったり止んだりでひどい一日だったが、停滞湯治と決めてしまえば、雨の方がのんびり出来て良かった。

・雨の為か、昨日よりは温度が少し低いようだ


・露天脇に掃除道具一式が掛けてあった、掃除してくれてるので綺麗なのだろう


白銀荘に早朝行ったら、登山装備のおばちゃん達が出発の準備してた。こんな悪天に登山するアホウも居るんだ。十勝・美瑛は砂礫の山で目印が無く視界が悪いと大いに危険なのに・・・温泉でのんびりしとけばいい物を。こんな連中が遭難騒ぎを起こすのだろう。まあ登山はオウンリスクが基本なので、好きにすれば良いが・・・

■本日(7/13)のデーター
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天気:雨→雨→雨
成果:停滞湯治
走行:0km
温泉:吹上露天の湯X3
体調:良
支出:0円(gas代除く)
宿泊:吹上露天の湯P
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アイヌ民族のことばと文化

2009年07月13日 | 
「アイヌ民族のことばと文化」、という本を借りて持って来たが読む時間が無くそのままだったが、今日は雨。温泉の合い間に読書した。

■アイヌの人口と分布(2006年度北海道調査)
・北海道に23,782人、全国に5万とも10万とも言われているが正確な数字は不明。1億の中にたったこれだけ。極めて少ない。全国に分布はしているが、半数は北海道に・・・髭が濃く太めの体型の人を時々見かけるが、これがおそらくアイヌの人だろう。見かけによらず、心優しい人々らしい。

■アイヌ語の地名
・「ペッ」・・・川の意味。日本語の「別」が付けられている
・「ナイ」・・・川の意味だが、ペッより小さい川。日本語の「内」がつけられている
・「ソ」=「滝」、「ル」=「道」、「ピラ」=「崖」、「ポロ」=「大きい」、「ポン」=「小さい」、「シリ」=「地、山」、「ノッ」=「岬」、

■アイヌ語が日本語に
ラッコ:動物のラッコ、コンブ:昆布、トナカイ:動物のトナカイ 等

■良く知られているアイヌ語
レラ:風、カムイ:神、ノンノ:花

■あいさつのことば
こんにちは:「イランカラプテ」・・・あなたの心にそっと触れさせてください/の意味
ありがとう:「イヤイヤイケレ」

こうして地名を見ると、確かに別、内の入ってるのが多い。アイヌの人たちの多くが、川の近くに家を建てて生活の場にしていたので、山奥の小さな川や支流にも細かにアイヌ語の地名が付けられている。川は交通の手段であり、食料を与えてくれる大切な場所だったからだ。
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