大窪登山口7:30、10:20山頂。白山スーパー林道が閉鎖中なので誰も居ない。絶景を独り占め。==moblog==
■追記
野谷荘司山(のだにしょうじやま)とは、変わった名前だが、本によると野谷集落の源頭の山を意味し、「荘司」には純白の意があり、春遅くまで雪を残し白く美しい山らしい。山スキーの記録が多いのも頷ける。今回は鶴平新道コースから山頂を目指した。
【行程】7:30登山口→9:43 1602mピーク→10:20山頂11:00→12:30登山口
・道の駅飛騨白山。建物の後には、温泉施設がある
野谷橋の少し先より林道に入り、大窪集落跡の登山口に向かう。気温12℃。途中大窪沼の看板を右に見て少し行くと登山口だ。路肩に7-8台の駐車スペースが有る。大きな看板は有る物の、「・・山登山口」という表示が何も無いので一瞬ここでいいのかな?と不安に成ったが、ガイドBookに杉の大木の脇から云々と有ったので間違い無いだろう。20mほど入ると白山と同じ入山者カウント装置が有った。
・登山口・・「南無阿弥陀仏」と彫られた墓石に合掌して入山
・少し行くと、頭上からトチの実がポトポトと落ちてくる、栗そっくり
良く踏まれたブナ林の斜面をジグザグに。2時間ほどで尾根に出る。途中道標が全く無いが、ルートは明瞭なので、不安は無い。これだけ何も無い山も珍しい。結局赤頭山山頂で初めて道標を見た。
・1602mピークより正面は赤頭山、右三方岩岳
・野谷荘司山山頂
11時までのんびり休憩し、下山開始。途中数ヶ所のガレ場は慎重に通過。単独で他に誰も入山していない山で何か有ったらどうしようもない。1602mピークを過ぎると一安心。後は気持の良い稜線を経て、ブナ林のトチの実地帯にさしかかると、突然前方を大きな黒い動物がガサガサ!と走り去り、一瞬ヒヤリとした。熊だったかも・・・ベアーベルはうるさいので鳴らしていなかったのだ、単独の時は使った方が良さそうだ。でも何とか無事下山。標高はさほど高くないが、累積標高差は1,104m有り、結構登り堪えが有った。気持の良いブナ林に、稜線歩き、ガレ場、と変化に富んでおり面白い山だった。