車中泊湯治⑰2023/11/21〜

先月は病院通い等いろいろ用事があり出かけられなかった。今月は行きたいと奥飛騨の情報収集したらマイ湯治場、ひらゆの森が27日から12月8日までメンテナンスの為休館と出ていた。これは大変だ。急遽出かける事にした。3ケ月毎の歯科定期受診を9:30から受けて11時前出発。日暮れまでに着きたいので郡上まで高速を利用した。紅葉が終わったせせらぎ街道は空いていた。路肩に先週降った雪が残っていたが、路面に雪なし。3時すぎ無事平湯温泉に着いた。

寒波は一段落してるが、週末に寒くなる予報なので寒さ対策はしっかりしてきた。タイヤ、ワイパー、ウインドウォッシャー液、ホカロン、寝袋に掛ふとん。今回も温泉オンリー、4時前と午後6時すぎの2度温泉に浸かって道の駅へ移動した。気温は1℃、車中泊仲間はたった2台だけ。

移動帰宅

明日から又大混雑だろう。湯治の効果はあまり得られなかったがこれから引き上げる。暑さが去り秋風の頃に出直したい。午前10時ひらゆの森朝風呂へ、玄関脇に同じようなザックが20個程ずらりと並んでいた。トイレ、髭剃り、歯磨きを済ませぬるめの露天にのんびり浸かった。去年の年間会員券では90回使用したが、今年のは今朝が13回目で既に投資は回収済。湯上がりにノンアル飲んで移動開始。高山市30℃、郡上36℃にビックリ、自宅近くでは33℃。午後5時ころ無事戻った。7,8月はエアコン部屋に巣篭もりするのがベストと学習した車中泊避暑湯治であった。

避暑地で避暑地探し

車中泊の大敵は暑さと不快害虫だ、共に夏場に有ることなので7月と8月の車中泊は避けてきた。しかし平地より10℃は低い奥飛騨温泉郷なら快適だろうと思い今回始めて出かけてきたが、心配が的中した。夜と朝夕は問題ないが昼前から午後4時ころにかけての暑さには参った。自宅では28℃に設定した部屋で十分快適に感じていたのに、奥飛騨では23℃を越えると極めて不快に感じるのだ。

先日は標高の高い平湯峠に逃げてみたが、風が無かったのも有りあまり涼しくなかった。今日も午後に温度上昇したので平湯大滝駐車場に避難してみた。ココは天然のスポットクーラーが効いてて、快適そのものだった。平日で空いてたので数時間昼寝した。

・今日も温度上昇

洗濯事情

着替えたら洗濯しないといけない。北海道では川で洗濯したことも有ったが、最近は温泉でこっそりやらせてもらっている。干す前に手で絞るのだがこれでは雫が垂れてしまう。乾いたバスタオルに巻き込んで水分を吸い取り、車内に干す。生活の知恵である。冬場はなかなか乾かず苦労するが、今の季節はその心配なし。

・ミニ物干し竿が活躍してる

パトカー来て職務質問

夕食を終え道の駅で睡眠モードに入ってたら赤色灯の点滅に気がついた。何事かと起き上がったらパトカーが停まっていた。ライト持った警察官が２人窓を叩くので開ける。「車中泊で明日は釣りですか？助手席のスキー板を見たのか・・・ああスキーですか、山スキー？ゲレンデスキー？」免許証を見せてくださいと言うので渡す。持ってたタブレットか何かで免許証の照会してるのか、数分雑談して返してくれた。

その時エンジンは停止してたが、「暖機運転時の一酸化炭素中毒に注意して下さい」1000泊以上車中泊してるが、警察の職務質問受けたのは初めてだった。月曜に成り車が激減し３台しか停まってなかったが、全員質問を受けたようだ。

車中泊の寝具

寒い冬の車中泊では寝具が最重要アイテムである。暗くなってから朝までの12時間をブルブルしてたのでは堪らない。今までは夏用の封筒型寝袋と冬用ダウン寝袋を2重にして使っていたがきゅうくつだった。加齢で体の耐寒性が低下してるので今回は自宅で毎日使っているダウン掛ふとんを装備に追加してきた。少し嵩張るが贅沢は言えない。結果は大正解！ダウン寝袋のファスナー全開にし、掛ふとん風にし、その上にダウン掛ふとんを掛けたら、のびのび寒さ知らず。ふかふかで快適だった。寝袋の足元に使い捨てカイロを一つ入れとくだけで、車内−10℃近くまで下がっても問題無かった。

・起きたら除雪されていた

運転免許証更新

公安委員会から「運転免許証更新連絡書」が届いたので「高齢者講習終了証明書」持って更新に行く。警察署の屋外テントの周りに人が沢山待機していた。コロナ対応の為だが、寒い屋外で待たされ参った。おまけに駐車場は満車で離れた第二駐車場に停めた。免許証は即日交付されたが、優良でも期間は3年、今回より有効期間の表示が以前の和暦のみから西暦併記に成っていた。

ビジネスホテル

四国での葬儀を終え、ついでに空き家に成ったままの実家の片づけに行くが、２年近く放りっぱなしでホコリだらけ、とてもやってられないので業者に頼む事にした。立ち会って下見し家のキーを預けた。時間のある時に片付けてくれるらしい。空き家には泊まれないので久しぶりに宿に泊まる。朝食バイキング付きで6,200円は安いのだろうが、車中泊なら無料。車中泊常習者にしてみれば一泊千円でも安いと思えない。

洗濯日和

車中泊旅では、衣・食・住・移動も全て自分でやらなければ成らない。自分で決めて自分で実施する。不便なことも多いがなぜか苦にならない。洗濯も作業の1つ、小分けし温泉でコツソリ洗うが、北海道では川で洗った事もある。なるべく車内に干すよう心がけているが、問題は脱水機が無い事、絞っただけでは水滴が垂れてまずい。そこでバスタオルの登場、洗濯物をサンドイッチしぐるぐる巻いて余分の水分をタオルに移し取るのだ。これで垂れる事無く乾きも早い。バスタオルは晴れた日に干す。

・爽やかな秋風が吹き抜ける、湿度は低く乾きそう

山岳道路規制情報～長野・岐阜

春になり冬季閉鎖に成っていた道路が順次開通している。奥飛騨周辺の道路情報を調査する。

・長野県松本建設事務所交通規制情報・・・安房峠旧道、乗鞍岳線等
・松本市林道規制情報・・・上高地乗鞍スーパー林道等