2020年1月8日、水戸内原の友人U氏宅に新年の挨拶に行き、そのまま泊めて貰いました。U氏夫妻は京都の芸大時代の同級生なので、昔話で盛り上がりました。私が再び京都市民になったことで、夫妻は奈良だけでなく、今後は京都へも積極的に行く積りになったようで、いまの京都の旬の歴史探訪コースなどを語り合いました。
翌朝は水戸駅まで同道し、勤めにゆくU氏と改札内で握手して別れました。私はそのまま鹿島臨海鉄道のホームに降りて、8時2分発の大洗行き列車に乗りました。
去年11月のあんこう祭以来、ほぼ2ヵ月ぶりの大洗でした。お馴染みのキャラクター達のパネルを見て、なにかホッとしました。
この日の天気は快晴でした。実に有り難いことでした。なぜならば、今回の大洗行きの目的のひとつが、まだ回っていない新キャラクターパネルを巡る、というものであり、かなりの距離を移動して回る計画だったからです。なるべく巡回バスを利用しますが、徒歩での移動距離も相当ありますから、天気が良いに越したことはありません。
8時40分発の巡回バス「海遊号」に乗りました。
平日の朝とあって、乗客は私だけでした。
祝町のバス停で下車して徒歩に移り、最初のパネル設置施設を目指しました。途中で上図のホテル「鴎松亭」の前を通りました。超のつく高級宿泊施設であるそうで、ネットで見た宿泊料金は、貧乏人の私には遥か彼方の金額でした。一生縁は無いだろうな、と思いました。
最初の目的地に着きました。民宿の「入船」です。こちらへは今回が初の訪問でしたが、時間的にちょっと早く来てしまいました。開店時間の15分前でした。
御覧のとおり、まだ閉まっていました。このお店のパネルは聖グロリアーナ女学院チームのルクリリですが、その下端が戸口のロールスクリーンの隙間に見えていました。
開店時刻まで待つことにし、施設の前の坂道を下りて那珂川沿いの道に出ました。
左手の木立の向こうに、見覚えのある赤い鉄橋の姿が見えました。
幾度か渡ったこともある海門橋です。近くまで寄って撮影しました。旧海門橋の橋桁遺構も川面にかろうじて見えました。川岸まで降りて行って水辺に指を差し入れ、冷たさを実感したりしているうちに、20分ほどが経っていました。
「入船」の店先に戻ってみると、既にパネルが外に出してありました。
ルクリリですね。初めて見ました。聖グロリアーナ女学院チームの新パネルですが、今まで全然見る機会を得なかったため、今回ようやく対面出来ました。
最終章シリーズにおける無限軌道杯のトーナメント戦にて、決勝をうかがう勝ち残り組に入る可能性が高い聖グロリアーナ女学院チームですが、もし大洗女子学園との三度目の正直いや対戦が実現すれば、その時はこのルクリリが相当の活躍を見せてくるのかもしれません。劇場版の対大学選抜戦においても激闘を戦い抜いて終盤まで奮闘していましたから、無限軌道杯でもそれなりの見せ場があることでしょう。
とりあえず、今回の大洗行きの記念撮影を、ルクリリの手前にて行いました。そういえば私のガルパン戦車プラモデルで、聖グロリアーナ女学院チームの戦車は久しく作っていないですな・・・。ローズヒップのクルセイダーも未作成ですが、こうしてルクリリに会いましたから、マチルダⅡのほうを先に作ってみようかな・・・。 (続く)