気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

BC自由学園チームのソミュアS35のプラモデル

2017年07月22日 | ガルパン模型制作記

 最終章第1話の特報にて判明した新チーム、BC自由学園の戦車は上図の通りソミュアS35です。もちろんアニメのガルパンシリーズにおいては初登場です。

 このソミュアS35は、フランス戦車らしい優美な可愛らしいスタイルで知られていますが、サークル交流仲間のモケジョさん達にも「カワイイー」「これ女性向きっぽい」等と大変にウケているようです。早速、7月21日に佐藤ミカさんや道下ユキさんからメールをいただきました。

 ミカさんからは「プラモデル、ヨドバシでゲットしました。今度色々教えて下さい」とあり、ユキさんからは「早速ポチリました。ガルパン仕様のポイントはありますか」とありました。
 さすがは歴戦のモケジョさんだけあって、早くもプラモデルを確保したようです。早ければ来週にはソミュアS35のキットが全国各地の模型店から消えるんじゃないか、と噂されていますので、買えるうちに買っておくのが正解ですね。


 さて、そのソミュアS35のキットですが、最も知られているのが上図のタミヤの製品でしょう。ホビーサーチでの紹介記事はこちら
 ミカさんやユキさんがいちはやくおさえたのもこのキットです。私も以前にホビーオフで中古品を買いましたが、箱がやや痛んでいるだけで中身は新品同様でした。


 また、上図のエレールの製品も、大型専門店等では割合に見かけます。ホビーサーチでの紹介記事はこちら
 キットの出来はタミヤ製品とあまり変わりませんが、値段はこちらの方が安いです。中古品も時々見かけますので、中古ショップなどで探してみるのも手でしょう。


 ところで、今回のソミュアS35においてガルパン仕様というのはあるのでしょうか。特報の映像をみる限りでは、タミヤの品ともエレールの品とも目立った相違点が見られません。細部詳細に関しては、いずれ出されるであろう公式設定資料図を待つしかありませんが、一見したところでは、タミヤもエレールもストレート組みで作っても良さそうな感じではあります。

 また、上図の車輌の校章マークと緑のスペードマークの配置については、タミヤキットのカラー解説パンフレットに記載されている、史実の第18竜騎兵連隊所属56号車のマーキングが参考にされているようです。56号車は指揮車輌であったそうなので、車体左側面前方に付けられるブルーのハートは指揮官搭乗車の印であるのでしょう。

 すると、上図の劇中車についている緑色のスペードマークも、チームの隊長車のマークであるのかもしれません。他の二両にはついていないからです。


 上図は、特報の画面に二番目に出てきた車輌です。先の車輌とは車体の塗装パターンが微妙に異なります。劇場版の知波単学園車輌と同じように、複数の塗装パターンが設定されているのかもしれません。

 なお、二種の車体色も、これまであまり見た事の無いカラーです。「月刊戦車道」第2号に収録されている小説「聖グロリアーナ女学院、戦いの軌跡」の第二回の文中には、「BC自由学園の緑と茶に塗られた車輌」とあり、そのカラーが今回の特報でもそのまま示されているようですが、緑のほうはグレーに近いような色調です。


 上図は、特報の画面に三番目に出てきた車輌です。砲塔左背面にも校章マークがついているのが確認出来ますので、マークの配置そのものは史実の第18竜騎兵連隊所属56号車のマーキングに共通することが分かります。車体の塗装パターンはこれも独自の設定であるようですが、上下の塗り分けのみですので、知波単学園車輌の迷彩よりは簡単でしょう。

 また、背面の牽引フックの形状が、史実の第18竜騎兵連隊所属56号車のそれに合わせてあるようです。タミヤキットでは二種類の牽引フックのパーツが用意されていますので、56号車の仕様のパーツを使用すれば良いと思います。さらに牽引フックにチェーンがついていないようなので、タミヤキットで取り付けるチェーンは不要となるでしょう。


 ところで、前回の記事にて、「BC自由学園チームの保有車輌は、オチキスH39、M5、B1bis、M4A1(76W)の4種類で、ソミュアS35は無かったからです。」と書きましたが、これは誤りでした。「月刊戦車道」第3号に収録されている「ライバルチーム研究」第三回の「BC自由学園」の記事にて、おもな使用車輌を「軽戦車のオチキスH-39、中戦車はソミュアS-35、M4A2シャーマン、パンターG型」と紹介しているほか、「FCMF1」や「バレンタインMk.Ⅴ歩兵戦車」も保有していると述べられます。

 つまり、最初からソミュアS35は所有車輌に含まれていたわけです。これが今回の特報に出てきたことにより、BC自由学園の主力車輌である可能性が浮上してきます。同じフランス戦車としてオチキスH39も登場するかもしれませんが、現時点では不明です。

 また、M4A2シャーマンがあるそうですが、個人的にはアスカモデル発のM4A2 自由フランス軍「ロミリィ」のキットを連想してしまいます。そのキットも手元にあるからです。「月刊戦車道」第3号に収録されている「ライバルチーム研究」第三回の「BC自由学園」の記事にしたがえば、M4A2はもとは岡山市の旧自由学園側の保有車輌であったことになるようですが、同じ米軍車輌であるM5やM4A1(76W)も同様であったものと仮定すると、あとの大部分はフランス車輌ですので、これらがもとは津山市の旧BC高校側の保有車輌である可能性が浮上します。
 この場合、特報に出てきた新キャラクター三人がBC高校系、自由学園系のどちらに属するのかが知りたいところですが、今後出されるであろう映像情報においてワインもどきを飲んでいるシーンがあれば、おそらく自由学園系でしょうね・・・。

 個人的には、パンターG型を出して大活躍させていただきたいところですが、多分無理でしょう。黒森峰女学園チームの同車輌とかぶりますので・・・。

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