行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする25年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

老いるということ

2014-05-16 08:41:30 | どうしてなんだろう?

 祖父母達が、衰えて他界した時でも、「老い」について、

 あまり考えたことはなかったのですが、

 老父から「生きているのが、ちょっと辛いねぇ」と、

 呟かれる昨今、どうしても老いという事を考えてしまいます。

 某国立研究所に勤務していた老父には、私が子供頃から、

 先端技術の研究についての情報を教えて貰っていました.

 例えば、電子レンジが市販されるずっと前の今から50年以上も前に、

 マグネトロンによる水分子の揺れによる摩擦熱が

 水温上昇になって食料品などが暖まる理屈や、

 超伝導によって電圧のロスや電気抵抗が無くなること、

 或いは、この技術を使った超電導磁石の話など、

 SFのような話を沢山してくれました。

 勿論、学校の勉強である数学や物理なども教わりました。

 子供頃、小学生の私を良く遊びに連れて行ってくれた場所は、

 コンピューターやビジネスマシーンが並ぶ東京ビジネスショーでした。

 そして、ほんの10年前までは、WIndowsのOSの設定やら、

 或いは、PC故障の時には、老父をとても頼りにしていました。

 ところが、ここ最近衰えが急速に進行してしまったようです。

 高齢だから、仕方が無い事は老父も私も、

 お互いよく分かってはいるのですが・・・。

 30年後40年後、私自身が生きているのかどうかも分かりませんが、

 超高齢化社会となることが確定している将来は、

 何とか少しでも人の世話にならないで生きてゆけるよう、

 本気で真剣に考える必要があるのかもしれません。

 それは、人はいずれは必ず老いる運命にあるからです。

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生活保護受給外国人の実態分析と母子家庭の在留手続実務

2014-05-13 08:46:14 | イミケン

 先週の5月10日土曜日に、日本橋人形町の会場で行われた

 イミグレーションロー実務研究会の勉強会にて、

 http://www.immigration-law.jp/

 人権問題などもあって、中々その実態を知ることが

 出来なかった外国人生活保護受給者について、 

 名古屋大学大学院の浅川晃広先生の研究発表を聞かせて頂いた。

 勿論、彼等生活保護を受給している外国人の排除が目的では無く、

 どのような過程で、どのような国々の外国人生活保護受給者が

 形成され、分布しているのかという、今後の我が国の移民政策

 を考える上で知っておかねばならない重要なデータなのある。

 研究結果を聞く限り、やはり外国人政策の失敗は、結果として、

 我々すべての国民がその負担を負わねばならなくなるということが、

 今回改めて浮き彫りになったようだ。

 一方で、こういった外国人政策の失敗によって

 作り出されてしまったフィリピン人母子家庭の

 母の在留手続について、フィリピン在留歴が長い

 国際部栗栖好朗次長による実務的なお話しも伺うことができた。

 10may20142 10may20143

   そして、先日フィリピンで起きた旅行代理店経営者の殺害事件の

 被害者が、栗栖先生のご友人であったと伺ったのには流石に驚いた。

 この後、フィリピンへ向けて夜8時発の成田発の便にて、

 急遽フィリピンへ出発されたのがとても印象的であった。

 ところで、昨今の国、つまり入国管理局の入国管理運用では、

 「国家の負担にならず、かつ、素行の良い外国人の受け容れ」

 といった面が際だっているようにも見えるのである。

10may20141 10may20144

 その善し悪しは別として、明らかに日本という国が望む

 外国人受け入れ像がそこから見えてきたような気がしたのである。

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行政書士が競歩の選手に似ている?

2014-05-07 08:10:26 | 資格・転職・就職

ある友人曰く、行政書士の多くがそもそも弁護士とか

他の士業を目指していた人が転向しているケースが多いので、

マラソンや中長距離ランナーから転向した人ばかりの

競歩の選手みたいだと言われた!

しかし、私は少なくとも最初から行政書士だし、

他士業に挑戦したことすら無いと、反論はしてみたが、

確かにかなりの数の転向者がいるのは事実のようだ。

ちなみに、その友人曰く、マラソンではビリから2番目だった

アスリートが競歩に転向したら上から2番になったらしいよ!

との事でした。むむむむ・・・・なるほど、なのである。

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行政書士として16年目に入りました!

2014-05-02 07:40:07 | 行政書士のお仕事

 日行連に登録された日が1999年5月1日ですので、

 今日2014年5月2日からは、行政書士として16年目に

 突入したということになります。

 正直、こんなに長く続く仕事だとは想像もしていませんでした。

 それに、この仕事、これで十分にマスターした!

 と思えるようなことは一度たりともなく、入管法、国際業務関連法、

 そして運用が毎年のようにころころ変わりますので、

 今まで一度たりとも余裕で取り組んだためしがないのです。

 どこか、突然の運用の変更があったのではないか?

 と、心の奥底で常に疑いを持って用心してしまうのです。

 それがこの様に長く続いている最大の理由なのかもしれません。

 確かに、この仕事はエンドレスで、どんどん変化する法令知識や

 運用情報を更新して行かねばならない仕事です。

 昨年迄の知識や経験が、必ずしも今年に通用しないのが、

 行政書士の国際業務そのものなのです!

 ですから、年間の扱う件数が我々より少ない弁護士さん達には、

 国際業務の実務家としては負ける気は一切しません。

 とはいえ、若い優秀な行政書士達もどんどん出てきているので、

 16年目だと胡座をかいていたら、それこそ後進の者達に

 あっという間に追い越されてしまいます!

 ある意味では、群雄割拠の世界なのかもしれませんね!

 さぁてと、まだまだ負けられませんから頑張りましょうか!

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