<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

性生活基本法案が閣議決定

2006-02-07 09:20:10 | エコロジジイの落ちない噺
まあ、なんですな、順調なすべり出しの隠居研究所なんですが、このごろ、新聞が配達されないんですよ。あー、朝になって、郵便受けのところに行くんだけど、ないんだね。おかしいですねえ。

おっ、八が来ましたね。

八「おう、隠居、いるかい」

隠「いますよ。いちゃ悪いかい」

八「だれも悪いなんていっちゃいねえよ。それより、今日の新聞みたかい。性生活基本法案が閣議決定らしいよ」

隠「何ですか、性生活基本法案てのは?」

八「なんでもね、家をよくしよって法案だよ。おいらの想像じゃ、日本は少子化だからね、子供をたくさん作るために、家の造りをしっかりしようってんじゃないの。政府もさ、おいらたちの性生活まで心配してくれてるんだよ。ありがたいね」」

隠「ちょっと、見せてごらんよ、新聞を」

八が隠居に新聞を渡します。


隠「なになに、住生活基本法?」

八「なっ、書いてあるだろう」

隠「八、おかしいと思ったよ。おまえ、性という字と住という字を勘違いしてないかい」

八「ウン、やっぱりそうか、おいらも変だと思ったんだよ」

隠「全く、その年になって、性と住を間違えるなんてね」

八「へへへ、」

隠「ところで、貧乏人で字を読めないおまえがなんで新聞持ってんだ?」

八「あれ、いっつもさ、隠居の郵便受けから持っててるんだ。上の娘がね、字を読みてえってんでね」

隠「あんた、私に断らないで持ってちゃだめですよ。泥棒だよ。道理で、このごろ新聞がこないと思ったよ」

八「まあ、いいってことよ。気にするなあ。隠居よりも、うちの娘が読んだ方が新聞も大喜びよ。この前も、新聞がさ、『お宅の娘さんに読まれるのが何よりの楽しみで』なんて、おいらに言ってたよ」

ってんで、八は、新聞をおいて帰ります。

そんなわけで、性と住という字は、似ているので気をつけようという教訓話でした。

(エコロジジー)


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