<鼻歌で散歩>

くも膜下出血で受け死にかけました。鼻歌を歌って散歩しながら体力つけて100まで生きるつもりです。

体が走り方を教えてくれた

2020-04-24 21:46:04 | 蜘蛛膜下出血
くも膜下出血によって脳が傷つきました。でも体は無傷でした。。脳と体がうまく繋がってないから歩けなくなったり、喋れなくなったんだと思います。このつながりを再構築するのがリハビリだと思います。維持期の始まりごろです。公園で歩行訓練をしていた時のことでした。頭の中で「こうやれば走れるよ」と体が言ってるのです。まだ満足に歩けないのにです。確かに頭の中に私の体があって走っているのです。その通りに走ってみました。すると走れたのです。びっくりしました。走った証拠にと思い家族に走ってる姿 を動画で撮ってもらいました。リハビリに行った時理学療法士に動画を見せました。彼はびっくりして「今年見た動画の中で一番びっくりしました」と言ってくれました。家族も私の入院中に見舞いに来てくれた人たちもびっくりしていました。走ってみんなにびっくりしてもらおうとしたオヤジギャグのつもりが本当に走れてしまったのです。脳から指示が来るわけではなく体が指示を出すこともありなんです。人体は面白いですね。腸は第二の脳と言われていますが、この頃見つけた本で「皮膚は第3の脳」というタイトルの本があります。体は全体で連携して脳の役割をしているのかもしれません。