風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

クワコの繭

2019年02月21日 | 蛾の観察や飼育
先日、散歩中に見つけたこれ、ミノムシだとばかり思っていましたが
「クワコ」という蛾の繭だと、KONASUKEさんにコメントで教えて頂きました(^^)
ありがとうございました!


大きなミノムシが(笑)ずっと気になってしまって、次の日にまた見に行って
家に持ち帰り、観察した時のお話しを書きます(^o^)

外側の葉と皮(笑)を少し剥がすと、中身はとてもきれい。
空っぽのようなので、持って帰ることにしました。


この時点ではまだ、ミノムシだと思っています。
ミノムシの糸が、クモの糸の2倍も丈夫な事が発見されたという記事を読んだことがあるので
実物を見られるの、興味津々です。
ワクワクしながら外側を全部剥がすと、糸がどんどん解れてきました。


引っ張ってみよう!


とても丈夫な糸で、引っ張るたびにプチプチと音を立てながら
繭から糸が外れて、長く伸びてきます。


繭が薄くなってきました。


糸を数本にして、ゆっくり引っ張ってみると・・・
1本だけ、糸が引けるようになりました。


これを慎重に引っ張ると、規則正しいリズムでプチ、プチ、プチ・・と
ちょうど、洋服の袖口などがほつれるように糸が外れていきます。

おもしろい~♪

ここまでくると、急に糸が出なくなって手触りも和紙のようになりました。


水を弾くかな?と思い付いて濡らしてみたらスッと水が染み込んで
また糸が出てきました。


クワコの繭ひとつを解いたら、指が疲れました(笑)
それくらい丈夫で強い巻きで繭は作られていました(^^)
次はミノムシの蓑を解体して、糸の強度とか構造などを比べてみたいと思います!



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