風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

キアゲハがサナギになったけど・・・

2019年07月24日 | キアゲハ
前回のブログに書いたキアゲハの幼虫がサナギになりました!

7月14日、ちょうど10日前の夕方に、幼虫が葉っぱから離れて飼育ケースの中をウロウロ歩き始めました。
まだ少し体が小さいような気がしたので、また脱皮するのかな?と思っていたら
そのうちに、ケースのフタの裏側まで登って行って、ピタリと動かなくなりました。


こんな所でサナギになるの?(@_@)?
棒を用意するから、ちょっと下りてきてと、部屋にあった木の枝に誘導して


ケースに立てかかて、このままサナギになってくれないかと様子を見ていましたが・・・


お風呂に入っている間に、またフタの裏の同じ場所へ戻っていて
もう触るのが可哀そうなので、ここでサナギになるのを見守ることにしました。


次の日の夜、最後の脱皮をして、このような姿に変わりました。


サナギの中では肉体大改造が始まっているのに、逆さづりでも大丈夫なのでしょうか?
在るべき場所に、キチンと組織が分配されるのか?どうなのかな?
心配なので、フタを外して斜めに立てかけておくことにしました(´A`)
2日後のサナギ。


飼育ケースには「アゲハ」の幼虫もいるので、そろそろフタを戻して、また逆さづりになりました。


今日、この体勢で羽化できるのかネットで調べてみたら、フタ裏でサナギになる子は結構いるらしくて
羽化の時の足場が滑りやすく、危険なのだそうです(^^ゞ
いろいろ検索した結果、「サナギポケット」というのを作ることに決めました。
初めての体験なので、ちょっと怖いです。まずは精神統一!深呼吸をしてからサナギをフタから剥がします!


サナギって、硬いのか柔らかいのか良く分からない微妙な手触りで、指先の力加減が難しい・・・
おっかなびっくり、新生児を初めて抱っこする時の怖さと、なんだかよく似てるような(笑)
身体を支えていた肩?の辺りの糸をハサミで切ってから
つまようじの先を使って、おしりの糸を剥がしていきます。


自然界の雨風に耐えらるようにか、糸はとても丈夫で、サナギからは離れないです。


おしりの糸は、ねじってコヨリにしておきます。


3センチ四方の紙を円錐形に巻いて、下からおしりの糸を出します。
パーティークラッカーみたい。



なんだかサイズが大き過ぎなので、別の紙で作り直しました(^^ゞ
羽化の時に割れる背中の部分がポケットから出るように、サイズを整えて割りばしにくっつけます。
垂らしたおしりの糸は、セロテープで割りばしに貼り付けました。



出てきた蝶が前脚でつかまれるように、横にも棒を渡して、オアシスにさしてケースへ。
汗びっしょりで、なんとか完成しました。下手だな~(;´д`)ゞ

十字架みたいでちょっと変だけど、無事に羽化してくれると嬉しいです^^
コメント (8)
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