風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

オオスカシバが羽化しました!

2019年07月22日 | 蛾の観察や飼育
毎朝、目が覚めるとベットに横になったまま
まず最初に、棚の上にいる虫を見ます(笑)
寝ぼけているから、ぼんやりなんですが、今朝は何となく違和感が・・・
昨日まではこんな感じ。


今朝は・・・
あーーー!羽化してる!
飼育ケースを窓際へ持ってきて、寝ぼけた目で安否を確認します。


翅がちゃんと伸びていて、無事に羽化できたみたいです。
足場を作ってあげていなかったので、ツルツルした所につかまって大変だったと思います^^;


鱗粉がきれいに落ちて、透き通った翅になっていました。
蛾も、羽化したてだと寝ぼけているみたいに(笑)動きが緩慢で、手に乗せて写真を撮れるのですが
もう元気いっぱい羽ばたいて、早く外へ出して!と言っていたので、すぐに窓から空へ放ちました。
雨が降っていなくて良かったです^m^
置き土産の鱗粉は、粉といつより「粒」なんだと知りました。


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庭を歩く幼虫を発見してからの、飼育の記録を残しておきたいと思います(^o^)
7月5日の朝、幼虫を発見!


触ると頭をぶんぶん振り回して威嚇してきます。ムチムチで可愛い・・・(#^.^#)


容器に園芸の土を入れて、そこへ置くとすぐに土に潜っていきました。


一週間後の7月12日、キアゲハの幼虫を飼うために、小さな飼育ケースに引っ越しして貰うことになり
容器がそのケースに入らないので、そーっとサナギを取り出しました。


土の粒を糸で綴って、きれいな楕円形のベットを作っていました。


ベットに寝かせたまま移動して、上から土を被せました。
ピクピクお尻が動いて、ちょっと怖い。


5日後、上の方へ移動してきたみたいで、土からお尻が出ています。
外は雨・・・自然界なら濡れているんだろなぁと思い、霧吹きで水分を補給しましたが
実際、サナギを飼育するときに、これは必要なのか?
ずっと疑問に思っていることで、もし知っている方がいらっしゃったらぜひ教えて下さい!


羽化に備えて、ケースを縦に置きました。
足場になるよう、ケースの内側にキッチンペーパーを貼らなくては、と思っていたら・・・


サナギになってから17日で、今朝、無事に羽化の日を迎えました(^^)
トンボや蝶が羽化して旅立った後、手元に残った抜け殻を見ると
いつも嬉しい気持ちと、寂しい気持ちの半々になります。


きれいなベットも。





今回、この記事を書くのに、写真を整理していたら、2014年に羽化したオオスカシバの写真が出てきました。
覚え書きに、追加で載せます^^

2014年6月1日の夜に羽化したオオスカシバです。
19:46。翅が完全に伸びていない感じがします。


約1時間後、20:37。
まだ翅に鱗粉が付いていて、金色に光って見えました。
今回はちゃんと観察できませんでしたが、触覚に白い筋があると「オス」なのだそうです。


そらから更に2時間後、22:30。
羽ばたくと、あっという間に透明な翅になりました。


うちの庭には、オオスカシバの食草になる「クチナシ」は無いので、あんなに大きくなるまで何を食べていたのか?いまでも謎です。
スイカズラも食べるらしいけど、歩いていた所からはかなり離れた場所に生えているし・・・
また庭で成虫になったオオスカシバに会えたら、ぜひ聞いてみたいです(笑)
短い間ですがともて楽しい時間でした。ありがとうございました(^^♪
コメント (14)
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