風に乗って♪

自然観察が趣味の主婦です。おもしろそうな事は何でもやってみたくて、好奇心のおもむくまま暮らしています。

寄生された卵から、カマキリが孵化しました

2021年04月18日 | 庭でみたいきもの
え?
ええっ!(二度見)
うわ~~~


「か、かまさん・・・」

冬に拾ったカマキリの卵から
寄生蜂「オナガアシブトコバチ」が出てきて


初めてみる寄生蜂の姿に
嬉しい反面


カマキリが孵らなかったことに
がっかりしていたのですが・・・
調べてみると、寄生されても全滅はせず
もしかしたら生き残ったカマキリがいるかもと
植木鉢に卵を刺したままにしておきました。
そしたら、今日の午後
仕事から帰って、庭を巡回していたら
え?ええっ?(笑)


奇跡が起こった\(^o^)/


数えたら11匹いました。
でも、その中の1匹が卵から脚が抜けなくて(ll゚д゚)
補助してしまったけど、孵化不全でした。



カマキリの卵からは
100匹くらい生まれるのですが
寄生されて、更に野鳥についばまれて
割れた卵から生まれたのは
たった10匹でした。


旅たちの瞬間。
栗の木へ最初の1匹が移動しました。


兄弟で一緒にいた方がいいかなと
一瞬思ったけど、カマキリは集団生活はせず
共食いもある、と思い出して
こんなに兄弟がいるのに・・・厳しい一生です。
今日は冬に戻ったように寒くて
風が強い日でした。
生まれたてのカマさんたちが
強風をしのげるように、もさもさの鉢植えに移動させました。


蝶は、生まれたては手に乗ってくるけど
カマキリは、かたくなに指に乗らないって
移動させるとき、知りました(笑)

生き延びて、また秋に庭で卵を産んでね。

残りの卵も、あとふたつあります。
生まれて欲しいなぁ


コメント (4)
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カマキリの卵から「蜂」が出てきた!

2021年04月07日 | 庭でみたいきもの
冬に、道に転がっていた
カマキリの卵を拾ったので
修理をして、庭の鉢植えに刺していました。


最近、暖かい日が続き
カマキリ孵化!の情報もちらほら聞こえてきました。
うちの子たちも、早く出てないかなぁと
毎日、楽しみに観察していたら
先日、卵の表面に小さな穴が
ポツポツと開いているのを見つけました。


なにこれ?
そして、卵の上を歩き回る
小さな虫さん・・・
写真を撮って拡大してみると
やけに足が太い!蜂みたいです。


この蜂は「オナガアシブトコバチ」という
カマキリの卵に寄生する蜂のようです。
体長は4ミリくらいなんだけど、異様に足が太いの。
この足で、ジャンプするそうです。
この蜂に寄生されている卵の割合は
4個に1個くらいで
1個の卵から羽化してくる蜂の数は
平均すると10匹前後だそうです。
こっちの卵は大丈夫かなぁ・・・


***
秋、カマキリが産卵を始めると
オナガアシブトコバチのメスは
出来上がった卵に、長い産卵管を差し込み
卵を産み付けます。
4月になると、蜂はカマキリよりも
少しだけ早く羽化して卵から脱出
すぐに交尾をして、出てきたばかりの卵に
再び産卵するそうです。

2回目の、空っぽの卵に
産み付けられた卵から孵化した幼虫は
秋にまたカマキリが産卵するまで
何を食べて大きくなるんだろう?
それと
1個の卵から、100匹は生まれるカマキリを
10匹前後の蜂の幼虫が、全部食べてしまえるのか?

昨日、また見てみたら
今度は、穴の中へ入っていく
極小のアリたちを発見しました。

住むのか?それとも
残っている(かもしれない)カマキリの
孵化直前の幼虫を食べにきたのか・・・
虫ってもう、謎だらけ!

「寄生」する昆虫
オナガアシブトコバチとの初対面でした。
もうちょっと続けて、この卵を
観察してみたいと思っています(#^^#)
コメント (2)
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あなたは誰?

2021年02月06日 | 庭でみたいきもの
「廊下に虫がいるよ」
居間に入ってきて、子どもがそう言ったので
えー、だれだれ?と、見にいったら
予想以上に大きな虫が壁に張り付いていて
びっくりしました。


さっそく捕まえて(笑)
いろんな角度から写真を撮って
じっくり見てみると・・・
ヤダ♡カワイイ。
こんな顔してます(^m^)


これは・・・笑ってますね
ここは本当は顔じゃないけど
お猿さんみたいな顔です。


見たまま「猿顔の蛾」で検索してみたけど(笑)
わからない。
次に細長い体形から
「葉巻みたいな蛾」で検索してみました。


ヒットしたのは、「コウモリガ」の仲間。
でも、コウモリガは脚の先まで
モフモフの毛が生えてるから違うかな。


一晩お泊りして
翌日、ベランダのクチナシの葉に放しました。



夕方、ベランダへ見にいったら
同じ格好で葉に止まっていたので
また部屋に連れてきました。
寒くて飛べないのかな?
そしてもう一度、この子が誰なのか検索してみたら・・
もしかしたら「ハマキガ」?


そんな感じ。
私が思ったのは、煙草の「葉巻」だったけど
この蛾は、幼虫が葉を巻くから「ハマキ」らしいです(^^ゞ


ハマキガは幼虫で越冬するそうですが
この子はいつ、どこからウチに来たんだろう?
本当はこんな顔!毛皮のコートを着ているみたい。


**
今日は暖かくて春の陽気でした。
もしかしたら、成虫で越冬していたのかもしれないので
外へ放しに行きました。


蛾の名前を調べるのに、図鑑やネットで画像検索をしますが
捕まえられて緊張している蛾は、図鑑とは違う格好をしているので
なかなか名前の判別がつきません(笑)
こうして翅を広げてくれると、図鑑で調べられますが


こんな姿だと、まるで別人です(^^ゞ


***
山際の、風が当たらない日だまりに来ました。
キューブに閉じ込められて、不安だったろうね。


葉の上に放したら
しばらくお日さまの光を浴びて
そのうち、葉の奥の方へ歩いて行ってしまいました。

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落ち葉の下の越冬隊

2021年01月03日 | 庭でみたいきもの
お正月なのですが
うちは一年中、平日のような時間が流れています(笑)
朴ノ木の落ち葉が
庭の片すみに、雪のように積もっているので
昨日はふと思いついて、庭の掃除をして過ごしました。


秋の終わり頃から、片付けないとなーと思っていたんだけど
落ち葉が積もる庭も好きで(笑)
ついつい放置していたことに着手しました。


でも、枯れ葉は・・・
生きものたちの冬越しの場所だったりするので
拾い集めては、裏返して確認してみると
あー、これは・・・クモのタマゴかな?とか


また、ガサゴソすると
今度はカタツムリ!


空っぽかと思ったら、殻には薄いフィルム状のフタがしてあって
中身は入っているみたいです。
後で調べてみたら、これは冬眠中のカタツムリでした!


カタツムリは変温動物で、寒くなると動けなくなるので
秋のうちにたくさん食べて、寒くなるまえに落ち葉の下などの
暖かい所に潜り込み、殻の入り口に透明な膜でフタをして冬眠するそうです。
この膜には、呼吸するための小さな穴があるとのこと。
確かに!穴がありました。

一生懸命、冬眠の場所を探して寒さをしのいでいる生き物が
ここにどれ位いるのかと思ったら・・・
枯れ葉をぜんぶ片付けるのはやめて、奥の方に集めた葉の中に
カタツムリをうずめておきました(^m^)



明日葉は真冬でも、青々とした葉を茂らせています。
色が褪せた葉を切り取って、整理していたら


あらら、ここにも冬越しの虫がいました。


ゴミ袋に入れるまえに、裏返してみて
発見できました(笑)
サナギなのかも分からないけど、薄い膜を張って
眠っているのだけは分かります。
茎を切ってしまったので、この場所で水に挿して春まで観察します(^^ゞ


**
こうなってくると、もう
どこになにが潜んでいるか分からなくなって
こんな枯れた茎を捨てる時も


一応割ってみると・・・
ああ、ここにはナンキンキノカワガのマユがいました・・・


元通りにして、植え込みの中に挟んでおきました。


枯れ葉の下では、明日葉と同じくらい元気な
オドリコソウの葉っぱが青々としています。
枯れ葉って、冬のこの寒い時期に、他の生き物にとって
とても重要な役目を果たしているのかもと、ふと気づきました。


***
落ち葉拾いはもうやめます。
春になってからにしましょう(^-^)ゝ
枝に絡まっていた「ヘクソカズラ」のツル。


昨年は、このツルの葉が
たくさんのスズメガの幼虫を養ってくれました。
今年もよろしくね。
もとどおり枝に絡ませておきました。


落ち葉をかき分けたら
庭のすみっこに落ちていた鉢植えをみつけました。
気付かなくてごめんね。
でもすごい!水仙の球根みたいですが
どんな状況にあっても、その中でできるだけの事をする・・・
すごい生命力に感動しました。


****
寒い寒い寒い~
夢中になっていたら、身体がすっかり冷えてしまいました。
明日の朝は氷が張るかな。
去年作った「氷のメダル」を思い出して
庭仕事が終わってから仕掛けを作ってみました。


入れ物を探してきて
ビー玉も家から取ってました。


めちゃめちゃ寒いけど楽しい。


ちらし寿司みたい?


今朝はそれほど冷え込まなかったけど
ちらし寿司メダルができてました\(^o^)/

冬の愉しみが、もう少し続きます。

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カマキリの卵/お引越し

2020年12月03日 | 庭でみたいきもの
先日、ベランダで
すだれを片付けようと思って
重石にしていたレンガを除けたら
カマキリの卵を見つけました(#^.^#)


今年の夏、ここにアシナガバチの巣を移転させて


日除けのために掛けていたすだれです。
その後、アシナガバチはアリに襲われて
残念ながら、巣は放棄されてしまい
すだれは巻いたまま、ここに置いてありました。


そう言えば・・・
秋の終わりにこの辺りで
ウロウロしているカマキリを見かけました!
ベランダではエサが無いし、迷ってきたと思ったのですが
そうかぁ・・産卵場所を探していたんですね。



さあ、どうしよう。
このまま春まで、そっとしてあげたいけど
冬場はもう、ここしか日が当たらないので
庭から鉢植えを持ってきて置きたいし・・・
いろいろ考えた末、「カマキリの卵の移転」をすることにしました。


まずは、すだれから切り離しました。


すだれは来年も、誰かの日除けにしたいので(笑)
糸を切らないように、上手に引っこ抜きました。


さすが、カマキリの卵!
このかたまりは、最初は「泡」で作られて
その後、固まる仕組みなので
複雑な凹凸にも、きれいにくっ付いています。


以前ヤモリの卵を、同じようにすだれに産み付けられたとき
切り離そうとしたら接着面が少なくて
ポロッと落ちてしまったのを思い出しました。
カマキリの卵の柔らかい泡が、後から固まる仕組みは、凄いです!


**
さあ、どこに設置しましょうか


来年の春、この卵からチビカマたちが孵化して
その足で第一歩を踏み出すときを想像すると
はたしてベランダでいいのか?
庭の方が、最初のエサを捕まえやすい利点があるけど
天敵も多いから、最初のエサになってしまう欠点もあります。

カマキリ母さんは、何を思って
ベランダまで登ってきて産卵したのかな。
何か思いがあってここに産んだの?

そんな事を考えながら
卵の付いた枝を持って、庭をうろうろしてたけど
移転先はひとまず、庭のネコヤナギの鉢植えに決めました。


枝を固定していると、葉っぱの裏に
ツマグロさんがいました。
つぶらな瞳・・・冬が来るよ(^^)


***
10月の終わりに
散歩のとき、草刈りの土手で拾った卵の


鉢植えと並べて冬を越します。
春にまた、チビちゃんたちと会えますように(^^)/

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明日葉の花と、カマキリ。

2020年11月29日 | 庭でみたいきもの
庭に自生している「明日葉」のつぼみが
9月の中旬に、開き始めました。


ギューーーッと圧縮されていたつぼみが、少しずつほどけて
大きな円台が、あちこちに設置されると・・・
待ってましたとばかりに、虫たちが集まってきます。
アシタバの花は地味なんですが、咲くとその独特の匂いで気付きます。
クセのある匂いが、虫にとっては「たまらない魅惑の匂い」のようです。


ハナアブが、もう夢中。
まるで憑りつかれたように、円台の上で踊ります。


その様子を憑りつかれたように観察している私(笑)
同じ虫が、日に何度も訪れているのに気づきました。


このホタルガも1匹だけ入り浸りで
蜜を吸っています。



小規模ですが「餌場」となった明日葉の花に
ある日突然「蜜を吸わないお客」があらわれました・・・
今シーズン初の、成虫カマキリです!


それから、大きな蜘蛛も。
イオウイロハシリグモみたい。
流し目がカッコいいです(笑)


この蜘蛛は、入れ食い状態で次々と獲物を捕まえているように見えたけど
毎日観察してみると、違いました。
冷たい雨が降る、獲物がゼロの日も、朝から夜までずっと同じ姿勢で
実に我慢強く待ち伏せしていました。


**
成虫になったカマキリをこの秋、庭で4匹見つけました。
カマキリが産まれてから成虫になれる確率は、100分の1ほどなので
400匹くらいのカマキリが生まれたんだろうか?
この子は、洗濯物にくっ付いて部屋にいました(笑)
運がいいのかドジなのか分からないけど、生き残ったスゴイ子です。


メスのようです。


明日葉のテーブルに放しました。


食べられる側と、食べる側。
どちら目線で見るのかで、思いは変わりますね・・


この子は3匹目、翅に「そばかす」があるメスです。


カマキリは動くものしか捕食しないのですが
動かないアオムシとカタツムリは・・・どうなんだろう・・

しばらくして見に行ってみたら
アオムシはいなくなっていました。

***
網を張らない蜘蛛、ワカバグモも
アシタバの花で狩りをしていました。


それから、今回いちばん驚いたのがコレなのですが
蚊が花の蜜を吸っているのを初めて見ました。
脚の模様がシマシマの「ヒトスジシマカ」です。
オスかな?メスも産卵しない時は血ではなく蜜を吸うそうです。


4匹目は、玄関の壁にくっ付いていた
翅の傷んでいるこの子でした。
羽化不全です。
でも、カマキリは長距離を飛ぶ昆虫ではないので
致命傷ではないのかもしれません。

そっとつかんで、明日葉の上に乗せました。

****
去年はここに「アマガエル」がたくさんいたのに・・・


なぜか今年は、カエルの参戦がありませんでした。
どうしたのかな?
ベランダで水を溜めてる容器を覗いてみると


カエルちゃんは、お昼寝中でした。


明日葉の花が咲いてるよ。
行かないの?

眠いみたいです(笑)

11月も明日で終わりますね。
今日は急に寒くなってきました。
明日葉の花も散って、種がふくらんできました。

カマキリのお母さんたちは庭のどこかで
卵を産んでいるかな。
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カマさんのワイヤーアクション

2020年09月28日 | 庭でみたいきもの
今日は風が爽やかだけど
日差しが強くて、まだまだ暑い一日でした。

夕方、庭で水まきしていて
地面からふと視線を上に移したとき・・・
え?そこで何してるのカマさん!
カメラを部屋に取りにいって、写真を撮りました。


カマキリが宙に浮いています(ll゚д゚)


ウチの庭は、クモの巣だらけで
その中のひとつに、カマキリが掛かっていました。
獲物のあまりの大きさに
クモは遠巻きに様子をみているようです。


やっぱり、カマキリは危険な獲物なのかな?
釣りをしていて、サメが掛かってしまったという感じなのかな(笑)
クモはまったく近寄らず、カマキリの方も
冷静な感じで、もがくことなくお互いに静止状態でした。

どうしたよう(ll゚д゚)
しばらく考えて、クモには悪いかなぁと思ったけど
カマキリを糸から外すことにしました。
弱ってきたら食べられたかもしれないのに、ごめんなさい!



クモの網から、虫取り網に移動しても
まったく動じることのないカマさん。
アトラクションが終わったーという感じ。


体についたクモの糸を取ってあげようと思ったら
どこにも糸は絡まっていなくて、びっくりしました。
以前、無人(蜘蛛)のクモの巣にかかったトンボを救出したときは
からだ中に絡まった糸をほぐして取り除いたのに
カマキリの体って、そういうのを弾くようになってるのかな?


助けてくれてありがとう・・というより(笑)
お殿様のような悠然とした様子で
「苦しゅうない、ご苦労であった」と言って
いきなり翅を広げ、飛んでいってしまいました(^-^)ゝ


生存競争を生き抜き、ここまで大きくなっておきながら
クモの糸にかかるなんて、かなりドジだと思うけど
運はいいかも(^m^)
どうか命をまっとうして、子孫を残せますように(#^.^#)



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オケラが溺れていた

2020年09月15日 | 庭でみたいきもの
昨日、携帯電話ショップの予約を取って
それに間に合うように、出掛ける準備をして
ちょっと早めに玄関を出たら・・
水に浮かんでいる虫を見つけてしまいました。


コオロギだ・・・可哀そうに
すくい上げようとしたら
生きています。
ああ良かった!
でも、なんだか変な感じ。
違う容器に移してみると・・


コオロギじゃない(^^ゞ
これってもしかして、オケラ?
持っていカバンを玄関に放って部屋に戻り
パソコンの電源を付けて検索しました。
「オケラ、水中、泳ぐ」


知らなかった!
オケラって、泳げるんだ・・・
土に潜れるし、泳ぎも上手、そして空も飛べるんだって!


でも、アナタ溺れていたんでしょ(^m^)
容器から這い出ることが出来なくて
プカリと浮かんでいたようです。


前に田んぼの道で、見た事があるけど
ウチの庭にいるなんて、なんだか嬉しくなりました。
めったにない機会なので、ジロジロみてしまいました。
ゴメンネ(^-^)ゝ


腕の力がとても強くて
私の指の間を、このギザギザした両手でこじ開けてくるので
イタタ・・と思わず言ってしまうくらい痛い。


モグラと同じ手ですね。




庭のすみに放すと、凄い勢いで穴を掘って
あっという間に、土の中へ潜っていきました。

このあと、我に返って
予約時間にギリギリ間に合いました(笑)
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芙蓉の花

2020年08月20日 | 庭でみたいきもの
夏がきたなぁと
この花が咲き出すと、毎年そう思います。


芙蓉は朝に開花して、日中はたっぷりの花粉を出して
午後の早い時間にはもう店仕舞いする「一日花」です。
朝早くから、色んな虫が「芙蓉レストラン」に
朝ごはんを食べにやってきています(^m^)


「おはよー」「今日も暑くなりそうね」
「ねえねえ、聞いてー、昨日行った花でステキなカレと出会ったの・・」
「えー、それでそれで?」
セセリチョウたちの姦しいお喋りが聴こえてきて
いくらでもアテレコができそうです(笑)


蜜は美味しいのかな。どんな味なんだろう?


クマバチのメスも、朝早くから出勤してきて
ブーンと大きな羽音を立てながら、花粉の海へダイブします!


芙蓉のめしべは、ラッパのような形をしていて
花びらが開くとともに、上を向いてニョキッと長く伸びます。
花粉を集めに来たクマバチは、そのめしべに抱きついてグルングルン
まるで「ポールダンス」を踊っているように、体を回転させています。






*************
蜜や花粉ではなくて、この花が大好きな子もいます(^m^)
それは、「フタトガリコヤガ」の幼虫で
主に葉を食べているのですが、たまにこうして花びらを食しています。
一日花なので、新鮮なうちに急いで食べなきゃ!と忙しそうです(笑)


賑やかなレストランにやってくる、虫を待ち伏せして
朝食をゲットする・・・
一輪の花の上でも、いろんなドラマが生まれています。


この子は・・・通りすがりかな?
大きな卵を抱えたアシダカグモの姿も見られました!


明日は早く起きて、つぼみが開くのを見たいなー


今日もいちにち、無事にすごせました。
ありがとうございました。
おやすみなさい(^_^)
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ネコのおみやげで、セミの名前を知りました

2020年08月06日 | 庭でみたいきもの
庭ネコのシロちゃん(2歳メス)は
普段はとても甘えん坊ですが
狩りの名手です。


スズメやメジロ、トカゲ、ヘビ、野ネズミ、モグラなど
いろんな獲物を仕留めては
それをぜんぶ、玄関の前に置いていきます(ll゚д゚)


6月に入ってからは、トンボとセミが多くなって
最近のおみやげは、セミばかりになりました。
まずは、こちら・・・


つまみ上げると、なんと無傷で生きていました!
なんていうセミだろう?


庭には放せないので、近所の桜の木に逃がしにいきました。


私はセミの種類をほとんど知らなくて
ネットのセミ図鑑で調べました。
それによると、クマゼミのオスのようです。


また違う日。
エサを食べるシロちゃんの足元にセミが!


動かなくなったので、飽きたのでしょうか・・・
ネコに気付かれないように、そーーーと捕まえると
この子も無傷でした!



ネコに捕まったいきものは、ほとんどは命がないか
大怪我をしているのに・・・セミは半分くらいは無傷です。
動かずにじっと攻撃に耐えているのか、それとも動けなくなって助かるのか・・・
そもそも、なんでこんなにセミばかり捕まってしまうのか?謎です
桜の木に逃がしにいきました。
なにゼミだろう?(笑)
またまた図鑑で調べたら、これはアブラゼミでした(^-^)ゝ


数日後、今度は小さいセミがいました。


模様がハデです。
こんなセミもいるんですね・・・


図鑑に載ってました(^^)ニイニイゼミでした。
あの泥だらけの小さな抜け殻は、よく知っていましたが
本体を見るのは初めてでした。


7月の終わりに、また初めて見るような
こんなセミがいました。


他のセミより、シュッとしたスタイルです。


翅も透明ですごくきれい。
図鑑でみたけど、最後まで分からなくて・・・
ツクツクボウシに似てるけど、そうかなぁ
鳴いてくれたらすぐにわかるのに、この状況では鳴けないね(^^ゞ


そう思っていたら、庭でツクツクボウシの鳴き声を
この夏初めて聞きました。
ベランダには、アブラゼミが動かなくなって
転がっていました。
同じように暑い毎日だけど、季節は進んでいるんだなぁ

玄関からシロちゃんの様子を見ている
家ネコのフーちゃん(^-^)
障害があって、耳が聞こえない子ですが、外の世界に興味津々です。


今朝もセミの鳴き声がシャワーのように降り注いでいます。
暑い一日になりそう!
元気に過ごせますように(^-^)ゝ
コメント (2)
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