寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

記憶に残っている映画44「アラモ」

2016年08月09日 10時13分46秒 | 寓居人の思い出話

 もう昔話になりましたが、アメリカ人がヨーロッパの

国に行くと、その国の人たちは振り歴史遺跡を見せたそ

うです。当時アメリカは世界の覇者として新しい文化の

大成を誇示していました。そのことに我慢ならないヨー

ロッパの人たちは自分の国は千数百年以上に及ぶの歴史

があり花を咲かせいた時代もあったということを無言の

うちに誇示していたということです。

 この映画は、いわゆる西部劇の一編ですがなぜか独立

戦争の一場面と思われることがあるそうです。アメリカ

の独立宣言は1776年に行われましたが、その後メキシコ

から独立を目指したしたテキサス州のアラモで行われた

と伝えられている独立戦争(1836年)の一場面を想定し

て制作されたと言われる映画です。なにしろ面白かった

ですね。私の好きな俳優がたくさん出てきました。

 装備も兵員も劣っている独立軍は、メキシコ軍の圧倒

的な戦力に対抗しようと頑張りますが、アメリカ軍の応

援が到着する前に壮絶な戦いを挑んで玉砕してしまいま

した。しかし、メキシコ軍との交渉でメキシコ軍の総攻

撃が行われる前に戦闘能力のない弱者をアラモの砦から

逃れさせるという人道的な場面も描かれています。

 独立戦争や特にアラモの先頭の研究者は、この映画で

描かれていることのいろんな部分で史実とは異なると言

っていますがドキュメンタリーではない娯楽映画に厳密

な時代考証が必要かどうか疑問があります。


ミンミンセミとアブラセミが鳴き始めました

2016年08月09日 06時39分13秒 | 日記・エッセイ・コラム

 4時ころからいろんなセミが鳴き始めます。クマゼミは

目覚ましになっています。

 昨日の夕方初めてアブラセミが鳴き始めました。アブラ

セミはクマセミと違ったテノールといった澄んだ高音の音

を出します。

 そして今朝6時ころミンミンセミが鳴き始めましたまだ

少し鳴き込みが不足しているようで低音の濁った音でした。

 ヒグラシセミの鳴きがすこし少なくなってきました。

 自然界では毎日少しずつ変化しているのですね。毎日が

楽しみです。


オリンピック 優勝者の歓喜表現について

2016年08月08日 06時13分46秒 | 日記・エッセイ・コラム

 オリンピックはお祭りだと思う方が多くいることでしょう。

8日朝の放送を見ていて気が付いたのですが、男子66Kg級で

優勝したイタリアの選手について日本の解説者が批判と思える

発言をしていました。

 イタリアの選手は優勝が決まると宙返りをしたりして喜びを

表現していました。敗者の韓国の選手はしゃがみこんで両手で

顔を覆っていました。その行為に対しての発言のようでした。

   日本人は往々にして対戦相手を気遣うことを美学のように教

えられてきました。それでイタリアの選手のように派手に喜ぶ

ことが気に入らなかったのかもしれませんね。

 しかし、レスリングの日本選手も肩車をしたり宙返りをした

り喜びを表現していますね。精神面を強調する柔道とはいえ、

優勝したら自分なりに喜んでもよいのではないでしょうか。


恋多い女性

2016年08月05日 20時51分59秒 | 日記・エッセイ・コラム

 恋は神代に昔から.....という歌がありましたね。

いつの時代にも恋多い女性(女性とは限りませんが)が

いるものですね。

 中学の同級生の女性が傘寿を迎えて新しい連れ合い(夫

とは別の男性)に巡り合い、同棲を始めたということです。

羨ましいとは全く思いませんが、いくつになっても恋がで

きるというのは素晴らしいことかもしれませんね。

 しかし気を付けてほしいと思います。新手の詐欺という

ことも考えられますからね。この頃何かと高齢者を対象に

あの手この手の詐欺が横行してますからね。などと何かに

つけて疑いたくなる社会はなんとかしなければいけません

ね。


児童虐待増加 これが文明国?

2016年08月04日 16時11分27秒 | 日記・エッセイ・コラム

 本日付けのY新聞の一面記事に児童虐待が最悪の状態

になったと書いています。なぜ年間10万件以上もの児童

虐待が行われるのでしょうか。虐待の定義をどう決める

かによって件数が変化するのは当然でしょう。例え外国

の児童虐待数についてはデータを見つけることができま

せんでした。発展途上国の子供がごみの山を資源になる

ものを探している姿をTVの映像で見ると、これも虐待

なのかと思えるのですがどうでしょうか。

 しかし日本における虐待とは何か質が違うような気が

します。日本の虐待の多くは、親による養育放棄や暴力

による傷害事件に発展することが多いそうです。

 年寄りの昔話ですが、昔、私が子供の頃は子供はどん

な意味合いであれ大事にされたいました。だから一般的

に食糧難の際でも子供には特別配給がありました。

 それはともかくとして子供に対する児童虐待は卑劣な

行為ですよね。文明国の国民として恥ずかしい行為です。

国を挙げて速やかに対策を立ててほしいものです。

 

 


記憶に残っている映画(43)「猿の惑星」

2016年08月02日 09時43分26秒 | 寓居人の思い出話

 人間と猿とはどこが違うのだろうか、と悩んだ少年時代

を思い出しました。手足の様子が似ている、2本の足で立

つことができる、顔が平面的であり目鼻などの部品配置が

似ている、ある程度の知力がある。現代では遺伝子レベル

でどの程度似ているのかについてもすでに明らかになって

いるようですが、私たちが外見から判断するよりもわずか

な違いのようです。

 さて地球の未来世界では、労働力不足を補うために、猿

を単純作業ができるように教育・訓練して実地に使用する

ようになった未来世界から宇宙開発に出かけた宇宙船が地

球に戻ってきました。あまりにも違った光景に宇宙飛行士

たちは、ここは地球ではないと思っていました。しかし調

査をするうちに海岸に毀れ倒れている自由の女神像を発見

するに至り地球だと確信しました。そしてなぜこんなこと

になってしまったのか。さらに調査を進めているときに、

馬に乗っている軍服姿のゴリラの集団に捉まってしまいま

した。連れていかれたところには原始人に姿のような人間

画廊の中につながれており、しかしそのなかの一人の女性

から自分たちが宇宙へ出発した後の世界の変化を聴かされ


愕然とします。その後の話は興味があったら映画をご覧く

ださい。

 この映画を見て、核戦争の結果はこのような状態になっ

てしまうという一例を見た気がします。現在の世界の状況

は非常に混乱した時代のようですね。自ら人類は破滅に向

かっているようですね。早くこの混沌とした世界から抜け

出す方法を見つけなければなりません。「猿の惑星」とい

う映画を見て当時平和のありがたさを思いました。約半世

紀も前に見た映画なのですが今の世界にも通じますね。 


豪雨

2016年08月02日 06時46分06秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝4時12分頃屋根をたたく大きな音で目が覚めました。

この時期は窓を開けて休んでいるので、飛び起きて窓を閉

めました。雨は俗にいうバケツの水をぶち開けるるような

降り方でした。3時20分頃から雷が発生し1分間に数十回

そのうち15回くらい落雷したようです。このように激し

い落雷は、もうずーっと前に行った妙義山の帰りに寄った

下仁田駅付近の落雷のようでした。

 私が当地にきてから初めてのことかもしれません。気象

庁の高密度降水レーダーナウキャストを見ますと、豪雨地

域がまだ当地西方の沼津・三島付近にあるので、数時間後

には再び当地に接近するかもしれません。

  

 天気図を見ると1週間ほど前から伊豆半島南方にある台風

3号崩れの低気圧の影響かもしれません。すっきりした暑い

夏になってほしいですね。


津久井やまゆり園の惨劇

2016年08月01日 09時48分18秒 | 日記・エッセイ・コラム

 津久井山百合園で一人の男によって19人の方犠牲

になり多数の方が重軽傷を負わされるという事件が発

生しました。容疑者はなぜこのような事件を起こした

のでしょうか。容疑者は大麻を吸引し、優生学を口に

したと伝えられています。容疑者は優生学に基づいて、

障害者を標的にしたと言っているようです。事件を起

こす前に障害者470名を抹殺できますと書いた手紙を

衆議院議長公邸届けたといいます。そのために精神保

健福祉法に基づいて緊急措置入院させた。しかし本人

がもうよくなったというので退院させた。その後で今

度の事件を引き起こした。以上のことでいくつかの問

題があると思います。緊急措置入院患者が、本人が良

くなったというので退院を許可したことです。こうい

うことが普通に行われているとしたら恐ろしいことで

すね。もしかしたら経費削減のためと理由をつけるの

でしょうか。

 容疑者が啓示を受けたと思われる「優生学」とは、

1865年フランシス・ゴルドン卿が従兄弟のチャール

ス・ダーウィンの「種の起源」を読んだことから導き

出した思想とされています。

 優生学はアメリカで犯罪者の断種、ドイツでは社会

的不適格者処分(精神病者の抹殺、果てはホロコース

ト)、日本でも一時的にハンセン病者の隔離・断種政

策として実行された。終戦後に母体保護という名目で

優生保護法(1948)として、1997年には母体保護法と

変更された。優生学は学問としては確立しませんでし

たが、社会的には大きな影響をもたらしました。

 優生学は20世紀にいろいろな社会問題を引き起こし

た思想ですが、現在は「着床前遺伝子診断」という別

の形で新しい問題を社会に提起しているようです。

 私の現役時代(もう20年以後)にこれらの話を詳し

く授業で話しました。そのあとで「着床前遺伝子診断」

について学生の考えを聞いたことがあります。当時は

今のように、遺伝子診断が普及していない頃だったと

いうこともあり若い人たちにとっては悩みが一つ増え

たということでした。

 やまゆり園事件はこれからいろんな論争に発展する

かもしれませんね。