ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

後悔

2014-03-21 21:53:46 | 日記

よく、見るTVドラマが今回は、感動ものだった。

 

戦時中、飛行機に乗っていた男の元に、一通の手紙が届いた。

手紙を読んだ男は、息子を連れて、手紙の主に会いに行こうとした。

訪ねあてた住所には、なぜか在宅していなかった。

 

行先は不明。

 

息子は、多忙な中で、仕事が気になって、父の真意をわからずに、会いに行くのをあきらめさせようと

した。

ふとしたきっかけで、父が会おうとしている者のことを探し出すことができた。

 

親子は、入院中の、命の恩人にあうことができた。

恩人に息子を紹介しながら、父は、恩人に言った。

 

「助けられた命もある。私あなたに助けられた。そして私には息子ができた。」

「この息子は今、沢山の人たちを助ける仕事をしている」と。

 

戦争で、敵を散々殺してきた戦士が、年老いて、過去の自分がしてきたことの罪悪感に

さいなまれる。

 

してしまったことは、取り戻せない。

後悔しても、もとに戻すことはできない。

けれど、もし、何かに還元できることがあれば、それに関わりを持つことができれば、罪悪感から、解放されるだろう。

 

親への恩を、自分のこども、あるいは、他人へ、施すことが、親への恩を返すことになるという考えがあった。

最近では、親への恩を返すなんて言う言葉ももしかすると死語かも。

 


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