「母音」言語音の一つ、母音は日本語においては「あ・い・う・え・お」の5個と言われています。
国によって、7つだったり、4つだったり、また、母音と言っても実に、様々な顔を持っています。
最近では、様々なweb辞典が充実してきました。「コトバンク」の辞典を参考にしてください。
参照→ http://kotobank.jp/word/%E6%AF%8D%E9%9F%B3
合唱の練習時に、母音で練習をすることがあります。
たとえば、
「もう、いくつねると おしょうがつ」の歌詞なら
「おう、いううえうお おいぉうあう」となります。
母音は口の形を変えて出すのですが、合唱の場合は口の形は、あまり変えない方法をとります。
参照→ http://blogs.itmedia.co.jp/nagaichika/2010/07/post-f568.html
こうすることで、音色がひとつになりやすく、響きがそろってくるのだそうです。
また第一音で出す場合には、
息を流しておいて、出す。「・・ぁ、あー」
声帯を閉じておいて、出す。「、あー」
の2種類があります。
曲によって、どちらで出すか変わります。
以前、ヴォーカルのセミナーを受けた時に、
「なんでもよいので出しやすい母音を出してください」と言うと、「あ」の人が圧倒的に多いとのことです。
次が
「お」
「う・え」の人は少ないとのことでした。
喉を解放して緊張せずに出せるのが「あ」ですが、合唱のための「あ」は「い・う・え・お」を同じように発声するための「あ」と
考えて、出しましょう。
日本語の「あー」と合唱の「アー」は違うものと思ってください。
合唱は、団員皆が一つの同じ言葉を発声しているように聞こえなければなりません。
男声でも女声でも、です。
「アー・イー・ウー・エー・オー」から、融けあう声を目指してみてください。