麿がついている名前が、おまるからきているらしいというのは、今回初めて知った。
名前のいわれは、様々な意識の表れではある、名付け親の、こどもへの愛情、健康や長寿への願い
からとされることがよくわかった。
本名を口にだすと、魂を奪われる、呪いを受ける、本名は神聖なものという考えなどもあったそう。
日常何気なく使っている名前。
歴史のなかには、思惑やらルールやらがあって、時代の背景を受けて名前がつくようになったそう。
「悪魔」という名前をわが子につけたというエピソードにまたお目にかかった。
1993年のこととか。
もう、10年たっている。
新聞を賑わし、父親が亡くなった時は、ニュースになった。
かつての、父親は、愛児への成長と健康を願ってつけようと思ったのだろうか。
「心太」「海月」というキラキラネームが最近の流行とか。
もともとの読み方を親は知っていてつけているのだろうか。
失礼ながら、笑ってしまった。
日本の場合は、一生背負うもの。
改名しても本名は残る。
名付け親は、責任を持って、つけてあげて欲しいと思う。
日本人なら知っておきたい
名前の由来、名付けのいわれ
大野敏明
じっぴコンパクト新書