葬儀のお布施、15万円「から」ってどういうこと?
https://www.asahi.com/articles/ASL2200C7L21ULZU01C.html?iref=comtop_8_06
抜粋ーーーーーーーーーーーーー
寺との付き合い、断った
埼玉県深谷市の会社員、松本江美子さん(53)からメールが届きました。寺との付き合いを断ち、家族だけのこぢんまりした葬儀を営んだと言います。詳しく聞いてみました。
きっかけは5年前、84歳で亡くなった父の葬儀でした。母は認知症で施設に入っていて、寺との付き合いは父任せでした。一人っ子の松本さんは親戚もほとんどなく、相談相手もいないなかで、葬儀社から祭壇や棺のランク、料理の人数などを次々に尋ねられました。僧侶への対応にも追われ、父の死に向きあう余裕がなかったと言います。
戒名料を含めたお布施はいくらか僧侶に聞くと「15万円から」と言われました。「から」が気になりましたが、15万円を払いました。葬儀社への支払いもあり、全部で50万円かかりました。1カ月後、友人の父が亡くなり、同じ僧侶でした。友人へはお布施として「35万円から」と求めたそうです。「お布施が不透明で、不信感が残りました」。四十九日法要は僧侶を呼ばず、家族だけで納骨しました。
墓地の権利を70万で、墓を150万で揃えた。
その後、貧困家庭に陥り、寺への、支払いに困って、「2,000円を・・・・」 のところを1000円札1枚持って出かけた。
支払いをすませて、控えの場所にいると、坊さんが飛んできて「1000円しかない・・・」と。
お金がない旨伝えて、その日は、帰宅。
その後、意を決して、墓を返すことに。
更地に戻すのに、墓の取り壊し、それに伴う諸々。
50万近くかかった。
その後、配偶者に先立たれ、直葬で送り、秋田県の山奥に散骨。
手配をしてくれたのは「NPO法人〇〇」その時の費用は全部で22万円。
手元の貯金を使い果たした。
墓地の話がでると、「墓は持ってない」「(死んだら)海に撒いて欲しい」と言い続けている。
香典料には相場が。
戒名は、値段によって、変わる。
式の規模は、知名度や料金で変わる。
有名人。付き合いの広い故人。
意外には、ほんの形でいい。
と思う。