ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

天気図

2012-08-18 07:13:03 | 日記

衝撃的だった。

広島・長崎といえば、原爆を投下された街ということは、有名。

毎年のセレモニーも、ニュースで見る。

平和宣言も、保存している。

けれども、広島管区気象台をはじめとして、被爆の被害を被った街が、ひと月後に

「枕崎台風」という驚異に、翻弄され、被爆の傷に追い討ちをかけられ、たということを

知った。

太平洋戦争といえば、沖縄を思い、ガダルカナルとかグアムとか、「トラ・トラ・トラ」とかの言葉を思い浮かべる。

広島、長崎といえば原爆を思い浮かべる。

しかしながら、それは、ほんの一端でしかない。

そして、人を襲った悲劇は、計り知れない。

歴史に埋もれた、広島の、広島管区気象台の台員の被爆と、その後の気象台の壮絶な歴史を「空白の天気図」を通して

一部を知った。

半生というのは、続いているということを改めて思った。

 

空白の天気図 核と災害1945.8・6/9・17

柳田邦男

文春文庫

 

空想科学「日本昔話」読本

柳田理科雄

空想科学文庫