ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

歌舞伎

2011-12-17 10:48:25 | 日記

歌舞伎をだいぶ以前、観に行った。

玉三郎の「楊貴妃」だったと記憶している。

その頃も、財政的に逼迫状態。

ふと、思い立って出向いた。

「うん千円」くらいと高をくくって行った。

思ったより高価で、財布の軽さに、「ここまで来たのに・・・・」とあきらめあぐねていた。

チケットを求める人々が行列だった。

待ち合わせ風の何人かの女性グループが、声をかけてきた。

「チケットが一枚あまっている」とのこと。

飛びついた。

グループと一緒に、入場。

たっぷり、玉三郎の舞台を堪能した。

あれから、何十年と過ぎ。

その後は、テレビで観賞する程度。

あの時の、喜びは、今でも忘れられない。

あの時の、舞台の感動は薄れてしまったけれど、お金があったら、生の舞台をまた観たいと思う。

お能や歌舞伎への興味は、高校生の頃の課外授業で確立。

縁があって、何回か、生の舞台を観ることができたけれど、貧乏人には、テレビで観賞するしかない。

なかなか、縁の作れない状況ではあるけれど、また生の舞台を観たいと思った。

 

だから歌舞伎はおもしろい

富塚慶秀

祥伝社