朝目覚めると、右の胸のあたりに痛みがあった。
おそるおそる、動かしてみると、筋肉痛のようだった。
午後には背中まで痛くなった。
右手を何使った?
しばらく考えて思い当たったのは、法務局へ行っての押印だった。
固い机の上で、乾いていると思しき朱肉を借りての押印は、負担だったようだ。
3年くらい前に、少し右胸あたりに痛みを感じて内科を訪ねたことがあった。
ただの筋肉痛と分かって安堵したものの、なんで筋肉痛を起こしたのかちょっと
疑問だった。
今回は、腕を上げると痛みが走る状況で、一体何が起きたかと穏やかでは
なかった。
原因は何かを考えて、法務局での押印しか思い当たらない。
これからは軽く押印、出来るようにマイ朱肉を持参することにする。
銀行の窓口の朱肉は軽く出来るし、印鑑拭きまで備わっている。
法務局は、申請書を出す所なので、押印は済ませてくるものということか。
やれやれ、であった。
サイン社会では押印はないわけで、書類の修正はどうしているのかとふと
思った。
日本の契約には、やれ、実印。印鑑証明。訂正印。捨印。○○字抹梢、○○字挿入とかにも
印鑑がいる。
印鑑社会って、余計な費用がかかっているのではないかと、思うが、如何なものか。