過労自殺した24歳の人に労災の認定があったそうだ。
超過勤務が200時間を超えていたそうだ。
時間外勤務について「月200時間まで延長できる」とする労使協定届を提出、受理されていたとか。
24歳の人は、07年に入社。
08年7月の残業時間は218時間超。
翌8月末に精神科を受診し、強迫性障害との診断を受けたそうな。
一時的に仕事の少ない部署に異動したものの、多忙な部署への異動が決まった直後、
自殺したとか。
労働時間の国際比較というのがある年間労働時間が2000時間を超えていた日本も少しづつ減って最近ではようやく1800時間を割るまでになった。
参考URL(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3100.html)
先進国では、まだ、労働時間は長い。
労働時間を減らしましょと声高に言われていたのは、過去のこと。
バブルがはじけて、景気が悪くなって、労働条件の悪化も、一部で強化されてしまった。
時間外を100時間以内にと、一時期言われていたのに、最近では200時間を超えてもよい
などという協定がまかり通っていることに、唖然とさせられた。
建設業では国が定める45時間の上限規制の適用除外だそうで、遺族を支援する弁護士らは、
国に改善を求める要請書を提出したそうだ。