SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

袋田温泉、袋田の滝 04 茨城交通湊線

2008-02-15 | 旅行


茨城交通湊線の終点、阿字ヶ浦駅に到着。
このとき次男と女房は車内でお昼寝。
義母、私、長男で写真撮影。

たまたま駅に車両が居た。



すぐに発車していった。
まるで昭和40年代にタイムスリップしたような気がした。
元国鉄のキハ20系ディーゼルカーが発車したあとは静寂だけが残った。



阿字ヶ浦駅は海岸から離れた丘の上にあり、広い敷地には誰も居なくなった。

ホームが長く、敷地が広いのは、以前国鉄から急行が長い編成で乗り入れをしていたからだ。




1時間に1本か2本。
水郡線よりはずっと多い列車数だが、車両や施設が古いままなのか、
寂寞とした雰囲気を感じた。




長男も何を感じたのか、しきりにデジカメのシャッターを押していた。



むかしの国鉄のローカル駅のような駅舎。
今は無人である。



ホームの奥には使われなくなった古い車両が留置されている。
羽幌炭鉱鉄道のデザインの人気車両だった。



その奥にもう一両留置されている。
「女」という文字があるが、この留置車両は夏の海水浴客の脱衣所として開放されている。



この先には線路は無い。
藪があるだけだ。
写真の右手に一軒の家があり、母親が洗濯物を干し、まわりで子供たちが遊んでいた。
ここにも昭和の風景があった。



こうやってみると鉄道車両は大きい。






茨城交通湊線は今春廃止される予定であった。
鹿島鉄道のようにあっけなく廃止されるかと思っていた。
結局は2008年4月1日に、ひたちなか市と茨城交通の共同出資による第三セクターに変わることになった。
なんとか生き長らえたのだ。

これからどんな風に変っていくのだろうか、見守りたい。


SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0
コメント (2)
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袋田温泉、袋田の滝 03

2008-02-15 | 旅行
袋田の滝を去り、竜神大吊り橋へ向かう。
この吊橋は歩行者用では日本最長なんだそうだ。



橋の向こう側に降りる道があり、ハイキングコースになっているようだが、
ほぼ全員が橋を往復してもとに戻る。
観光用というわけだ。
有料である。



橋の上から見た風景。
この橋はダム湖の上に架かっている。
湖からの高さは100メートル。




吊橋だが、まったく揺れない。



KOWAのコイン双眼鏡。

実はKOWAとはあのキューピーコーワや、コルゲンコーワ、キャベジンコーワ、ウナコーワ、バンテリンといった医薬品を作っている興和株式会社のことだ。
そのむかしカメラも作っていた。なかなかのカメラだった。
中古カメラ屋でも時々見ることができる。
現在はレンズや双眼鏡を作っている。
レンズ名は昔も今も「プロミナー」である。

なんで製薬会社がカメラやレンズを作っているのかよくは知らないのだが、
そもそも100年以上前に創業した時は繊維問屋だったそうだ。
要するに、商売をやってきた会社。言い換えれば、人が欲しいものを売ってきた会社ということで、民間会社の本質をやってきただけ。とも言える。






こうやってみると確かにでかい。



またまた古いポストで。
最近は古いポスト写真収集家でもある。?!



次に向かったのは、せっかくのついでということで、阿字ヶ浦に向かう。
茨城交通の終点駅である。
そこから、大洗にむかい水族館に行こうという案だ。
こういうルート選びは女房の得意技。
そもそも我家のクルマにはカーナビはついていない。
アミューズメント選び、ルート選びはママナビである。

道すがらの茨交バス。
凍結防止なのかシートを被せている。



こんな風情のバス停があるのが茨城県の好きなところ。
何だかボンネットバスがやってきそうだ。



運よく(一般的には運悪く)踏み切りの遮断機が下りた。
水郡線である。

義母はすかさずカメラを持って車から外に出る。
私は車内から撮る。


SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0

コメント (4)
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