透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

野幌森林公園の芒やナナカマドの実 

2022-08-24 20:04:20 | 日記

晴れ。最低気温14.3、最高気温25.0℃。

今日も習い事の帰りに野幌森林公園を歩いてきました。

昼下がりの明るい日射しの中で白く輝く芒の穂。芒と言えばこの歌を思い出します。

「風さへも触るるなこれは野の神に今日たてまつるひかりのすすき/永井陽子.」


永井 陽子(ながい ようこ、1951411 - 2000126日)は日本の歌人。歌集に『樟の木のうた』、『ふしぎな楽器』、『モーツァルトの電話帳』、『小さなヴァイオリンが欲しくて』など。


ナナカマドの実が青空を背にご機嫌な様子に見えました。

秋はさりげなくやってくるようで、その表情はいろいろです。今日は優し気でした。

夕方からめっきり涼しくなってきました。今日も各部屋の窓を早々と閉めたところです。

さて、今日の新北のうた暦の掲句はコオロギの鳴き声が詠まれていて親近感が湧きました。

閻魔大王に似ているゆえに名付けられたという閻魔蟋蟀。閻魔さまの使いかもしれないその鳴き声は「つかの間のいのちとわきまえて黄泉に還れ」と私たち人間に言っているのかもしれないと解説にあります。

コオロギの鳴き声を耳にしたとき、この句が浮かんでくるような気がします。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
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