透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

網走で「流氷接岸初日」

2021-01-31 19:16:07 | 日記

晴れ時々雪。最低気温−16.7℃、最高気温−2.7℃。

夕方のニュースは網走で「流氷接岸初日」を迎えたと伝えていました。

平年と比べると2日早く、去年からは11日早いとのことです。

明日は南からの風で一時沿岸から離れるとの予報。その後は北寄りの風が吹く日が多く、接岸範囲が広がる見込みと。

地上ではコロナ禍で昨年の今頃と違う生活を強いられています。そんなことを知る由もなく、オホーツク海に流れついた流氷。ダイナミックな自然の営みに畏敬の念を持って見入ってしまいました。

とはいえ、明日からの動きも風の吹くままらしい流氷に人間味を感じたりもして・・・・。

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野幌森林公園へ

2021-01-30 16:24:06 | 日記

曇り時々雪。最低気温−4.9℃、最高気温−0.5℃。

 午後から野幌森林公園へ。大沢口までは一時ホワイトアウト状態になりました。その後、うっすらと太陽が見え始める頃、ふれあいコースを経て我家に戻ることに。

 風は冷たかったのですが、新鮮な空気を味わうことができる森が身近にあるのは幸せなことです。気持ちが落ち着き、おおらかになれる気がするからです。

 今日は茂太さんの次のことばが目にとまりました。


「天使が飛べるのは、気をラクにもっているからだ。」

(『いい言葉は、いい人生をつくる』斎藤茂太著)


 

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エゾリス、雪の中で奮闘中

2021-01-29 19:06:07 | 日記

雪時々曇り。最低気温−9.3℃、最高気温−0.7℃。

 野幌森林公園にもエゾリスはいます。でも、冬には一度も出会ったことがありません。

 雪降りだった午前中、何気なく見ていたテレビに登場したエゾリスに注目してしまいました。エゾリスは雪の下50㎝にある餌を探し当てることができると聞いてはいたのですが、映し出されていたのはまさにそのシーン。

 厳しい冬を備蓄しておいた自前の餌などを見つけて暮らす彼らは立派です。

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「北海道開拓の村」散策

2021-01-28 20:39:49 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温−5.9℃、最高気温−3.0℃。

旧札幌停車場

旧開拓使札幌本庁舎

旧有島家住宅

旧青山家漁家住宅

農村群

旧信濃神社

開拓小屋

菊田家(裏側)

市街地群

 ほぼ一か月ぶりに開拓の村へ。ボランティア同期の友人と4つのエリアのうち、市街地群、漁村群、農村群の3つのエリアを巡ってきました。山村群は積雪のため、立ち入り禁止です。

 この時期としては氷点下とはいえ、風がなかったからか寒さをあまり感じずに済んだのは幸運なことだったかと。

 旧青山家漁家住宅は屋根からの落雪注意のため、立ち入り禁止。

 農村群の旧信濃神社でお参りをし、開拓小屋まで歩いた後、市街地を戻りました。開拓の村のレストランでイモ餅と豚汁のランチタイム。

 村の中では特別な時間が流れているようで、気が付けば「もう、こんな時間?」ということが多いです。空気もきれいでおいしく、「心身共に癒される・・」という来村者の声が思い起こされました。

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コロナ禍の「サラリーマン川柳」に注目

2021-01-27 19:24:51 | 日記

雨のち曇り時々晴れ。最低気温0.8℃、最高気温4.3℃。

 習い事の先生の所へ向かう道すがらに見た、あれこれです。解けだした車道や空、民家の庭先のスズメ達

 今日は気温がプラスになり、歩道は滑りやすくなっていて、行き交う人たちの多くはペンギン歩きになっていました。

 夕刊には「サラリーマン川柳」の入選作100句のうちの10句が掲載されていました。どの句も目で追っているうちにふっと頬が緩みました。

 第一生命保険が毎年行っている恒例の企画で、応募総数は6万2542句。入選した100句はインターネットなどでの人気投票を経て、5月下旬にはベスト10が選ばれる運びとのこと。

 文字を連ねて笑い飛ばすことができるのも人間だからこそ。人間も捨てたものではないと素直に思えたりもしているところです。

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「101歳の花嫁」というコラム

2021-01-26 17:36:46 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温−11.6℃、最高気温−1.3℃。



 夕刊のコラムの記事に心が暖かくなりました。

 101歳で純白のウェディングドレスに袖を通すことになったのは、当時、グループホームの利用者だった101歳の清野百代さん。車椅子でステージへ登場したお母様はきれいだったそうです。

 昨年12月に106歳で亡くなられたとのこと、ご冥福をお祈りします。

 この試みは檜山管内せたな町と北翔大学の連携事業で、学生が作製したドレスのモデルを募って舞台で発表するというもの。何と夢のある取り組みでしょう。

 コラムの末尾に「家族に尽くして化粧もしない母だった。」とあり、亡き母を重ねてじんわりしてしまいました。私の母も自分のことは後回しにして家族のために生き切った人でした。30数年前に享年67歳で旅立って逝きましたが ・・・・。

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「流氷にシュプール 網走沖」の記事

2021-01-25 18:47:54 | 日記

晴れ時々曇り。最低気温−15.5℃、最高気温−0.6℃。


【網走】オホーツク海を南下する流氷帯が24日、網走市の沖約2キロ付近まで接近した。

 遠くに知床連山を望む好天の下、幅約1キロ弱の流氷の帯が白銀に光る。流氷観光砕氷船「おーろら2」は氷を割りながら海上を勇壮に進んでいた。運航する道東観光開発(網走)は「1月にしては良い氷。厚さもあり、氷を割るときは船にドンドンと振動が来た」と話した。

 網走地方気象台によると、網走では、陸上から肉眼で流氷を確認できる「流氷初日」は平年より4日早い17日だった。平年だと網走の流氷接岸初日は2月2日。接岸も間近と言えそうだ。(岩崎勝、写真も)

                      北海道新聞電子版より


 本日付けの北海道新聞の一面にくぎ付けになりました。網走沖約2㎞付近に迫った流氷帯にシュプールを描いて走行する「おーろら2」の船体。

 知床連山を望むオホーツク海を漂う流氷がモザイク画のようです。「おーろら2」のお仕事がブルーの線描になっています。

 壮大で美しいこのシーンを逃さなかったカメラマンさんと関係者の皆様、グッジョブ!。ありがとうございました。

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百年記念塔と北海道博物館へ

2021-01-24 15:17:08 | 日記

晴れ。最低気温−22.2℃、最高気温−0.1℃。

 お天気が良かったので、車で百年記念塔を眺めてから、北海道博物館へ出かけてきました。

 何度も訪れている博物館ですが、雰囲気も好きで、その都度発見があり楽しむことができます。

 今日はアイヌ文化の世界のコーナーを一巡り。自然を敬う気持ちを食文化に見ることができました。例えば自然からの頂き物である食材を無駄なく使い切る見本のような、サケを使った料理のチタタㇷ゚にです。 

 アイヌ文化の世界を一通り見終えた後、久しぶりにエントランスにあるミュージアム・カフェで煉瓦セット(カフェラテとパウンドケーキ¥460)を注文して一休みしてきました。

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毛利衛著『わたしの宮沢賢治 地球生命の未来圏』(ソレイユ出版)』

2021-01-23 17:14:28 | 日記

雪のち晴れ。最低気温−9.4℃、最高気温−4.3℃。

 昨日、神奈川県に住む兄から送られてきた本です。この本は兄の元に毛利衛氏から送られて来たとのこと。

 毛利氏が北海道大学に助教授として勤務していた頃、兄は助手として同じ教授の下で研究に取り組んでいたそうで、その頃からのお付き合いが縁で度々本が兄の元に贈られてくるのだそうです。

 日頃から賢治愛好家を自称しているわたくし。この本の題名を見た瞬間、妹である私の元へ送ろうと思ってくれたらしいです。


『わたしの宮沢賢治 地球生命の未来圏』(ソレイユ出版)』

〈本の帯から〉

「わたしの宮沢賢治」シリーズ7 

宇宙から吹く未来圏の風とともに、私たちのポストコロナ社会を見つめる!

 賢治作品への共感をもとに、著者が科学者宇宙飛行士として二度宇宙を体験、地球を見て考えた地球と生命のつながり「ユニバソロジ」という新しい世界観に目覚め、ポストコロナ社会を展望するまでの壮大な物語です。

 自然への畏敬といのちへの愛―。「賢治の心」を今こそ伝えたい。


 毛利氏は初めての宇宙飛行に臨み、賢治の「生徒諸君に寄せる」(「詩ノート」付録)の文章の一部を書き写した小さなノートを船内に持ちこんだと、「はじめに」に綴っています。

「新しい時代のコペルニクスよ/あまりに重苦しい重力の法則から/この銀河系を解き放て・・・。」 (「断章六」)

 また、明治生まれの賢治があたかも無重力状態を経験していたかのように、宇宙の哲学を自分に与えてくれていたとも。

  さらに、宇宙から帰還した後に自分のものの見方・考えが変化していることに気づいたとして3点を列挙。

  一つは必死に仕事をしている世界中の名もない人々の善意により命が今に繋がっていること。

  二つ目は賢治を含めた偉人たちによる牽引力で、地球人が未来に思いを馳せる後押しをしていること。

  三つめは科学者や宇宙飛行士としてやってきたことが、個人的なものから社会活動として人類の未来に役立っていること。翻って、宇宙へ向けてのミッションが賢治のいう「イーハトーブ」を発展的に捉えた「地球まほろば」や「ユニバソロジ」、そして「未来智」という概念で社会に発信できるようになったこと。以上は「はじめに」で綴られたことの一部です。

  只今、本文を半分ほど読み進めたところ。厳しい訓練や困難な状況を乗り越えて、二度の宇宙飛行を為し遂げ、船内での実験を成功させてこられた毛利氏だからこそ書きあげられた内容に惹き付けられました。

 賢治の想像力にお墨付きを与えている箇所もあり、驚いてもいます。熱意に溢れた行動の連続に圧倒されながら、後半を読み進めようと思っているところです。

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ふれあいコースへ

2021-01-22 16:42:01 | 日記

晴れ。最低気温−9.3℃、最高気温1.8℃。

今日も日中はプラスになりました。

清々しい青と白と光輝の、お気に入りの風景あれこれです。

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月齢7.9の月

2021-01-21 18:13:12 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温−8.6℃、最高気温3.9℃。

定期健診に同行して江別市立病院へ。会計システムが昨年12月初旬から自動化されていました。

今日は日中がプラスに転じ、帰りの道路には水溜まりができていました。

夕方、雲間から顔を出したのは月齢7.9の月。

月日の経つのは早いものです。

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大寒

2021-01-20 20:35:38 | 日記

曇り時々晴れ時々雪。最低気温−15.7℃、最高気温−5.8℃。

 寒さ極まる大寒の日の南町公園の夕方。

 暦の上での春となる立春は2月3日。暖かな春を待つ公園の木々のささやきが聞こえてきそうでした。

 外出自粛の中で迎える二度目の春。今年の春を微笑んで迎えたいものですが・・・。

 とりあえず、タンパク質を十分に摂ること、筋肉量を減らさないこと、そして、人との交流を密にならないように工夫してはかることでしょうか。

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「流氷・網走沖20㎞まで南下」のニュース

2021-01-19 20:08:08 | 日記

雪時々曇り。最低気温−11.2℃、最高気温−6.3℃。

 夕方のNHKニュースは流氷が網走沖20㎞のところを南下していると伝えていました。

 今年はいつ接岸するのでしょうか。この時期は、故郷網走の沖に例年やってくる流氷のニュースが気になってしょうがありません。

 海が流氷で閉ざされると船の航行が難しくなるので、関係者にとっては邪魔者にもなるのですが、その反面、流氷に付着した植物プランクトンが動物性プランクトンを導き、それらが魚群を導くなど、有難い働きもしてくれるのだとか。

 そして、冬季間はこの時期限定の観光の目玉として大活躍。

 何も言わずに海を豊かにするお手伝いをし、神秘的な営みと姿で私たちを楽しませてくれもする流氷。

 前触れもなく、ぶらりとやって来て、いつの間にか消え去る流氷を「海の風来坊」と名付けてみたこともありました。

 「オホーツクの波間を漂う流氷は 寅さんに似てどこか愛しき」

 この流氷に、注目する日がしばらく続きそうです。

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岩見沢へ

2021-01-18 15:14:44 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温−14.8℃、最高気温−3.8℃。

萩の山スキー場

 岩見沢市の萩の山スキー場へ行くという家人の車に便乗して、郊外の景色を車窓から眺めてきました。広大な雪原はどこを切り取っても青と白のコントラストが際立ち、美しかったです。

 我家に戻る頃には脳内にかかった霞が一掃され、眠気も飛びました。

北海道旗 - Wikipedia

 青と白の景色から、先日、足を運んだ北海道立図書館前にも掲げられていた北海道旗が頭をよぎりました。厳しい風雪に耐え抜いた先人たちの開拓者精神と、雄々しく伸びる北海道の未来をデザインしたもので、昭和42年5月1日に制定されたそうです。

 青色は北の海と空、白色は雪と光、赤色は七光星を象っていて、道民の不屈のエネルギーを表しているとのこと。

 広大な雪原を車窓から眺めつつ、ここにも原生林が生えていたのかしらなどと、熾烈を極めたであろう開拓の頃を思ったりもしたのでした。 

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ふれあいコースのコブシの花芽

2021-01-17 15:01:25 | 日記

曇り時々晴れ。最低気温−10.7℃、最高気温−5.9℃

こぶし

 やっと、我家から歩いて野幌森林公園・ふれあいコースから大沢口を回って来ることができました。膝の具合が今一つだったからです。

 コロナ禍で自由に出かけることができなかった上に、歩くたびに痛みが生じる膝だったので、自分の世界が小さくなっていくのを感じて心細かったです。

 今日はお隣の前を通る時に奥様から「大丈夫?」と心配されたりもして・・・。不安もあったのですが、一歩足を前に出すと後はすんなりコースを巡ってくることができました。

 昨年11月半ばから行けなかったふれあいコースのコブシ。コブシは花芽をつけていて、これから膨らんでいくのを見るのが楽しみです。これが今日いちばんの嬉しいできごとでした。

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