透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

猛吹雪

2015-02-28 22:39:47 | 日記

晴れ。最低気温-3.1℃、最高気温1.9℃。

昨日の午後から本格的に降り出した雪。夜半にかけて猛吹雪となり、一夜明けた今日は積もった雪がベランダをまたしても覆っていた。動ける体を持ち、時間に余裕のある近所の皆さんは総出で除雪作業に追われていた。週末を狙い撃ちするかのような大雪に「こんな雪は初めてだ」とは90歳近い義母の言葉だ。

                          

                                                              《ベランダ側 今日2.28.8:08撮影》

                                                

                                       《ベランダ側 昨日2.27.10:08》

                          

                                         《8畳間 2.28.8:09》

                          

                                         《流し側 2.28.8:09》

                          

                                            《玄関前 2.28.8:12》

                          

                                          《町内会の様子 2.28.8:12》

 

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雪が降る

2015-02-27 20:59:18 | 日記

雪。最低気温0.0℃、最高気温3.1℃。

季節が逆戻りしたかのような雪の朝を迎えた。風もなく静かに絶え間なく降り続ける雪が昨日の風景を一変させていた。木々は雪化粧をして花が咲いたような華やかな姿となっていた。しんしんと降る雪はレースのカーテンのようにも見え、紗がかかったような雪景色は、奥ゆきを感じさせ、味わい深いものとなっていた。

             

             

              

             

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美しい川

2015-02-26 20:38:20 | 日記

晴れ。最低気温-7.4℃、最高気温2.3℃。

日差しが明るさを増して、春を感じさせる日となった。散歩の途中、橋を渡ろうとすると川のせせらぎが聞こえてきた。雪解けが進んで、覆っていた雪を割るように、まばゆい光を放ちながら川が流れていた。目を凝らすと水は川底の石まで見えるほど透き通っていた。川がこれほと澄んでいて美しいとは何と嬉しいことだろう。故郷の川がおおむね変わりなく美しい水を湛えて流れ続けることは、この国にあっても今や幸運なことかもしれないのだから・・・。

               

               

               

               

今、手元にある『庭仕事の愉しみ』(ヘルマン・ヘッセ著 V・ミヒェルス編 岡田朝雄訳))にはヘッセの書簡も収められている。その書簡集に次のようなものがあった。

世界はもう私たちにはほとんど何も与えてくれません。世界はもう喧騒と不安とから成り立っているとしか思えないことがよくあります。けれど、草や樹木は変わりなく成長しています。そしていつの日か地上が完全にコンクリートの箱でおおいつくされうようなことになっても、雲のたわむれは依然としてあり続けるでしょうし、人間は芸術の助けをかりてそこかしこに、神々しいものへと通じるひとつの扉をあけておくでしょう。

(一九四九年一月、クルト・ヴィートヴァルト宛) 

 変わりなくあり続ける自然を美しいと感じ、安心感を持つ瞬間は、しばし人を正気にもどす還元装置のスイッチとなるのかもしれない。

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冬の大三角

2015-02-25 22:26:25 | 日記

曇り時々雪。最低気温-4.6℃、最高気温1.1℃。

昨年の今日の日付のブログがネット上に自動的に送られてくる。これは江別で書いたもので、清里町に住んでいたころのことを懐かしんでいる。

「今から10年ほど前、斜里に近い清里町に住んでいたころ、よくシリウスを見ていた。星空を見ながら散歩するのが好きで、凍てつく雪原の向こうにひときわ輝くシリウスを見つけると不思議な力が湧いてくる気がしたのを思い出す。そのおおいぬ座のシリウスと  こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスを線で繋ぐ冬の大三角もとてもきれいに見えていた。5年前にこの地に越してきてから、星をみる機会が少なくなってきたが、最近、我家の屋根の真上あたりに冬の大三角を見る。街灯の明るさもあり、すっきりとは いかないので、オリオン座のベテルギウスを見つけてから他の星を探したりすることになり苦笑したりして・・・・・・・。

あれから10年、10年一昔かと思いつつ、時の流れを思う。」

そして、今は生田原町で冬の大三角を眺めている。一年とはいえずに、状況は変わるものだが、どこにいても空を見上げれば星を眺めることができるのは嬉しい発見だ。

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2015-02-24 21:36:24 | 日記

晴れのち曇り。最低気温-1・0℃、最高気温1.4℃。

午後、生田原を走る国道242号線を遠軽方向へ散歩する。向かい風は冷たく、そしてかなり強かった。日差しとは裏腹な風の冷たさは例年のことで、帰りには追い風になるのだからと自分に言い聞かせて歩いた。

先日、卒業式の案内が届いていた。そういえば、風は時に人生を語る際に比喩として用いられる自然現象の一つだろう。

例えば、ウィンストン・チャーチル(英国の政治家、ノーベル文学賞受賞 / 1874~1965)の言葉から。(ネットから引用)

「凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない。」(Kites rise highest against the wind – not with it.)

                          

                                    《国道242号線から》

                          

                                    《国道242号線から》

 

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春めく

2015-02-23 21:15:58 | 日記

晴れ。最低気温1.6℃、最高気温7.2℃。

生田原の今日は最高気温が9.5℃、日中もプラスと春の陽気となり、雪解けが一気に進んだ。国道沿いの歩道には水たまりができ、脇道はシャーベット状態となりざくざくして歩きづらかった。でも、暖かいのは嬉しいものだ。散歩の途中に雪割りをしている元気なお年寄りの姿をたくさん見かけた。

道端のネコヤナギは春の陽射しを受けてふっくらとしていた。日毎、芽吹きの準備に余念がない。

ところで、ここで使用している冷蔵庫は小型なので、入りきれない食料は暖房のない南の部屋に保存していたのだが、その部屋の温度が20℃となり、あわてて、地下の室(むろ)に移動した。春の陽射しは暑いカーテンをも通してストーブのないひんやりした部屋を温めてしまう。その力強さに改めて驚いてしまった。

                             

              

                           

                           

                           

 

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拓大ミュージカル「旅する小舟」

2015-02-21 22:10:00 | 日記

晴れ。最低気温-10.5℃、最高気温3.0℃。

深川にある拓殖大学北海道短期大学の学生さんたちによるミュージカル「旅する小舟」を見に、深川まで出かけてきました。生田原からはJR特急オホーツクで。ミュージカル開催会場の深川市民文化交流ホール「み・らい」は深川駅から歩いて6分ほどのところにありました。

さて、午後4時から始まったミュージカル「旅する小舟」は総勢117名で5か月間にわたって取り組まれてきたとのことです。舞台美術や音響照明も見事で完成度の高い舞台でした。キャストの方々はもちろん、裏方の皆さんも含め、学生さんたちの一生懸命な姿に爽やかな感動を覚え、いつしか目頭が熱くなりました。

公演が終了した後、舞台の熱気はロビーに移り、私たち観客の一人一人に「ありがとうございました。」と並んで挨拶する学生さんたちの目は涙で潤んでいました。その姿にもらい泣きしそうになりながら会場を後にしたのでした。 

                  

 

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旧友

2015-02-20 20:19:13 | 日記

雪。最低気温-6.5℃、最高気温1.2℃。

生田原には今から30年ほど前に6年間住んでいたことがあった。その時に知り合った友達と久しぶりに三人で話す機会に恵まれた。先ずはお互いにいろいろな困難を乗り越えて今があることに感謝しつつ、話しが途切れることもなく、昼食をはさんで三時間あまりを過ごした。友達は良いものだ。

吉田兼好の『徒然草』第117段には友について以下のように記されている。良き友としては3点が挙げられているが、彼女たちは「知恵ある友」に該当するなーなどと思った。

 「第117段:友とするに悪き者、七つあり。一つには、高く、やんごとなき人。二つには、若き人。三つには、病なく、身強き人。四つには、酒を好む人。五つには、たけく、勇める兵。六つには、虚言する人。七つには、欲深き人。よき友、三つあり。一つには、物くるる友。二つには医師。三つには、知恵ある友。」

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「雨水の日 あれこれ」

2015-02-19 20:33:02 | 日記

曇り。最低気温-7.8℃、最高気温2.7℃。

毎週末に大雪となっている生田原。実家の両親が云うには、こんな大雪は経験がないそうだ。大雪の痕跡が残っているとはいえ、今日は雨水。

広辞苑には「①あまみず ②二十四節気の一つ。太陽の黄経が330度の時で、正月の中(ちゅう)。太陽暦の2月19日頃に当たる。」とあった。新明解国語辞典によると、広辞苑にない表現としては、「雨水の肌に与える冷たさが和らぎ、草木が芽ぐみ始める時分の意。」とあり、春のイメージがぐんと強まっている。雪の中の木々も芽吹きに備え、静かにエネルギーを発しているのだろう。

生田原町のちゃちゃワールド前の国道242号線を遠軽方向に少し歩くと、川沿いに柳がある。その花穂が膨らみ、銀毛が遠目でもそれと分かるようになってきた。季節は人の世の荒廃とはかかわりなく、巡ってくるのだ。

                           

                                    《ネコヤナギの銀毛》

                           

                              《国道242号線上のカラスよ 春はもうすぐ》

                           

                                《玄関前の電線には雀が3羽》

                           

                              《雨水の日のパイナップル 何だか嬉しそう》

                           

                                  《拳(こぶし)大に成長 順調です》

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流氷

2015-02-18 20:47:21 | 日記

曇り。最低気温-1.2℃、最高気温2.5℃。

家人と網走の流氷を見に出かけました。生田原から車で約2時間あまり、曇り空を映したグレーのオホーツク海に流氷の姿を見ることができました。先日の暴風雪で岸近くに運ばれてきたのでしょう。滞在中、雲間からわずかに日差しが覗き、水平線上の空がうっすらと青みを帯びると、流氷の大小様々な形が浮き上がってきました。青空は望めませんでしたが、風頼みの流氷に出会えたことは幸運だったと思います。

                

                                    《赤灯台付近の駐車場から》

                

                                       《北浜駅の展望台から》

                           

                                        《北浜駅》               

                           

                                      《北浜駅の前で》

                           

                                    《北浜駅の展望台から》

                           

                                    《北浜駅の展望台から》

                           

                       《北浜駅の展望台から 先日の吹雪によりJRは運休していました》

 

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3月上旬の暖かさ

2015-02-17 21:44:34 | 日記

曇り。最低気温-6.3℃、最高気温3.7℃。

上空に暖かい空気が入り込んだようで、日中の気温が上昇し、ベランダをおおっていた雪が沈んで、向かい側の家が見えるようになった。下の写真は午後3時過ぎのもので、前日のものと比べると、雪の量の変化が分かると思う。16日までの雪の影響で、今日も車両繰りでJRは特急オホーツク1本が運休したそうだ。

                          

                          

                          

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吹雪の跡

2015-02-16 21:28:14 | 日記

雪。最低気温-0.5℃、最高気温1.6℃。

大雪がベランダをふさぐ勢いだった。国道242号線の歩道にも雪が塀のようになっていた。除雪車が出動して道を開けていた。JRは終日運休していた。

                       

                       

                       

                       

 

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吹雪模様の一日

2015-02-15 21:19:16 | 日記

雪。最低気温-5.6℃、最高気温1.5℃。

終日吹雪模様だった。風に飛ばされた雪が歩道に吹き溜まりになっていた。図書館まで歩いたが、すれ違う人もなかった。生田原には数冊の本も持ってきていたのだが、ここの図書館を訪ねた際に「三国志」(横山光輝著 希望コミック 潮出版社)を見つけ、図書カードを作ってもらって借りはじめた。最初は2冊だけだったが、次の日は10冊、そして今日は13冊。外が吹雪というのはこういう読書にはうってつけのような気がする。全部で60巻あるこのシリーズを読み切るのはいつの日か・・・・・。

民の心をつかむ政とは、一目置かれるリーダーが人間として備えているものは何かなど、コミックといえど考えさせられる事が多い。読後、すっきり感があるのは、善悪の価値判断がまっとうで、ぶれていないからなのかと思う。

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オホーツク文学館へ

2015-02-13 21:33:05 | 日記

晴れのち雪。最低気温-8.1℃、最高気温-2.2℃。

今日は生田原のオホーツク文学館を訪れました。オホーツク文学館はこの建物の二階にあり、一階は駅舎や図書館として利用される複合施設となっています。生田原のエントランスでもあるこの建物ですが、落ち着いていて風格を感じさせる外観だと思います。

さて、文学館に足を踏み入れると、そこには著名な作家の方々によるオホーツクの地にまつわる数々の作品が展示されていました。網走に生まれ育った私はオホーツクという言葉の響きに親しみを覚えるところがあり、この地が作家の手にかかるとどのような表現になるのかとケース内に広げられた作品に目を凝らしました。

順に回っていくうちに宮沢賢治の「宗谷〔二〕」や別のコーナーでは「宗谷挽歌」を発見しました。懐かしい人に出会ったような・・・・・・。驚いたり嬉しくなったりで、しばし、見入ってしまいました。

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

「宗谷〔二〕」『新修 宮沢賢治全集 第6巻』筑摩書房 昭和55(1980)年2月発行 定価2060円(本体2000円)

余計なことですが、消費税が3%だった時だったのですね。

                       

このコーナーでは、宮沢賢治の「宗谷挽歌」が取り上げられていました。

            

下の部分を拡大してみました。

            

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サロマ湖

2015-02-12 22:49:08 | 日記

晴れ。最低気温-10.1℃、最高気温1.4℃。

午後から家人と佐呂間町へ所用で出かけました。帰り道沿いに見たサロマ湖は結氷した湖面が雪化粧され、静かにまどろんでいるように見えました。一定期間、凍ることで新しい展開が期待できることもあるのかなと思いました。

ウキペディアによるとサロマ湖の「面積は約152km²で、北海道内で最も大きな湖であり、琵琶湖霞ヶ浦に次いで日本で3番目に大きく(日本の湖沼の面積順の一覧参照)、汽水湖では日本最大である。」とのこと。

汽水とは広辞苑によると「海水と淡水との混合によって生じた低塩分の海水。内湾・河口部などの海水。」とあった。                                                                                                           

 

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